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7/28(日)現役競馬誌記者 今週の1鞍 新潟7R アイビスサマーダッシュ(GⅢ)
割引あり
キミは本物のアイビスを見たことがあるか
キミは本物のアイビス(朱鷺)を見たことがあるか。私はまだない。でも今週末のアイビスサマーダッシュを現地で見たことはある。
全国知事会のウェブサイトによると「県の鳥」は47都道府県すべてにいるのだが、新潟以外が果たしてどれだけ認知されているかは疑問で、新潟のためだけに設定されたのかと思うくらいである。今年福島で「キビタキS」が行われたが、花鳥風月に興味のない記者連中は「キビタキってなんですか?」と誰も知らない。これでも福島県の「県の鳥」なのだが…。
さてJRAは暑熱対策として今週から「昼休み」を設ける。だが、ほんとうに効果があるのかは未知数だし、それを確かめる具体的な方法もない。いろいろと手探り状態なのはわかるが、もともとJRAの事務能力よりも地球温暖化のスピードのほうが優勢であり、熱中症で馬がバタバタ倒れ、動物愛護団体から世界的なバッシングを受けてからでは遅い。
アイビススタンドから芝1000mの発送地点を見ると、陽炎がモワモワと立っている。暑がりの筆者はとてもじゃないが、あの空間でスポーツを行うのは御免である。
暑熱対策に真剣に取り組むならば、まずは灼熱のパドックを屋根で覆うくらいの誠意を見せてほしい。競走馬たちはあそこで体力の何%を削られているのかと思う。新潟ではお昼休みに「パドックウォーク」なる脳天気なイベントが行われるので、いかに新潟競馬場が異常な暑さか思い知ってもらい、JRAへ意見を送っていただきたい。
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