ドロ沼確定?一度染まったら抜けられないパチスロ業界
スマホでネットを眺めていれば、
パチスロ攻略ブログを頻繁に見かけます。
「パチスロはサラリーマンの副業として最適!」
「主婦の小遣い稼ぎにパチスロはどうですか?」
しかし、その実態はただの勧誘。
甘い匂いで素人を誘惑して
最終的に高額コンサルに誘導しているのです。
私自身もプロギャンブラーとして
この業界で生計を立てていたので言えるのですが、
パチスロで稼ぐのは正直お勧めできません。
「パチスロで稼ぐのは、やめた方がいい」
これがプロギャンブラーとして
年間636万を稼いでいた者としての結論なのです。
私は21年間パチスロ業界を
観察してきた道のりで、
他のプロも沢山知っています。
その彼らの結末も踏まえた上で、
やはりパチスロ稼働はNGだと思うのです。
その理由として、以下の3点が挙げられます。
①肉体的に衰える
②精神が荒廃する
③社会性が身につかない
この観点を無視して、
パチスロ稼働を推奨する人が多すぎるので、
今回この3つのデメリットについて
元プロギャンブラーの視点から語ろうと思います。
デメリット①肉体的に衰える
まず代表的なデメリットとしては、
体のあちこちに不調が現れるという点です。
視力低下、難聴、体力ダウンなどですね。
ご存知の通り、
パチンコ屋にいると
脳に刺さるような音や光から
逃げることはできません。
おそらく感覚器官を狂わせることで
正常な判断力を奪う目的なのでしょう。
判断力ゼロのお客さんは
思考停止でギャンブルを打つでしょうからね。
そういったパチンコ屋の思惑を理解していても、
打てば打つほどダメージが蓄積していくのです。
1年、3年、5年……。
長い間、この業界に関わるほど
あなたの体は蝕まれていくのです。
実際、私も視力が著しく低下した実感がありますね。
このように肉体的な健康を損なうだけではありません。
ダメージは精神面にも響きます。
デメリット②精神が荒廃する
他人を蹴落としてでも、自らの稼ぎを得る。
そのような思考の持ち主でなければ、
この業界で生き残ることはできません。
「他人がどうなろうと関係ない。自分が稼げたら良い」
腕前が上達するほど、
このような思考に染まっていくのです。
実際、いくら稼いだとしても
それが人の役に立っている訳ではありません。
このような行為を続けていると、
いずれ稼働に疑問を抱きはじめるのです。
場合によっては精神病になる人もいます。
この精神面でのマイナスとセットで考えたいのが
社会人として成長できない点です。
デメリット③社会性が身につかない
パチスロでいくら稼げるようになっても、
社会経験とは無縁です。
一般常識、社会生活で必要な知識は身につかないのです。
なので、この業界に居座るほど、社会復帰が困難になるのです。
むしろ変に収入が得られるだけタチが悪いのです。
業界に染まれば染まるほど、
漫画「カイジ」の世界のような、
サバイバル思考になっていくので社会性が育ちません。
相手の立場を考えた上でコミュニケーションを取る、
折り合いをつけるなどの考えが身につかないんですね。
私自身も独学で、
ある程度矯正してきたつもりですが、
それなりに苦労もしてきました。
このようにパチスロで食っていく事を考えると、
ネガティブな側面が多く、推奨できないという結論になるのです。
結論:パチスロは適度に楽しむ遊びです
よくパチスロ業界では、
「期待値を稼ぐ」という表現をしますが、
そもそもこの業界に関わっている事自体、
他の多くのチャンスを失っているのですね。
人生全体から見れば、
長く関わるほど期待値マイナスなのです。
別に稼ぎ方を身につける事を
否定している訳ではありません。
しかし「ほどほどに」という主張なのです。
実際プロとして活動したとしても、
失うものの方が多いですからね。
結論、パチスロで稼ぐのは割りに合わないのです。
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