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なりたかったのはサポーターじゃなくて、仲間。

学生団体時代の知人がベンチャー企業や社外プロジェクトを立ち上げたり。NPOや市民運動、社会福祉のつながりで出会った方が新たな挑戦を仕掛けたり。

その度に支援してきたクラウドファンディングのプロジェクト数は、もう数え切れません。

そうしてそこそこ時間が経ったころに届くリターン。

そのお礼と一緒にこう言われることもありました。「今度、こういうサービス出すからよかったら使って!」「次はこういうプロジェクトをやる予定です!」「この前も支援してくれてありがとう。今度は新しい取り組みで……」

私を、あなたにとって都合のいい、ただの無邪気ないい人と思っちゃいなかろうか。

その繰り返しが重なって、気づけば互いに連絡を取らなくなった人も少なくありません。

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もちろん中には、応援してよかったと思う誠実なプロジェクトもたくさんあります。そういったプロジェクトでは、資金の使用用途や取り組みの進行状況を送ってくれるし、その報告が届くと、もちろんこちらもうれしくなります。

でも私は、どこかいつも寂しさ、虚しさを感じていた気がします。

どんなに真面目なプロジェクトで誠実な挑戦者でも、一度プロジェクトを支援してそれが達成したら「ありがとうございました」で、その後は他人になってしまう。そのまま、いつか私自身も忘れてしまうのです。

単発のプロジェクトを応援したいわけではないのです。その人や理念を応援したかったり、その取り組みにわずかでも自分も参加したんだと感じたりしたいわけで、お金はそれにつながるならもともと予定していた使い道と変わっても構わない。

プロジェクト単位でサポートを募るクラウドファンディングでは、単発で終わってしまう。それは寂しい。でも、継続して何度もプロジェクトを立ち上げ、その度に「応援よろしく」と言われると、それはそれで居心地の悪さを感じてしまう。

パトロンにはなれても、「仲間」にはなれないと感じていました。

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単発プロジェクトではなく取り組み全体を支援する形として、NPOの寄付会員や、コミュニティサービスの月額制会員になったこともあります。

だけどこれも、なんだかちょっと違った。

「支援者さま」になってしまう。あるいはただの「利用者」になってしまう。なんだかちょっと、部外者なんです。もし自分がサポーターではなく、「仲間」になりたいのだとしたら。やっぱり少し不足を感じてしまいます。

この違和感は、運営者の意識や私自身の意識、コミュニケーションでも解消できるものかもしれません。だけど仕組み、何にお金を払っているのかという理屈上、やっぱり寄付や月額制会員で「仲間」になるのはなかなかに難しい気もします。

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クラウドファンディングや寄付、月額制会員システムが悪いと言いたいわけじゃないんです。どれも使い方次第、理屈に合っているかだと思います。

クラウドファンディングの登場で救われたり生まれたりしたいいものもたくさんあるでしょう。そのおかげで一歩踏み出せた人もいるでしょう。基本的にはいいものなんです。資金調達の選択肢は多いほうがいいし、そのハードルをグンと下げてくれたすごい仕組みだと思います。

寄付や月額制の仕組みだって、それがうまく回っているサービスも多数あるし、実際私も複数の取り組みで寄付会員や月額制会員を続けています。

でも、「仲間」になるにはそれ以外の……オーナーシップって大切だよなあと感じていました。

ただ、オーナーシップを持つ方法って、自分もなんらかの役割を持って運営に携わるか、投資家になるか。前者は時間と体力が難しいし、後者は自分にかなりの資金があるか投資先が上場している企業かじゃないとだし……これまでの私には、どちらもちょっと現実的ではなかったんですよね。

私は、ずっとずっと、サポーターではなく「仲間」になりたかった。だけどなかなか、その仕組みや手段に、ストンと腑に落ちるものがありませんでした。

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それがね、それがね。変わります!

前半ちょっとネガティブな愚痴みたいになってしまったけれど、今日この話を書いているのは、今とってもワクワクしているから。待ち遠しいからです。自分が、多くの人が、ひろのぶと株式会社の「仲間」になれる日が近いことが……!

あの、一応先に書くと、これPRではありません。頼まれてもいません。ただ自分が思ったから書いているだけです。

それだけ、うれしいんですよ。自分が「ひろのぶと」の「と」になれることが……!

なんの話かというと、こちらです!
ひろのぶと株式会社 株式投資型クラウドファンディング!

画像をクリックするとFUNDINNOのプロジェクトページ飛びます
画像をクリックすると、ひろのぶと株式会社のティザーサイトに飛びます

情報公開前から、田中泰延さんは「仲間を集めたい」という話をたびたびされていました。その話を聞いたり読んだりしながら、昨年からずっと「私も“と”になりたい、“と”になりたい」と思ってきたのです。

あ、「ひろのぶと」の「と」になる、というのは勝手に私が一人で使っている表現ですが、以前Twitterで同じように「とになる」と書いている人がいたから、今後も使っていく所存です(笑)。

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ちなみに、プロジェクトの申し込み開始は2022年5月30日 19:30から。それまでにFUNDINNOの投資家登録を済ませておく必要があります(登録は無料)。

登録申請は少し手間ですが、15分もあれば申請できます。私は申請翌日に審査が通って投資家登録完了しました。場合によっては審査に数日かかることもあります。

また、確認事項がメールで届いたりすることもあります。そのため、申請後数日はこまめにメールをチェックしましょう。私は免許証記載の漢字氏名が旧字体なため、登録完了前に漢字表記に関する確認メールが入っていました。

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最後に、ひろのぶと株式会社のティザーサイトにあった泰延さんのメッセージを引用します。

株主様の数が増えると、株主業務も⼤変になります。
ご意⾒の取りまとめも⼤変になります。

しかも弊社は「上場を⽬指さない」ことを掲げています。つまり、株式市場での値上がりにご期待いただく、そんな株ではありません。ちょっと変わった株式募集です。

しかしそれでも、ひろのぶと株式会社は⼀緒に出版という事業に取り組む仲間を、株式によって募りたいのです。

それが「コーポレーション」の
本来あるべき姿だからです。

さあみんな、「と」になる用意はいいか?!

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