天井の魔女とピンクのぞう
こんばんは☺️
幼稚園で流行している風邪をもらってしまい、あやうく1家全滅するところでした。強力……!
熱が出るたび、考えることがあります。
熱が出るときに、みなさんは何を見ているんだろうと。
体感で38度を少し越えたあたりから、うなされるというか、起きた時にも覚えている夢を見るような気がしています。
物心ついたときからこの状態で見る夢が、すべて同じなので不思議だなと思っています。
1つは、天井の木目模様がぐにゃぐにゃと変化して魔女の顔に見えること。
ヘンゼルとグレーテルにでてくる、顔をローブで隠して長い年月を生きて紫色の液体を鍋でぐつぐつ煮込んでいそうな、陰属性の魔女です。
……を、第3者目線で傍観しています。
今住んでいる家の天井は木目模様ではないので、これは過去の記憶を元に作られていそうです。
それから場面が変わり、ピンクのぞうがでてきます。お鼻の長い、ぞうさんです。
でも、リアリティはありません。小さく手のひらサイズでアニメーションのような、ぞうです。
ピンクのぞうはぴょこぴょこと動き回りますが、何も話しません。
そして私は、この夢見るの何度目だろうと心の中で思います。
それを合図に視界が変わり、目を開けると入ってくるのは白い天井。
この夢を見たあとは、口の中の感覚が少しおかしくなっていて、少し違いますが近いのが金属を食べたあとみたいな何ともいえない虚無感があります(金属食べたことありませんが、イメージです)
最後に1番不思議なのが、この一連の流れのあと熱がすっと引いていくことです。
実は数年前に、ピンクのぞうの謎が明らかになりました。
ピンクのぞうは、おばあちゃんが孫(私)のために買ってくれたぬいぐるみだったようです。
しかし、教育に厳しかった父が「ピンクの象なんてこの世にいないものを子どもに渡すわけにはいかない」と、しまいこんでしまった。(多分捨てられてしまった)
そんなわけで私は一目も見ていないし聞いたこともなかったのですが、何かの縁があるのかなと勝手に思っています。
この夢を見るようになったのは、ちょうど幼稚園に通っていたころのこと。
おばあちゃんが亡くなった時期と同じくらいです。
もしかして、おばあちゃんがピンクのぞうに姿をかえて見守ってくれているのかな、とも思いながらメルヘン脳なのでしあわせに生きています。
脳の働きはまだ解明されていないことが多いと聞きます。謎は謎のままが良いのかもしれませんね。
春先は三寒四温といわれ、肌寒い日もあります。どうぞご自愛くださいませ🍀