2018年当時。一軒家購入後に気づくデメリット。
(2018年10月10日当時の日記)
今日も雪が降っています。考え方がネガティブになりがちな今日この頃です。
雪が本格的に積もる前に庭の落ち葉を綺麗に掃いているのですが、あまりの落ち葉の量の多さにげんなりします。掃いても掃いても落ちてきてキリがないって感じで……。
昨年この時期に大発生したテントウムシは今年はほとんど発生せず、カメムシのほうが多かったです。(そういえば蚊も蜂も少なかった)
尺取り虫が大発生した記事を以前書きましたが、その後、モンシロチョウや青虫、蟻が我が庭を闊歩するようになり、虫が収まったら今度は落ち葉。そしてすぐ来る雪かきが始まるわけです。
芝刈りは週に一回はする必要があり、水回りの修繕に追われるという日々も続きました。
もし、これがアパートだったら大家さんがケアしてくれ、もしお金があれば業者さんや家政婦さんにお願いできるわけです。
日常の炊事洗濯に加えて庭仕事やその他の維持・管理が加わるため、妻と協力できているからまだ楽しんでできていますが、マメじゃない人はちょっと辛いかもしれません。
一軒家に引っ越しして1年ちょっとが経ちましたが、出費の多さに驚きました。
他の家の月々の出費って気になりません?
これからウィニペグに住みたい人や、一軒家を考えている人でしたらなおさら、例えば水道光熱費がどれくらいなのかなどが気になることでしょう。
そこで、今回は請求書をもとに一年間の出費の詳細の一部を公開してみたいと思います。
(月々あたりに換算) アパート時 一軒家
家賃(一軒家ではローン+税金+保険) 900 1260
食費+嗜好品(お酒やおもてなし料理含) 500 600
電気・ガス 45 125
上下水道 0 67
通信費(キャンペーンによって違う) 150 150
合計 1595 2202
水道光熱費を見てください。アパート時は上下水道代は家賃に含まれていたため、上下水道の請求がありませんでした。
今は3か月に一度請求が来ますが、月々に直すと約67ドルが上下水道代となります。
そして、マニトバハイドロから請求される電気+ガス代は約3倍近くになっていたのには驚きました。
もちろん、住居の占有率を考えたらそれくらいになるかとは思いますが、節約しているつもりでも基本料的なものが思っていたより高かったのがショックだったのです。
上記の数字には、車のローンや保険、ガソリン代が含まれていません。車関係の出費として月当たりに換算すると現在600ドルくらいはかかっています。
被服費(特に防寒着)や薬代、その他雑費を加えると、一軒家に移ってからというものなんと月々3,200ドル(約277,000円)も出費していることになっています。(繰り返しますが、これは家族四人で初期投資(家購入+車購入)をしているが上での数字ですから、カナダ移住ってこんなにかかるの!と思わないよう注意が必要です)
アパート時は月々2,500ドルくらいの出費でしたから、一軒家にするとやはりそれなりの覚悟が必要となってくるのがわかります。(お金だけでなく、庭や水回りの管理維持が必要になります)
上記の金額以外で、学費が重くのしかかってくるのが学生ビザで渡加してきた家族の宿命でして、学費関係は日常の出費とは別の出費項目にしておかないと先が読めないなんてことが起こりえます。
一人暮らし、夫婦のみ、子ども連れなど家族構成によっても大きく違ってくるかとは思いますが、ライフスタイルに合った移住の仕方を知っておいたほうが良いと思います。
私たちの家族の出費が一つの資料として少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは、また。
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