出張回想録Vol.23

地中海の真珠
「アレクサンドリア」

エジプト２日目、
ナイル川を背景に静かに昇る朝日を眺めながらカイロを出発しました。
車が渋滞する朝の通勤ラッシュを避けて、早朝より取引先の番頭さんと営業部長とカイロよりエジプト北部の地中海沿岸にある第２の都市アレクサンドリアを目指し車で移動します。途中、幾つかの代理店を周り顧客満足度調査をしながらアレク到着は夕方頃となる予定です。

コスモポリタンな街アレクサンドリア
この当時、カイロやルクソールに比べると日本人観光客には余り知られていないアレクサンドリアですが、ギリシャ文化とオリエント文化が融合して誕生したヘレニズム文化をはじめ、ローマ帝国時代やイスラム王朝時代などの歴史を感じられるスポットがワンサカあります。
エメラルドグリーンの海とまばゆい白砂が広がり、地中海のビーチリゾートが楽しめ、ヨーロッパを中心に世界中から観光客が訪れ連日賑わっています。

偉大なるアレクサンダー大王
アレクサンドリアは２０００年以上前にアレクサンドロス３生が最初に建設した都市で、世界の中心都市だったアレクサンドリアは、現在も国際色が豊かな都市で、世界交易の港町らしい自由でコスモポリタンな雰囲気が漂っています。
そんな楽しみ満載のアレクサンドリアに到着したのは、予定通り地中海に夕日がドップリと沈む頃でした。
今夜は取引先社長のセカンドハウスに泊まり、海鮮物豊かな地中海料理をたらふくいただきます。

アレクサンドロス３世大王
(ペルシャ語ではイスカンダル)
と遠征の軌跡

つづく。。、、、