速読できる不定詞の読み方
toは、基本的に矢印(→)を意味します。
go to school といえば、行く先(学校)を示していて、そこへ行きつくことを意味します。(toward は、方向だけを意味します)
to不定詞のto も、→だと思って読むのが基本です。
①I was very happy to get a new bycicle.
私はとてもうれしかった。→新しい自転車を手に入れた(ので)
②I went to her house to visit her new friend.
私は彼女の家に行った。→彼女の新しい友達に会う(ために)
③I want to give some present to her.
私はしたい → 彼女にいくつかのプレゼントをあげる(ことを)
このように、to は基本的に矢印(→)だと思って読み進めると、返り読みをする必要がなく、速読ができるようになります。
これは、to 不定詞の中身の主語と、本文の主語が一致している場合です。
たとえば②では、彼女の家に行ったのと、彼女の新しい友達に会うのは、どちらも主語である「私」ですよね。③では、プレゼントをあげるのは、主語である「私」。
④I want you to give some present to her.
私はあなたにしてほしい→彼女にプレゼントをあげる(ことを)
この場合は、彼女にプレゼントをあげるのは、私ではなく、「あなた」ですね。
この違いを、意味が身体にしみ込むまで(感覚でわかるようになるまで)、何度も英文を音読しましょう。
速読のコツは、返り読みをしないで、英語の語順のまま理解するくせをつけることなのです。
これらのような短くて簡単な英文で練習を重ねることで、構文が身につき、だんだんと長い文章も読めるようになっていきますので、英語の語順を楽しむくらいの気軽さで取り組んでみて下さいね。