土日で行けるうさぎ島(ラビットラインに乗って)
こんにちは。突然ですが疲れた人間全てにプレゼンします。
「東京から週末一泊二日で行くうさぎさんもふもふの旅」
疲れが吹っ飛ぶぞ、もふってみろ。
「うさぎ島」という呼称で有名な瀬戸内海の大久野島(広島県です)。
首都圏から距離があるため行きにくいかも〜と思いがちですが、なんと首都圏から週末一泊二日で十分楽しめることを自分自身で証明できたので是非ここで紹介させてください。
うさぎ島とは?
まずうさぎ島こと大久野島についてですが、休暇村(島にある唯一のホテルにして全ての拠点)のHPを見ればよくわかります。
簡単に申し上げると[うさぎ いっぱい 楽園]こんな感じです。
大久野島は瀬戸内海に浮かぶ無人島です。こうやってみると小さい島ですね。
実際、徒歩でも一周することが可能です。
島まで辿り着くには?
それでは早速旅行プランについて説明していきます。なお、今回は出発地を東京にしています。ざっくり島までの標準経路を説明すると、以下の通りです。
【東京駅(品川駅)】→ 新幹線(3時間半) →【福山駅】→ 在来線(1時間) →【忠海駅】→ 徒歩(5分) →【忠海港】→ フェリー(15分) → 到着!
新幹線、在来線、フェリーを乗り継ぎようやく辿り着けます。
所要時間で言うと、新幹線3時間30分+在来線1時間+フェリー15分でおおよそ合計5時間弱…なんですが電車の本数が少ない在来線は乗り継ぎが難しく、実質さらに時間がかかります(6時間以上…)。
ちなみに飛行機で広島空港へ飛ぶ方法もあるのですが、空港からの連絡バスが朝一走ってなかったりと上手く接続できなかったので、なるべく島に早く着きたい私は新幹線を利用しました。車運転できるならレンタカーで空港から港まで行くことも可能ですね。
土日祝日だけ使えるフェリー、その名は「ラビットライン」
基本は上のルートなんですが、土日祝日限定でもう一つ島へ行く手段が増えます。
「ラビットライン」という三原港〜大久野島を結ぶフェリーが土日祝だけ運航しているのです。
何が良いかというと、福山駅から在来線で忠海駅まで行こうとするより、三原駅まで行く方が電車の本数が多いため早く到着できるし、乗り継ぎの時間が短縮できます!
フェリーに乗る時間は30分と忠海港より15分プラスになりますが、このルートを使うと、東京駅を始発で出発すれば午前中に島まで辿り着けるのです。
ナビタイムでそれぞれ土曜日の始発で検索した結果はこんな感じです⬇️
東京駅から始発で向かうと三原駅には10:05着、忠海駅には11:55…その差、1時間50分もあるんです。(これは三原→忠海のアクセスの問題…)
そのためフェリーに30分乗っても三原港発のラビットラインで大久野島へ向かうと、三原港11:00発のラビットラインに乗れるため11:30に島に到着が可能です!おおお!!土曜の半日、島で遊べるぞーー!!!
うさぎ島で過ごす時間
三原港からのラビットラインを上手く利用すれば、うさぎ島で過ごすのは土曜昼〜日曜昼過ぎまでと1日くらいは確保可能です。
ちなみにラビットラインはじゃらんでチケット予約可能です。忠海港フェリーは予約不可なので、その辺りも繁忙期は安心できますね。
忙しい生活の中、なかなか平日休めなくても土日だけで瀬戸内海の綺麗な無人島に冒険に出かけられると思うとワクワクします。
うさぎ島での過ごし方は基本的にはうさぎに餌をあげ、綺麗な海を見て、うさぎに餌をあげ、美味しい料理を食べ、温泉に入り、うさぎに餌をあげ、うさぎに…という感じです。
もふもふの旅と表現しましたが、野生のうさぎなので抱っこは出来ません。距離感大事、見つめながら心の中でもふもふしましょう。
宿泊施設は唯一のホテル休暇村大久野島
休暇村大久野島に泊まる以外、島で一泊する術はありません。
ただ競合他社がいないからといってこのホテル手は抜かない…!大変素晴らしく何回でも泊まりたいレベルで充実しているので強くお勧めします。
まず、ご飯。他にレストランはないので、食事は全てこのホテル内で済ませることになります。レストランとカフェがあります。
宿泊プランも2食付きとなっていて、夕食も朝食もビュッフェスタイルです。
ただこのビュッフェ、なんと寿司や刺身、ステーキ、天ぷらなどとにかく豪華!!
とにかく地域の美味しい食材、料理が並ぶので、これだけでも行く価値あります。
⬇️は2022年5月に訪問した際の夕食での写真です。季節でメニューも変わるため、公式サイトを確認してください(でもいつ行ってもハズレはないと思います…)
土日って混む?と心配するかもしれませんが、東京の週末のホテルビュッフェと比べると取りやすいし空いてると思いました。食事時間はチェックインの時に希望を聞かれるので、上手く調整してくださっているようです。小さなお子様がいる家族連れが多いので、遅めの時間帯の方が空いているかもしれませんね。
うさぎ(以外も盛りだくさん)島
癒しといえば、小動物、美味しいご飯、あとは…そう、温泉です。
なんとこの島、温泉、あります。完璧だろ。
ホテルには温泉がついているので、ゆっくり浸かることができます。大浴場は2カ所男女それぞれあるので、夜風呂と朝風呂の2回それぞれの大浴場を楽しんでみてください。ただし2カ所で変わるのは浴槽の大きさくらいですが…。
うさぎ島での夜はご飯食べて温泉入ったら、あとは星空を眺めるのがお勧めです。
ホテルの外はほぼ外灯もない世界なので、あちこち出歩くこともできませんが、日中はしゃいで疲れ果ててるので、夜は満腹感も相まってとにかく眠いに尽きます。
他にも廃墟もあるので、見学すると色々面白いかもしれません。詳細については詳しいサイトがたくさんあるので略。
土日で十分楽しめたプラン
3連休以上が取りにくい時でも、土日でこれだけ楽しめるとわかると平日の労働にもハリが出るもんです。
ちなみに帰りは13:50発の三原港行きラビットラインに乗り込むと、東京駅に19:30には戻って来れます。15:20発のラビットラインだと、20:30頃に着けるので、これでもう十分あそべます。
13:50発に乗って福山駅で美味しいご飯を食べ、お土産を買ってからゆっくりと新幹線に乗るのもお勧めです。(三原駅より福山駅の方がお土産屋さんの数が多いので。)
福山駅はすぐ隣に福山城がある珍しい駅なので、ここで観光するのもアリかも。
是非、上手く交通手段を組み合わせて土日でも旅行って十分に楽しめることを体験してみてください。