学びを結果に変えるアウトプット大全(Audible)
昨日Audibleで聴き終えた本。精神科医:樺沢紫苑さんの著作。以前から気になっていたのだが、なかなか手を出せず、Audibleを始めた勢いでやっと消化することができた。とにかく様々な形態でのアウトプットの方法を、これでもかと詰め込んだ本。聴き始める前は「アウトプット」というと、Noteのようなブログにこうして何か書いて、情報発信する効率の良い方法の指南かなと考えていたのだが、実際は書くだけでなく、話すこと、それも毎朝の挨拶のレベルからアウトプットに含んでいるのには驚かされた。
話す時も内容はポジティブなことを中心に。ネガティブな内容を話すのはストレス発散になるのかと思えば逆で、ストレスを蓄積することになるという。これは書くときにも同じで、日記の内容もネガティブなことではなくポジティブなことにすることで、結果的に幸福度も上がっていくのだという。
また、キーボードでの入力よりも実際にノートなどに自分の手で書いていく方が記憶にも残りやすいとのこと。そして、なんらかの形でアウトプットしなければどんどん記憶は薄れていってしまう。本を月に3冊読んでアウトプットしないよりは、月に1冊だけ読んでその1冊のことをアウトプットする方がずっとプラスになるのだという。
上記は本全体の中のごく一部だが、そのごく一部だけでも実行に移していけば、自身の将来が変わっていくのではと思わせる内容に満ちていた。とにかく樺沢紫苑さんのポジティブ精神に圧倒される感じ。自分自身も、小さなことからで良いので、日々アウトプットしていこうという気持ちにさせられる良著でした。で、Audibleだと、気づきを本のページに直接書き込む(これも本著で薦められている)ことができないのはデメリットだとも感じた。感銘を受けた本は、紙の形態でも入手しておくのが良さそうだ。