英語でマフィン②
こんにちは、wingsです。
英語でマフィン作り、前回のstep1では小麦粉とベーキングパウダーをビニール袋に入れるところまででしたね。
たった1工程でしたが、動作を見たまま単語を並べていくと、英文が出来上がるという体験をしてもらいました。
では、もう一度英文をおさらいしておきましょう。
Put
flour and baking powder
into
the plasticbag.
動作を思い浮かべられましたか?
少し補足の説明をしますね。
まず、手に貼ったputというカード(動詞)が、
小麦粉とベーキングパウダーという名詞を、実際につかみにいく動作をイメージしてください。
学校や塾の授業では、
「putは他動詞なので、必ずあとに目的語が必要」
と説明されます。それが英文法のルールだからと。
私は中高生の頃、このルールを機械的に覚える作業が大の苦手でした。SVOとかSVOCだとか、訳がわからなかった。
でも、英語の語順は、動作を見たまま並べて文にするというルールなのだと気づいてからは、苦手意識から解放されました。
英語を身体的な感覚で読んだり書いたりできるようになったのです。
動詞が目的語をつかみにいく感覚。
これがネイティブの他動詞の感覚なんです。
おわかりいただけましたか?この感覚。
英語ってすごく簡単なルールでしょ?
(なんか前回の補足が長くなってますが、もう少しお付き合いくださいね。)
では次の動作。
つかんだ粉類をビニール袋に入れる動作ですね。
ここでは、ビニール袋の上にかざしたintoのカードがキモになります。
in でもなくto でもなくinto。
モノが容れものに入っていくような状態を表すときにピッタリの前置詞です。
実は、intoのカードの裏には、矢印⤵️を描いています。視覚的に英語の感覚を伝えたいんですよね。ここでは粉類がビニール袋にザーッと入る様子。
そう、前置詞は状態・様子を表すんです。
辞書でintoを引くと、こんな図が出てきます。
とてもわかりやすいですよね。
この感覚を身につければ、
put A into B
(AをBに入れる)
なんて熟語を覚える必要もないわけです。
英文を読む時、聞く時は、
英語の語順のままイメージを思い浮かべられたらOK!日本語にしなくてもいいんです。
これが速読、リスニングのコツです。
英語を書いたり話したりする時にも、
いちいち日本語を英語に変換させなくても、
話したいイメージから直接英語にすればいいのです。
なんだか補足がめちゃくちゃ長くなってしまったので、今回はここまでにしますね。
(いつになったらマフィン出来上がるのかな…。)
では、また次回お会いしましょう!