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12/1(日)元大手クラブ関係者 今週の勝負レース 中京11R チャンピオンズカップ(G1)
割引あり
2000年に創設されたジャパンカップダート(東京・ダ2100m)を前身とする秋競馬唯一のJRAダートG1競走。2008年に阪神ダート1800mに変わり、2014年に中京・ダート1800mでの開催となって、現在に至る。ここまで条件がコロコロ変わるG1はなく、G1の威厳や格に疑問が残り、本来の国際競走としての目的も消えてしまった残念なビッグレース。ただ、春の高松宮記念しかG1の無かった中京競馬場にとっては、集客レースとしてそれなりの価値はあるのだそう。
ちょうど10年が経過しデータとして過去10年として扱えるようになった。その過去10年では人気の決着がほとんどなく3連単が4桁だったのは2019年のみ。昨年は1番人気のレモンポップが勝利したにも関わらず、12番人気ウィルソンテソーロが2着、9番人気ドゥラエレーデが3着となり、3連単は190万馬券と大波乱となった。基本的には荒れ傾向のG1として考えていいだろう。
今年のメンバーでは、昨年覇者やフェブラリーS、JBCクラシック勝ち馬など、G1級が揃っているが、どの馬も一長一短で脆い面を秘めている。ここは荒れると見て、試行錯誤中の復活を目指すあの馬から入る。
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