氷点下にエコキュートを修理するCM

エコキュートが、省エネだと信じ、新品を購入してしまった方に、真実をストレートに伝えるのはあまりに残酷なのですが、黙っているのも罪なので、真実をお伝えします。エコキュートは、寒冷地では無力です。
まずは、以下のCMを御覧ください。

パナソニックの技術者が、雪国の寒空の下、屋外でエコキュートを修理しているCMです。お疲れ様です。

も子もないことを言えば、寒冷地でエコキュートが壊れたら、修理などせずに、エコワンかエコジョーズに買い換えるのが賢い選択です。

 氷点下で家庭用ヒートポンプを使い、90℃のお湯を作ろうとすると、COPは1まで下がります。COP1はジュール熱で頑張る電気温水器と同等です。放熱ロスを考慮すれば、高いプロパンガスでもエコジョーズでお湯を沸かした方が効率が良くなります。都市ガスエコジョーズの大勝利です。

 エコキュートは、機器代が高く、工事費が高く、お湯が沸くのも時間が掛かり、しかも深夜電力を使わないと安くならず、真冬はヒートポンプを酷使するため、早く壊れます。それでも、喜んで皆さん買って行きます。
そして、多額の再エネ発電賦課金を毎月支払われます。 

 エコキュートは省エネだと信じる方は、氷点下で効率の悪いCO2冷媒のヒートポンプを悲鳴(騒音)を上げさせながらぶん回して、90℃のお湯を深夜に作り、昼間から夕方にかけて無駄に放熱させ、夜お風呂に入るも、湯切れが心配だから追焚きを我慢する省エネ生活を送れば良いのでしょう。

パナソニックが罪作りなのか、ガスは絶対使うなと「オール電化縛り」を課す東電が罪作りなのか。
エコキュートは、今も売れ続けています。
「オール電化は、ガスより省エネだから。」

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