12/22（日）元大手クラブ関係者　今週の勝負レース 中山11R 有馬記念（G1）

1956年に当時のJRAの理事長である有馬氏により創設された「中山グランプリ」を前身とする。翌年に同氏が逝去したことにより、その功績を称え「有馬記念」と改称され、ファン投票で出走馬を決定するオールスター戦として親しまれている。競馬ファンにとっては、一年の締めくくりと位置付けられるレースであり、年末の風物詩として本競走だけは馬券を購入するといった人も多い。
過去10年の平均配当は単勝580円、馬連4,200円、馬単6,700円、3連複7,700円、3連単45,000円。人気馬が勝ち切り、2着、3着に穴馬が入るケースが多い。
今年はドウデュースが一番人気でまちがいない存在だったがまさかの出走取消。ドラマの多い有馬記念で発走前からこんな展開を予想していた者はいないだろう。そこで浮上するのは、このレースで強い3歳世代と古馬牝馬。王者不在で逆に面白さが増した有馬記念をあの馬から楽しみたい。