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片付けが佳境に。カナダ移住まであと5日(2016年当時)

移住まであと5日の2016年7月13日当時

カナダ・ウィニペグ行きまであと5日。

掃除と荷物整理でなぜか背中を痛めました。

寝違えたような痛さです。とほほ。

久しぶりに高校のバレー部だった友人に電話すると、
「え!本当に行っちゃうの?有言実行だね」
と驚かれました。

大学生や20代ならワーキングホリデーがあるし、30代なら独身で自由が利くうちにということがあるけど、40代の家族持ちでというと、誰しも「あっちでどうするの?」と心配してくれます。

でも不思議なんです。

「僕は学生ビザで学生するけど、妻は寿司職人です」
というと、たいていの人が納得してしまいます。

やはり寿司という食文化は別の面でインパクトがあるのです。

先週は、小学校の時の恩師にも会ってきました。昔話をしたり、お互い健康のことを気遣ったり、なにより、校長先生になって退職されたその恩師の教育論に触れられたことが嬉しかったです。

信じて、真正面から向き合う。

あの先生でなければ私はグレていたかもしれません。

良い出会いがあって今があるような気がします。

「カナダで永住権取得したら国籍は変わっちゃうの?」

先生はなぜかこの部分を心配していました。

永住権をとったからといって国籍が変わるわけではありませんが、多くの人が永住権=国籍変わるというイメージを持っているように思います。国籍が変わってしまったら本当に遠い国の人になってしまうという寂寥感が出るのかもしません。

「東京オリンピックが終わってチケットが安くなったころに一時帰国するから」と話していますが、4年後なんてあっという間でしょう。

今生の別れのような寂しさを表してくれる先生にカナダから直筆で手紙を書こうと思っています。

明日もスーツケースに入れたいもので「何を諦めるか」を考えなければなりません。

ウィニペグに着いたら「ミニマリスト」として暮らしていけそう。

ミニマリスト(最小限主義者)の定義の一つは、
「家が火事になったら何を持ちだすか」というものらしいです。

あなただったら何を持って逃げますか?

スマホとお財布かな~。

もちろん、愛する妻と子供たちが最優先ですけどね。

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