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Day 8:ナーシングスキル・ブートキャンプ   アメリカの大学で働く365日チャレンジ You gave me wings to fly~あなたは私に翼をくれました~

2025年1月8日(水)晴れ
朝5時半、日本の夜の9時半、4月から修士に入学する3名と、教員3名で小児ゼミ。南裕子先生の「看護研究」を3人が分担してまとめて発表。皆さん仕事や大学で忙しい中、よく調べてまとめられていて感心しました。

今日から、5セメスター(4年生前半)の学生の、ICUのNursing Skillsクラスが開始。初日は、Boot Campと称して、3~4人をが1グループになって、Nursing SkillsのLabを周り、これまで習ったスキルを実践演習。

①人工呼吸器装着患者の、閉鎖式気管内吸引と口腔内衛生管理


②静脈ラインからの血液採取


③鎮静剤を点滴投与している患者のTitration滴定投与

クラス担当の教員の他に、Lab RN(通常は病院で看護師として働き、週に数日、BYUのラボで教える看護師 RN:Registered Nurse)が2人担当し、4人の学生に、説明し、質問し、やってみせ、やらせてみて、フィードバックし、とにかく手厚い指導。

66人を4グループに分け、その中で4人ずつ回るので、朝8時から16時半、また次の日の午前中いっぱいかけて、延々とハンズオンを繰り返す徹底ぶり。

ほんとうにStudent Centered 学生中心の、実践的な指導に脱帽です。

話を聞いていると、実習はそれぞれ一人で病院に行き、担当の看護師について、そのシフトと同じ時間、同じ動きをして、かなりいろいろなこともやらせてもらえるようで、今日の演習の中でも、実際病院ではこんなふうにしている、と語る学生も多く、卒業したらすぐに働ける訓練をしていることがよくわかります。

教員と学生のやり取りに一日集中していたので、ことのほか疲れましたが、
学生の的確な質問と、「That's a great question!」と必ず言ってから答える教員の非常にフレンドリーで前向きで、やる気を引き出す対応、説明の仕方にも、とても感銘を受けました。

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