【年度代表馬候補を解説】史上最強年の代表馬はどの馬だ!?
こんにちは。ライスです。
今回は「2020年年度代表馬候補」についてお話ししていきます。
今日で2020年も終わり、明日からは2021年になります。今年、2020年はコロナ禍とはいえ、競馬界が大いに盛り上がった年だったと思います。中でも最も盛り上がりを見せたレースは、ジャパンカップです。史上初無敗の3冠牝馬「デアリングタクト」、史上3頭目無敗の3冠牡馬「コントレイル」、そして、史上初芝G18勝(3冠含む)を達成した「アーモンドアイ」の参戦により、世界中が注目するレースとなりました。
こんなレースは長い競馬史を見ても例がなく、今後も数十年と見ることは出来ない戦いと言っても良いでしょう。競馬ファンだけでなく、スポーツ界全体が盛り上がり、数多くのニュース番組でも取り上げられていました。
そんな盛り上がりを見せた2020年もいよいよ終わりです。そこで気になるのが、今年の年度代表馬です。一体、どの馬がこの最強年の代表馬となるのでしょうか。
私が考える候補は今年G1を3勝した4頭です。
「アーモンドアイ」
⇨ヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)、ジャパンカップ
「グランアレグリア」
⇨安田記念、スプリンターズS、マイルCS
「コントレイル」
⇨皐月賞、日本ダービー、菊花賞
「デアリングタクト」
⇨桜花賞、オークス、秋華賞
(※50音順です。)
以上、4頭が今年の年度代表馬の候補となることでしょう。
次に、上記の4頭についてどの馬が年度代表馬に相応しいのか私なりの評価についてお話ししていきます。
まず、私が最も年度代表馬になる可能性が高いと考えているのは「アーモンドアイ」です。この馬は、史上初の芝G1を9勝するという偉業を達成しました。一度、グランアレグリアに敗れてはいるものの、これまで数々の名馬が達成できなかった芝G1を8勝するという夢を超え、9勝という記録を残したのです。この馬はもはや、現役最強馬ではなく、史上最強牝馬であると言えるでしょう。
また、冒頭でもお話ししましが、スポーツ界でも今年一番の盛り上がりを見せたのが「ジャパンカップ」。やはりこのレースを制したこの馬が、2020年を代表する馬に相応しいと私は考えます。
次に可能性が高い馬は、「コントレイル」です。年間成績をみると、5戦4勝(2着1回)とアーモンドアイの4戦3勝(2着1回)を上回っています。年間獲得賞金も約6億8500万円とアーモンドアイの約6億1700万円を上回っています。こうした面では、年度代表馬最有力候補はこの馬だと考える人も多いかと思います。
しかし、私は歴史的1戦となった「ジャパンカップ」の成績を重要視したいのです。直接対決となった際、惜しくもアーモンドアイに敗れ、現役最強はアーモンドアイだと誰もが思ったはずです。競馬ファン以外もきっとそう。ですから、私の見解としてコントレイルは2番手評価となりました。
3番手評価をするのは、グランアレグリアです。この馬が3番手評価と考える理由は、現役最強馬&史上最強牝馬と呼ばれるアーモンドアイに直接対決で勝っているということです。アーモンドアイの状態や距離適性など万全ではなかったとはいえ、勝つことができたのは事実です。そうした意味で、この馬が3番手評価となりました。
4番手評価は「デアリングタクト」です。なんといっても史上初無敗で牝馬3冠を達成したことが理由です。ただ、例年であればこの成績だけで年度代表馬となってもおかしくは無いですが、今年の3歳牝馬の成績を考慮したり、今年の年度代表馬候補の他馬を考慮したりすると今年は厳しいと思います。この馬よりも有力な候補がいることは上記でも述べており、今年の年度代表馬はこの馬にとって厳しいと私は考えています。
もう一頭候補を挙げるとすれば、宝塚記念、有馬記念を制した「クロノジェネシス」です。春秋グランプリを制したことで大いに話題になっています。
以上が、2020年の年度代表馬候補たちの私の見解です。
皆さんの予想はどうですか?
発表まで楽しみが続きますね!
今年1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
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