007 4Kレストア第一弾を全て観た話
BOND60 ということで、今年は007生誕60周年。人気作品が4Kになって劇場に帰ってきた。
第一弾は「女王陛下の007」「007は二度死ぬ」「私を愛したスパイ」「ゴールデンアイ」「ロシアより愛をこめて」の5作品。
毎晩映画館に通い詰め、なんとか5作品全てを観ることができたので感想を書いていく。
ロシアより愛を込めて
1本目はショーン・コネリー演じる初代ボンドの超人気作。
これは流石にDVDなりサブスクで観たことがあったが、1本目ということもあり、4Kレストアの綺麗さに驚かされた。そして何よりあのオープニングのガンバレルシーケンスを劇場で観られるのは堪らない。
私はダニエル・クレイグから入った比較的若い世代なので、ところどころ古さを感じてしまう部分はあるが、それでもやはり名作は色褪せない。
アタッシュケースのガジェットが男心をくすぐる。
女王陛下の007
ジョージ・レーゼンビー主演、2代目ボンド。
この作品は観たことがなかったが、とても素晴らしい。このボンドはとんでもない女たらしで、とにかく女を抱く色男である。
最後には結婚までしてしまう。そしてあんなバッドエンドがあっていいのだろうか(笑)
音楽については最新作「NO TIME TO DIE」に使われているものがあった。
初見ということもありかなり楽しめた。私は彼が演じるボンドも悪くないと感じた。1作で降りてしまったのは残念だ。
ゴールデンアイ
はいきました、ゴールデンアイ。私が007を知ったのはこの作品のWiiのゲームだ(笑)
なので、そういった視点で観るとかなりゲームの再現度が高いことがわかった。そしてオープニングの主題歌も堪らない。ピアース・ブロスナンのボンドはバランスのいい感じで私は好きだ。敵のオナトップも色っぽくて大好き。
アクションもかなりド派手である。この辺りからパソコンが普及し始めたので、作中でもそれを使った描写が増えてくるね。
007は二度死ぬ
ショーン・コネリー作品。4Kで蘇る昭和の日本、これが観られるだけでも価値のあるものだった。相撲のシーンの迫力が凄い。そして何より和のボンドガールが美しい。ボンドが日本語を話すシーンは笑ってしまった。黒髪ぱっつんのショーンコネリーもかわいい。
さらには車好きには堪らない、幻の名車トヨタ2000GTがボンドカーとして登場する。スープラに受け継がれているあのボディラインはとても美しい。
私を愛したスパイ
最後はロジャー・ムーアの名作。
ムーアの作品はあまり観てこなかったが、この作品は断片的に観た記憶があった。特徴的なのは水陸両用ボンドカー。あんなことは本当にできるのだろうか(笑)
そして何よりもムーアボンドはユーモアたっぷりジョークおじさん。ことあるごとにジョークを発するボンドはチャーミングだ。作品自体のテイストもユーモアたっぷり、Qとの絡みも面白い。
また、オープニング主題歌が007屈指の名曲だと思う。家に帰ってからAppleMusicで鬼リピしてしまった。
5本ともそれぞれ魅力がありどれもかなり楽しめた。
これは無理をして劇場まで観に行った甲斐があった。最高の体験をありがとう。そして第二弾も楽しみなのだー。
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