シン駄洒落番長 #みらいの校則 に何十年も前の体験で応募する の巻
#みらいの校則 に応募された現役の生徒さん達の投稿を読み圧倒されています。皆さん本当に立派です。私が中学生、高校生の時にこんな風にちゃんと自分の頭で考えて文章にして意見を発信できたでしょうか?無理だったでしょうねぇ。
色々と読んでみますと、校則とありますから制服についての話題が多いようです。
で、思い出したのです。私の制服姿を?!
中学生の時は暴走族がガード下に落書きするような田舎町の学校だったので、校則は厳しかったです。
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いわゆるヤンキーがカッコイイとされていました。私も興味本位で不良ぽい格好をしてみたい気持ちがありましたが、もとより不良ではありませんでしたし、校則に反する気概などこれっぽっちもありませんでした。
進学した高校にはブレザーの制服がありました。昭和の時代にしては、かなり自由な校風でした。どんな格好をしても許されそうでした。
そこで、ちょうど生物学的に反抗期に突入した私は、地元ではカッコイイとされていたツッパリハイスクールロックンローラー的な制服を着てみることにしたのです。
昭和解説↓
髪は短くパーマをかけ、スカートはひたすら長く、皮の鞄を熱湯に浸して教科書は一冊も入らないくらいペタンコにして、バレエシューズのような安いビニール靴は踵を踏み潰して、黒に赤のドットの草間弥生風な靴下を履きました。
ハロウィンの仮装のよう🥸🎃😎。
仲の良い同級生はおおらかな人ばかりで、私のなんちゃってスケバン姿を大して気にとめていませんでした。両親や先生たちからも何も言われませんでした。今思えば、ここは若気の至りで冒険出来た大事なポイントですね。
ですが、一歩校外に出れば不良です。電車通学していましたが、たまにナンパしてくる男子学生がいて、それが見事にヤンキーばかり。こちらはそういう男子には全く興味がないわけで、だんだん不良に見られるのが面倒臭くなってきました。
当時はバブル期前夜、サーファーブームが到来していました。
次はこれだな。
高校2年生に進級するのを機に、髪は長くして段カット(サーファーカット)、スカートは思い切り短くして、英語のロゴの入ったトレーナーを着て、鞄はデイパック(昭和解説 バックパックの当時の言い方)、ローファーにハイソックス(ルーズソックスはまだ登場していない)という制服に変えました。
こうなると、もはや制服感なし🙄🥳🤩。
同級生達は私の変身ぶりに驚いていましたが、そのほうが一緒にいて違和感なく過ごせるようで歓迎されました。その頃には私の第二次成長期に伴う反抗期も落ち着いてきたので、私も変にツッパる必要がなくなっていました。
さて、私の制服の変化とともに、今度はナンパしてくる男子学生がいわゆる陸サーファー的なチャラ男に変わりました。(昭和解説 オカサーファーと読む。サーフィンはやらないのに、ファッションとしてそれらしい格好をする人のこと。)
ここで私は、TVアニメ「一休さん」の話を実感したのです。室町時代の僧侶 一休宗純が京都の富豪宅の法要に出向いた際、みすぼらしい格好で一人行ったところ門番に追い払われました。改めて紫色の法衣を着て弟子を携えて出直したところ、門番から丁重に扱われたのを見て、紫色の法衣を脱ぎ捨て、この法衣が偉いのだからこれに法要してもらえ、と帰ってしまう話です。(アニメでこの話があったかどうかは記憶にはありませんが、↓参考までに。是非、主題歌だけでも聴いてみて下さい。「一休さんだけに一級品だ」と高らかに歌い切る私好みの傑作です。今でも時々口ずさみます。🎶わからんちんども、とっちめちん、トンチンカンチン、一休さん🎶 )
簡単に言えば「人は身なりで判断される」という、当たり前と言えば当たり前のお話ですが、高校生の時にこのことが身に染みてよーく解りました。
さて、このスタイルも飽きてきました。元来、私のキャラにはツッパリもサーファーも合っていないので疲れるのです。
高校3年生になったら、どんな格好すれば良い?
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シン駄洒落番長2022
2022年、色々な出来事がありました。日本や世界のニュースを見聞きするたびに私の脳内に生まれ出てくる駄洒落をエッセイにしてみました。