【魅羅緒】銀の三日月
【銀の三日月】
人は往ね 壁は朽ち落ち
忘れられし廃墟に 草は揺蕩う
瞼伝う 茨の記憶
約束の時は満ち 姿なき心臓
憐れ 栄華よ 全ては土に服す
浅はかなるかな 強欲の楔
彷徨うは人のみに非ず 生きとし生ける灯よ
せめて未知逝く足元だけは 月の光で飾らん
月は欠け 導きは尽き
あわや鋭利なナイフ 銀の三日月
吐息重ね 交わした指輪
光の系譜は閉じ 残された罪人
あの女性想う 独りの夜は永久に
願うほどに散る 漆黒の翼
楽劇なる喜劇と悲劇 結ばれし罠 物語り
せめて消え行く最期だけは
安らぎ詠う微笑みで
横たえし 横たえし 横たえし 過去の影
時が経つほどに 伸びていく
彷徨うは人ならざる者 生きとし生ける哀しみよ
せめて未知逝く足元は 月の光で飾らん
嘲笑う神々の喝采 切り裂く銀の三日月
≪曲情報≫(情報建設中)
公開日;調査中
音源公開;近日公開見込み
編曲;山石敬之
動画公開;未
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