群動詞に慣れよう!
ここ1か月ほどの間、自分の体調が不安定であったため、なかなか更新できませんでした。インターネットの接続環境も不安定でしたがやっと整い、そろそろ更新できそうかな、と思っているうちに、九州での地震災害。被災された皆さまに心よりのお見舞いを申し上げます。電車が来るような間隔で余震が来るので、被災された方々はどれだけの不安と緊張かと思うと、こちらも心安らかではないのですが、久しぶりに更新しようと思います。
さて、今回は群動詞です。(句動詞ともいいます。)
「句」とは、ふたつ以上の語のまとまりです。それと同じように、動詞に前置詞や副詞などがついて、ふたつ以上のまとまりになって一つの動詞として働く場合があるのです。それらまとまりを群動詞(または句動詞)といいます。
look for (~を探す)や give up(~を断念する)、take care of(~の世話をする)などが群動詞です。
前回、自動詞と他動詞の話をしましたが、群動詞にも自動詞の働きをするものと他動詞の働きをするものがあります。(これがややこしい)
たとえば、
I usually go to school at eight.
この場合は、go が自動詞で to school と at eight が修飾語(副詞句)の第1文型。
しかし、
She went on a diet.
(彼女はダイエットを始めた)
この場合は、went on が群動詞の他動詞で、a diet が目的語の第3文型。
とまあ、ややこしい話になってきます。
しかし、幸いなことに、大学入試や英検やTOEICにも、「これは何文型か答えなさい」という問題は出ませんから、文法書の群動詞の部分に目を通しておくぐらいでよいと思います。
いわゆる「英熟語」に含まれるものですので、覚えるついでに、自動詞の働きをするのか、他動詞の働きをするのかという視点で見れば、より深く英語を理解することができると思います。
・・まだ調子がいまいち上がってないみたいで、疲れてきました。今日はこの辺にしておきます。
<英語のしっぽのつかみかた 23>群動詞にも自動詞と他動詞がある