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八方池チャレンジ成功


どうも、ゆさです。少々長いですがお付き合いください。

初めての八方池

北アルプスの人気スポット、八方池。
私がこの場所を知ったのはちょうど1年前くらいでしょうか。SNSで流れてきた美しいリフレクションに「日本にもこんな場所があるのか!」と。

2024年正月。今年のやりたいことリストには「八方池でリフレクションを見る」と書きました。

そして、初めての八方池チャレンジをしたのは7月後半のこと。八方池が雪解けしたタイミングを見計らい突撃しました。

が、見事に失敗。

奥の山々は雲に覆われているうえに風の影響もあり見た瞬間落胆です。

初めてのリフレクションチャレンジ

白馬でペンションを経営している方に話を伺うと、「近年は温暖化の影響もあり夏場はとにかく雲が多い。昔は夏場でも晴れる機会が多かったんだけどなぁ。」とおっしゃってました。「でも秋は綺麗に見れることが多いよ」という希望の見えるお言葉も。

この時、「よし、秋にもう一回チャレンジしよう!」と決めました。

リベンジ編

そして、2週間前の10月三連休のこと。嫁は友人と旅行に行ったため、家に1人取り残されている私。私の住んでいる神奈川の土曜の天気は最高。こんな日にゴロゴロしてていいんだろうか。そんな想いを抱きながら北アルプスの方へ登山している人たちのインスタグラムを見てみます。すると、リフレクションが綺麗に映る八方池の写真をあげている方がいるではありませんか!
ここで、次の日の八方池の天気を調べてみると明日も晴れ。しかも風はない。これまで一人で山に行ったことはないが・・・

「こんな絶好の条件が揃っているなら行くしかない!!」

急いでレンタカーを手配します。

土曜の20時にレンタカーを受け取り、駆け足で準備を済ませ22時神奈川から白馬へ向け出発します。
狙うのは朝5時から運行してる黒菱第三駐車場からのロープウェイ。そして八方池から見るモルゲンロートです。

渋滞もなく快適に車を進めます。しかし、日付を回る頃に睡魔が襲ってきました。まだ山梨なのに、、、でも事故ってしまっては元も子もありません。ここで30分仮眠を取ります。
その後再出発して安曇野IC で高速を降ります。ここでまたもや睡魔が。2度目の仮眠を取ります。まだこの時点で朝の2時半。あと1時間ほどで到着するのでロープウェイの時刻までは余裕です。

30分ほど寝たあとまたまた再出発。白馬村へ入ります。
長野オリンピックのモニュメントを見つけると、ここからはホテルやペンションの通りを抜けて山を駆け上がるだけ。

ところが、、、
この時間に反対側から何台もの車が返ってきます。「なんでだろう??」と疑問に思ってましたがすぐに解決。なんと朝4時にも関わらず黒菱の駐車場は満車の看板が。
これはリサーチ不足というか読みが甘すぎというか。紅葉などが見頃の時期に1時間前に行っても駄目ですよね。

なんとか黒菱まで行く方法はないかと調べましたが諦めるしかなさそう。仕方がない。

朝5時半、八方の駅へ。事前にチケットを購入していた人たちは乗車待ちの列へ。チケットを持ってない人は当日券販売の列へ。ここもまたリサーチ不足。事前にチケットを購入しておく手があったのか!

朝7時、ロープウェイが動き始めます。チケットを購入してからロープウェイの列に並びましたが、7時半頃、無事にロープウェイに乗車しました。

ゴンドラやリフトを乗り継いで八方池山荘を目指します。


途中、美しい紅葉のバックにそびえるアルプスの山が顔をのぞかせます。

八方池山荘からはいよいよハイキングの始まりです。易しいコースとハードコースがありますが、迷わず易しいコースを進みます(笑)

こちらは木道が整備されているためかなり歩きやすいコースになっています。

木道沿いはずっとガスってましたが稜線まで出ると反対側はすっきり晴れていました。岩稜帯の白馬岳や杓子岳などが姿を見せています。

右に雄大な山々を眺めながら、ここからはガレ場を進みます。

そして・・・

見えた!八方池は風もなくしっかりと周囲の風景が水面に映っています。

少し場所を変えると、白馬の山たちが映っています。やや雲は多めですが、この雲たちもまた良い味を出しているので最高です。まるで天空の楽園でした。
ロープウェイを降りて40分ほどで到着できるので気軽に足を運べるのがまた良いポイント。その分、人はごった返していますが。

ここまでは森林限界で樹木が生えていなかったのですが、八方池から先は木々の間を歩いていきます。紅葉のトンネルを歩いて唐松岳山頂を目指します。

ここは扇雪渓。有名なポイントです。

ガレ場を進んでいきます。

稜線を歩いていきますがほんっとうに絶好の山日和でした!

そして、山頂到着!
写真待ちの列で10人以上並んでいました。
八方池からは2時間半くらいで登ることが出来ました。

白馬岳方面の様子。この稜線から歩いてくる人もいましたが見るからに怖そう、、、高所恐怖症の私には到底無理です笑

1時間ほど山頂でゆっくりしたら下山開始。下山は大行列に。さらに八方池山荘のリフトでは数百人待ちの列が。見頃なうえにこの天気となれば人が殺到しますよね。

いやいや、でもほんと良い登山でさいっこうのリフレッシュになりました。山からしか得られない養分があるってまさにこのことですね。

また来年は八方池のモルゲンロートや雲一つ無いリフレクションのチャレンジをしたいですね。平日に。

では、また。


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