医学部1年~4年が絶対に知るべきこと①
今回は自身の学生時代を振り返って、1~4年生のうちに知りたかった情報をお伝えします。私個人の経験に基づくことではございますが、多くの人に当てはまり実践的なことだと思います。
結論:運動部に入れ。
運動部に入りましょう。2年生以降に途中入部でも構いません。
(できればサークルではなく部活)
入る部活を選ぶ際、自分のやりたいことを選択することはもちろんですが、「何部所属」という言葉自体が自分をアピールする魔法のフレーズになることを理解した上で選びましょう。
理由①賢く医学部生活を過ごすことができるため
部活動を通して、同期から先輩後輩、他学部など幅広い人脈を手に入れることができます。試験の多い医学部生活にフォーカスすると、その人脈を生かして試験対策の資料を手に入れたり、先輩から実践的なアドバイスを簡単に得ることができます。
理由②意欲があり体力がある学生であるとアピールできるため
この理由が一番伝えたい理由です。
4,5年でいざ病院実習が始まれば、先生方は大学生との話題もそう多くなく、出身高校や部活動を聞いて茶を濁す、、ということが多々あります。その際に部活動に所属していないと、つかみどころのない、面白みに欠ける人物ととらえられることがしばしばあります。
いやいや、そんな単純に人を評価なんてしないでしょう。と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、先生方はあなたと小一時間雑談をするほど暇ではないので、あなたが伝える断片的な情報が、まるでステータスかのように受け取られやすいのです。
このことは、むしろ初期臨床研修病院の見学に行った際に大きく響いてきます。対応する先生は、たくさんいる学生に相対的な評価を付け、採用する学生を見極める必要があるからです。 ここで一度、病院における初期臨床研修医の立場を確認します。実践的な経験や知識はほとんど無く、ひたすら教えられるのみの立場であり、意欲的に働くことが求められます。また医師としては最年少であるため、ハードな業務である当直を任されることが多く、体力が求められます。 これを踏まえて、あなたが病院の一医師として学生に応対した際、どう考えるでしょうか。部活動など話しやすい話題を通して、意欲的で体力がある学生を選びたいと思うのではないでしょうか。
マッチング試験を受験する際に、履歴書・エントリーシートを記入し、面接試験に臨むことになりますが、その際も大学生活で力を入れたことのエピソードとして部活動は大活躍します。
まとめ
部活動やサークルは学生生活を彩るものであるとともに、自身に備わる意欲と体力を勝手にアピールしてくれる魔法の言葉として活躍し、ガクチカの材料としてもとても優秀であるため、慎重かつ打算的に選び、必ず所属するべきです。
少ない文字数で、相手に好印象を与える「部活動」を活用しましょう。
おすすめは活動頻度がそこそこであり、引退の時期が早い部活で、スポーツ名を聞いただけで体力が必要だと連想する、メジャースポーツの部活です。
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