あたりまえの風景
【あたりまえの風景】
▶(さんかく)の印を
軽く指先で押せば
耳に流れ込んでくる世界
僕の好きな声 旋律
流れていく景色を
何の気なしに眺めている
そんな景色すら懐かしく
胸に花を咲かすのだろう
あたりまえに目が覚めて
あたりまえに歯を磨いて
あたりまえに鍵を閉めて
あたりまえに電車に乗る
あたりまえだと気付くのは
あたりまえでなくなったとき
その時抱く感情は
痛み?悔やみ?それとも
春 夏 秋 冬
想い出があふれていく
同じ季節に見えても今年の
<春・夏・秋・冬>は
たった一度きり
流れていく時間の
速度は誰もが同じ
与えられた たった一度を
どう生きるか あなた次第
偶然 君と出会って
あたりまえに時を過ごして
いつの間にか すれ違って
気づけば別れる日が来る
特別だと気づくのは
あたりまえでなくなったとき
その時抱く感情は
孤独?懐古?つれづれ
あたりまえに恋をして
あたりまえに子を産んで
あたりまえに年をとって
あたりまえに朽ちて消える
あたりまえだと気づくのは
あたりまえに亡くなったとき
全て生命が消えるなら
失って気づくなら
あたりまえなんてひとつもない
あたりまえなんてひとつもない
≪曲情報≫(情報建設中)
公開日;調査中
音源公開;未
動画公開;未
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?