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20代後半の強度近視が、裸眼の生活を手にした話 #オルソケラトロジー

#レーシックでなくICLでもない裸眼生活   
#オルソケラトロジー #近視

裸眼で過ごせるオルソケラトロジーって、、なに?

ソフトコンタクトレンズ歴、10年。
社会人になってからはPCを使う機会が増えたせいか、ますます近眼は進行し外出する時以外はメガネをかけて生活するように。。。

不自由だな、と思いつつもICLやレーシックは何となく怖く、コンタクトレンズを引き続き用いる日々
コンタクトレンズを購入する時は、一応眼科で簡単な眼のチェックを行ってもらっている。

そんなある時、いつも通りコンタクトの購入がてら目の診療をしてもらっていると…

医者「○○さん(わたし)。裸眼になって、、、みたくない?(テンション高)」

私 「?!?!(は・・・?)レーシックってことですか?(なら怖い、お断りだぞ)」

医者「違う違う、、オルソケラトロジー 」

私「オルソ、、、、?(なんだそれ・・)」

医者「アメリカで20年以上行われているもので、小学生とかがやっているんだよ、これ、書いてある冊子。読んでみて」

私「はぁ・・・・」

(寝ながら視力回復?嘘くさい・・・)
よくわからないまま自宅へ 
母に医者から言われたことを話す

私「眼科でオルソなんとか勧められたのだが…」
母「オルソケラトロジーじゃない? 知ってるよ」
私「?!?!?!」

オルソケラトロジーとは

ざっくりいうと、目の「矯正治療」
夜に専用のレンズをはめて、そのレンズによって角膜の形を変えることで、近視の焦点を合わせるというもの。
「矯正」という名前そのままに、レンズをはめなければ視力は元の状態に戻っていくことが特徴。
近視になった小学生が、近視の進行抑制のために行うことが多いのだとか。イメージとしては歯の矯正と似ている
詳しくはこちら

オルソによる日常の変化

(その後、自身の興味や母に勧められたことも加わってオルソケラトロジーの装着を行うことに)

1年経っての感想……
オルソケラトロジー、すごい。
出会えて(?)本当によかった

まず、裸眼でいられるって、楽…
水泳やお風呂のときも視界が鮮明な状態でいられる
居眠りしてもコンタクトレンズで目が乾燥してかっぴかぴになることもない
メガネを持ち歩く必要もない
今迄コンタクトレンズorメガネでどれだけ不自由な生活をしていたのだろう…そりゃレーシックやICLで裸眼になりたくなる人が増えるわけだ…

だが何といってオルソの魅力、自分にとって刺さったところは、オルソの特徴でもある”矯正”すなわち、レンズをはめなければ自然と元の自分の眼(視力)に戻っていく、というところ。
レーシックやICLといった”手術”の場合、術後は元の眼には戻らない。
術後特有のリスクもつきもの。
対してオルソだが、当然正しく使わないと危険は生じるが、”矯正治療”なので、何かあればすぐに取りやめて、自分の元の眼の状態に戻して治療を受けることができる。

余談だが、費用面でも”矯正治療”故に医療費控除の対象となるのもポイント高かった

デメリット

もちろんデメリットもあるわけで……

  1. ”夜のレンズ装着が面倒”
    ※元も子もないが、、、オルソケラトロジーのレンズは高度管理医療機器なのできちんと手順に沿って装着をすることが重要。
    疲れて今すぐ寝たい夜は”まぁ自分の元の視力に戻るだけだし”と開き直ってレンズをつけずに寝てしまいますが…

  2. ”オルソケラトロジー契約(レンズ装着)が可能な対象者は限られている
    ※基本は軽度近視の人が対象。筆者は20代の大人×強度近視でも効果が出た珍しいケース。筆者の体験談を鵜呑みにはせず、”こんなケースもあるんだな””一筋の光”程度に受け止めてもらえれば幸いです

  3. ”一般認知度が低く説明に苦労”
    ※本当に苦労する。”コンタクトじゃないです、、、いや裸眼の視力は悪いのでオルソやってます、、”なんて言っても伝わった試しがない

  4. ”周りに経験者がいない不安”
    認知度が低いぐらいだから、もちろん周りに経験者もいない
    著名なYouTuberとか経験して動画UPしているんじゃ?と思ったがヒットせず・・・装着を始めて効果が出るまでは疑心暗鬼でした

  5. ”ケア用品が市販の薬局で買えない”
    オルソを使ううえで、いくつか消耗系のケア用品が必要になりますが・・・眼科にいかないと購入できません。

  6. ”オルソケラトロジー契約(レンズ装着)までの検査や手続きが面倒
    想像していた3倍は大変でした。これも、体験してみないとわからなかった

今回、こうしてnoteに記事を認めようと思った理由が、デメリット2~6に書いたように”認知度が低い” からです。
せっかく良い治療方法なのに知らずにいる人が多いなんてもったいない!
筆者自身、もっと早く知り得ていたら、、、と思うことがしばしばあります、

筆者の記事をみて、オルソケラトロジーを検討している人の参考や、オルソケラトロジーがもっともっと一般的に普及する一助になればよいな、、、!と思ってnoteを書くことにしました。

オルソケラトロジーは、知名度は低いものの、治療として存在しており、また小学生でも行える治療でもあります。
効果には個人差があり、すべての人に適用できるわけではないですが、少しでも多くの人がオルソケラトロジーによって快適な日々を過ごせるようになったらよいな、と思っています。

今後は、具体的な話
・オルソケラトロジー契約までの流れ
・実際に効果が出て契約までにかかった時間
・費用
などを認めていきたいと思います

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