2022もDroidKaigiのスタッフをしてきました
DroidKaigi 2022のスタッフ業をしてきました。今回もまた振り返りをしてみます。過去の振り返りなど↓
3年ぶりのオフライン開催
最後にオフライン開催をしたのは2019年です。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、直前に開催中止となってしまいました。準備はほぼ全て終わっていたのでとても残念で、いろんな気持ちを抱きつつも供養blogも書く気になれず空白の年でした。
年月が経ち、情勢が変わり、会場が変わり、ノウハウが失われ、スタッフも一般参加者も協賛企業の方も恐らく半分ほどが初参加だったのではないでしょうか。そんな中での開催はかつてない難易度でした。準備死ぬほど大変だったのに、終わったら「楽しかった!!!」という記憶で上書きしてしまっていますw 皆さんの感想tweetがとにかく嬉しい!
会場探し
準備序盤の頃は、会場探しを担当しました。開催形態も日程も未定な中、映画館や地方など過去にない会場も含め様々な場所をリストアップし、電話やメールで問い合わせて時期感を探ります。
探すうちに、開催コンセプトを決める必要性に気付きました。どんな体験をしてほしいのかによって、会場が異なるのです。2021のオンライン開催はセッションに絞って開催していましたが、2022ではミートアップやハンズオンなどオフラインならではの体験も実現したい、とはいえオンラインを置いてきぼりにしないハイブリッド開催をどう実現するか…トレードオフで何を取り何を諦めるのか…議論が難航して時間がかかり、後々のスケジュールも全部パッツパツになってしまいました。
とはいえ、やってみたら今回はこの会場でよかったなと感じました!慣れない参加者が多い中、見通しやすく回遊しやすかったのが良かったですね!
協賛企業対応
2019で協賛企業管理に自分がkintoneを導入した経緯もあり、協賛周りも担当しました。分担はしたものの、かなりの量のメールをしていました。調整や検討に時間がかかり、ご連絡が遅くなることもあったのは申し訳なかったです…決めることが山ほどあった…
当日もメインのタスクは協賛企業ブースのある「展示ルーム」のリーダーでした。プラチナ・ゴールドプランの合計25社がブースを出展し、たくさんの方々が交流していました!特に今回初の企画であるスタンプラリーが好評で皆さんパンフレットを持って各ブースをまわったり、お話をしたりくじびきや投票などお祭り感を楽しんでいました。
ブースに立つ方が合計100名ほどはいる状況のマネジメント・ハンドリングは我ながら頑張ったんじゃないかなと思います。スタッフからもトランシーバーで相談が来るので、忙しい時間は自分がパンクしたものの他のスタッフ達が助けてくれました。感謝!
ネイル
こちらも今回初の企画、ネイルの言い出しっぺは私です。
イベントとなったらネイルしたいですよね!!ネイルプリンターの存在を知り、あわよくば…と言ってみたらネイリストさんを呼ぶ案が出ました!男性が多い中で女性をメイン対象とする企画は普通ならば言い出しづらいですが、DroidKaigiはすごく心理的安全性を確保している組織で、やりたいことをやりたいと遠慮せず言える環境を作ってくれており非常に有り難いです!今年スタッフに女性が増えたことでリアクションがついたのも心強くなりました!
この手の企画は案が出たとしても実現するのは一握りです。どうしても開催を成り立たせるための必須タスクが優先されるからです。ですが新しいスタッフが担当してくれたおかげで実現できました!ありがとうございました!!
技術カンファレンスでネイルなんて全く馴染みがないので、人が来なくてガラガラだったらどうしよう…という考えは杞憂でした。常に順番待ちで男性も楽しんでいたので、恒例企画となることを期待しています!!
ミートアップ
こちらは準備はほとんど携わっておらず、単純に当日楽しみました!属性や興味によって異なる回を選択でき、私は同性の友達を作りたかったのでDay.1の夜に参加しました。
私は以前このnoteを書いて大きな話題を呼んだのですが、反響の内の1つとして、エンジニアを目指す女性の学生さんから「いろんな女性の先輩を知ることができて安心した」と感謝のDMをいただいたことがありました。
なんとその方と偶然ミートアップ会場で遭遇し「一度お会いしてみたいと思ってました!」と言っていただけたのが嬉しかったです!
他にも「あれ…?〇〇さんって知ってます?〇〇さんから、 @wiroha さんを紹介したいって言われてたんです」と話してくださる方がいました。紹介を介さなくても偶然に出会えたのは、オフラインならでは、ミートアップならではでとても良い体験でした。
感染症対策ポスター
実はこんなタスクも担当した…というか急遽拾いました。必要な掲示物のデザインを非スタッフの姉( @qondoem )に頼みました。かわいいドロイド君のおかげで目に入りやすくてよかったです。
写真班
α7IIIのカメラを抱えて、展示ルームの撮影を担当していました。このnoteの写真も、ほとんどが自分で撮影したものです。みんなが撮影した写真のまとめも絶賛進行中です。公開をお待ちください!
とにかくいろいろやった
開催が近付くにつれ頻度が高くなったミーティングは夜遅くなることもあったし、表には出ない議論も山ほどしていました。搬入物の数や種類が多く、これはヤバいとなり紙を貼ったりもしました。開梱して中身を確認し、ラベルを作成して貼って荷物を積み重ねる作業は、直前に1人で丸2日ほどかかりました…
スタッフの中には「@wiroha さんいつも何かしてるけど仕事してないのか…?」と思った人もいたかもしれません。実は…先月からしていません。恐らく英語環境によるストレスが原因で、集中力や思考力が働かずコーディングが難しくなってしまいました。開発以外の部署への異動もかなわなかったため8月末で退職し、次の仕事も未定です。
DevRelなど開発から半歩ずれたキャリアを模索するか、技術カンファレンス開催の請け負いで生活できないかななどと考えています。その辺りピンと来た方はカジュアル面談でもしましょう!一時的にDMも解放します。
今後
DroidKaigiの残作業をしつつ、それ以外はしばらく旅行や帰省などをしてゆっくり過ごします。貯金はありますが、応援したい方は何か送っていただけると嬉しいです。
今回初スタッフだった方々がとても楽しんでいたようで、次回以降も続けてもらえたら未来が明るいなーなんて思ってます。コミュニティはどんどん若い人が入らないとね!
すごく長い記事になってしまいました。また次はDroidKaigi 2023、またはその他プチイベントなどやるようでしたらそちらでお会いしましょう!お疲れさまでした!!!