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俺はおれの担当です【ギリギリ同人作家のスケジュール管理】

こだわりのマイ同人誌を作りたいけど、人に頼らず自分でやりたいあなたのために呟く、超局地的同人誌づくりマガジン。
忘れた頃にふと書きます(笑)

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今日のお話は〆切管理の話です。
なんでも早く終わらせる優等生組には必要のない話かもしれませんが、まあきいてください。

先日はちょうどBLの同人イベント「JGARDEN」にて、新刊を2冊とも無事発行・頒布することができました。お疲れ自分。

綺麗な本を刷って頂きました。

出せそうと確信してサンプルを一部公開したのが3週間前。
予想外のトラブル発生、間に合わないやばいと泣きだしたのは2週間前。
無事脱稿したのはイベント1週間前でした。

個人的には早割なので優等生ライン。ギリギリの民だとよく言われますが、本当にギリギリの戦いをする作家さんはイベント前日まであきらめずに原稿かじりついてるんですよ。その努力に乾杯。
私は体力に自信がないので今はもう無理かな。3日前には終わらせたい。

いいものを作ろうと身構えていても、事前に早々と執筆~入稿スケジュールを考えていても、人生何が起こるかわかりません。
執筆中病気で倒れた、家族が事故…仕事に穴が……
そういうトラブルはあって当然。致し方ない。けれどたいていのトラブルや困難は「ちょっとがんばって乗り越えられるものなら、当日イベントに出たいから。無理をしてでもがんばろう」と思いませんか。
そういう頑張り屋さんこそ、ふと思いついたらイベント前になって「あと一冊作りたい」なんて言い出すことも多々あるでしょう。私みたいにw

ただ、無理をしすぎると身体が壊れてすべてが無駄になるので、まずは自分の身体と要相談。動ける時間とスケジュールを立てるところから始めましょう。同人活動は趣味。健康第一であることを忘れずに。

とはいえ、お前がそれいうか?スケジュール管理どうなってんの?
なんで間に合うと思ってんの?アホなの??となぜかよく怒られる私。解せぬ。

いやいや。「やれる」と宣う私の「ギリギリ原稿術」をお伝えしましょう。
これには個人差があります。
参考になるかどうかはあなた次第(笑)


あなたは今から「担当編集者」です。

執筆中の漫画家さん。作家さん。そんな人格の自分とは切り離して、もう一人の自分を作りましょう。そう、あなた専用の担当さんです。


今日からあなたの担当になります。わたしです。

メガネをきりっと構え、スケジュール帳をパラパラめくりながら

「先生、原稿はいつあがりそうですか」
「先生、進捗いかがですか」

と随時聞いてくる有能かつ執着気味なイケメンをねん出しましょう。

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