感情に言葉が追いつかない
辻村深月さんの「凍りのくじら」を読み終わり、tweetしようと思うのですが、ピタッとくる言葉が思い浮かびません。
「すごいフィクション」としか言いようがないです。しっかり泣かされましたし。
「頭の良さ」の定義が明確になったのは、大きな収穫でした。しばらくは、「現実と矛盾のない『タラレバ』を複数の視点で思い浮かべることができる脳の働き」で落ち着きそうです。
しかし、また違った解釈に出会うかもしれませんが。。
この物語の柱は"ドラえもん"です。
子どもの頃から慣れ親しんでいた"ドラえもん"。今まで「ほんわかパッパ」のイメージしかありませんでした。恥ずかしながら。
しかし、スケール、アイデア、優しさ、人としての正しさ、これ以上ないくらいに込められている作品であることを教えてもらいました。
"ドラえもん"という素晴らしい作品に日常的に触れることができることのありがたみを感じます。
約1年間、小説を読んでいますが、心への衝撃度は「凍りのくじら」がナンバー1です。