境界性知能の方でも優秀な営業マンになれます！

みなさんこんにちは、本日は近年ネット等で話題に上がる「境界性知能」についてお話していこうと思います。

まず初めに言っておきますが、私自身この境界性知能という言葉はあまりよく思っていません。それは世の中というのは様々な特性、長所、短所、得意、不得意なものを持った人々の集まりです。

世の中はグラデーションである。だからこそ自分の得意を上手に伸ばして戦うことが大切。

なので今回は境界性知能と決めつけて枠組みして解説するというよりはこのグレーゾーンに枠組みされてしまうような物事を覚えるのが苦手な子、なかなかこちらの説明を理解して貰えないような子へ指導していくお話をしていきます。

逆に上司からの説明がなかなか理解できず日々の業務に苦労していてこの記事に辿り着いた方、大丈夫です。貴方は今日ここから優秀な営業マン・会社員になっていくためのステップを解説しますので何度もこの記事を読み直して今日から少しずつ成長していきましょう✨それでは解説していきます。

①境界性知能とは

IQが知的障害の人（おおむねIQ70未満）と平均的の人（おおむねIQ85～115）の間に位置する人を指します。

IQが70〜84の境界知能の人は、日本中で約1700万人、約14％もいるとされています。割合でいうと７人に１人、結構多い割合ですよね。

境界知能の人は、軽度知的障害の人と同じような困難を抱えているにもかかわらず、あらゆる公的支援からこぼれ落ちてしまい日々の生活にとても苦労している方がいます。障害ではなくあくまで通称なんです。

②これが仕事に及ぼす影響は？

（１）物覚えが悪く、何回も同じミスを繰り返してしまう。

これは本当にあると思います。過去にこういう若手を何人も見てきました。今では知識があるのでそれを理解して何度も根気強く教えることも本人たちへ「お前は境界性知能だ」と宣告するのではなく上手にミスを減らしていけるような指導も出来ています。

（２）今やってほしいことの内容を何点か説明して作業を開始してもらったが、全然取り組むことが出来ない。

今やってほしいこと言ったばっかだよね？何聞いてんの？？

みたいなことを思ったり聞いたりしたことは有りませんか？私も昔はそう思ってしまう事も度々ありました。「マルチタスクが苦手」というウィークポイントがあります。なので一度に何個もお願いすると本人は処理しきれずパニック状態で業務をすることになってしまいます。

（３）お客様の元へ営業に行くが相手からの質問に適切な回答が出来ず、なかなか契約を取ることが出来ない。

マルチタスクが苦手ですがシングルタスクでも処理する時間が平均的な時間以上にかかってしまう特徴もあります。

なのでお客様のところで営業へ行っても良質な関係構築が出来ないため契約を取ることが苦手だったりします。

③どのように対策していけばいいのか

（１）メモを活用しよう！

これはありきたりな対策に聞こえますが一番効果的です。ただし大切なのはメモの取り方です。

基本的に読み書き、計算に時間を要することが多いです。メモをしても何をメモしたか忘れて見返すこともなく同じミスを繰り返してしまうことがあると思います。メモというのは大きく分けて

【１】頼まれたことをクリアするたびに消していくタスク管理
【２）業務において大事な知識を文章で残し何度も見返す復習スペース
【３】自分が出来ないと感じたものをすぐ文章で残す反省スペース

この三つを分けて管理できるノート・手帳を用意することが活きるメモの取り方です。最近では書店でもタスク管理項目等が多く用意された手帳やノートもありますのでぜひ書店へ足を運んでみてください。

（２）頼み事はクリアできる量を見つけてあげる。

先ほど記載したように時間がかかってでもシングルタスクはこなせます。一度に何個もお願いするのではなく細かくわけてお願いすることで対策できます。また受け手側の対策としては先輩からの複数個の依頼はメモを使用して個別の作業工程としてメモする癖をつけましょう。そして一つずつタスクをこなしていくことで少しずつ自信と複数のタスクを覚える力がついていきます。焦る必要はないです、ゆっくり丁寧にクリアしていきましょう。

（３）営業は沢山しゃべる必要はないんです。

対面営業は確かにトークを円滑に行ってお客様と良好な関係を作ることが必要だったりします。ですが上手にしゃべることが出来なくても大丈夫です。しっかりと資料を用意して相手に理解して貰えるようにしたり、お客様からの質問はその場でしっかりとメモをしてその場でこたえられる物を現地ですぐ説明してあげて対応が困難に感じたものは会社で確認してから後日説明しますと伝えればいいんです。

それが日ごろからメモを取る習慣をつけておくとこの手法が活きてくるんです。優秀な営業マンはお客様からの疑問や質問に音速でこたえられる人を言うのではなく、誠意をもって回答できる努力を怠らない人の事を言うんです。貴方でもできる事です、決して諦めたり悲観することは有りません。

（４）最後に

ここまでこの記事をご覧いただきありがとうございました。

今現在仕事をうなくこなせない事に悩みこの記事に辿り着いた貴方も、そんな後輩の育成に悩みこのフレーズを検索してこの記事に辿り着いた貴方も大丈夫です。

何度もこの記事を読み返して対策・指導していくことで未来は少しずつ好転していきます。冒頭でも書きましたがこの世はグラデーション。いろんな色を持った皆で出来ています。だからこそみんなで綺麗な色を作りたいですね。

これからも営業マンに有益な記事を書いていきますでまた次の記事でお会いしましょう、さようなら。