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自己紹介|『税理士業界』への想い!

皆様、初めまして!
WingTone株式会社(ウィングトーン)
代表取締役CEO・刀祢(とね)と申します。

既に会社設立して1年経過はしておりますすが、
改めて人生を振り返っての想いと、
会社設立の経緯と自己紹介、
税理士業界への想いも記載してみたいと思います。

会社概要・事業内容

会社名:WingTone株式会社(ウィングトーン)
代表取締役CEO:刀祢 文秋
所在地:東京都豊島区池袋2-36-1 INFINITY IKEBUKURO 6F
資本金:2,000,000円(※なんとか自己資金かき集めて始めました笑)
HP:https://wingtone-inc.com/
事業内容:
1.経営コンサルティング事業
2.経営戦略アドバイザー事業
3.交流会その他各種イベントの企画、制作、開催及び運営管理
4.専門家との交流マッチング業
5.経営者、代表者、管理者に対するコーチング
6.キャリアカウンセリング事業

ミッション・ビジョン

〈Mission〉
税理士から中小企業へ、
人間性を育み、未来を支える。

日本を支える中小企業は約340万社、全国の会計事務所は約3万事務所と言われています。日本の全企業数のうち99.7%中が中小企業が占め、それを3万事務所が土台となって支えています。税理士事務所が人間性豊かであることは、中小企業の社長がより前向きに繁栄するための不可欠な要素です。AIの進化が便利さをもたらす一方で、人間性が失われつつある今、私たちは人間味ある接し方を重視し、未来を支える人間性を支援することを使命としています。

※HPのファーストビュー

Vision
背中を押されたい
「右腕No,1」を目指す。
何かの帰路に立っている、悩んでいる時、人は誰かに話を聞いてもらいたいもの。刀祢(Tone)だから相談する、刀祢(Tone)の紹介だから話を聞く、刀祢(Tone)に決断の後押しをしてほしい等、事務所経営に悩んだ時にパッと頭に浮かぶ、税理士業界相談の一人者になる。これらを通じて、お客様の大切な「右腕」として、たゆまぬ支援を提供し続けることが私たちのビジョンです。

※税理士事務所、会計事務所、
会計業界特化型』した仕事をしております。

自己紹介(過去〜税理士先生との接点)

私が『税理士業界』に興味を持つきっかけは、幼少期に遡ります。実家は石川県で400年以上続く旅館業を営んでおり、当時の私は「将来、後継者としてこの旅館を継ぐんだ!」と漠然と考えていました。しかし、物心がつく前から、実はその背後でさまざまな問題が進行していたことに気づいていませんでした。

田舎あるあるの同族間での揉め事、経営の不透明さ、無駄なリスクを取る先物取引、そして代表権限を持つ叔父のワンマン経営。加えて、父親による母親と私への感情的な暴力もありましたね。そんな家庭環境の中で、旅館経営が危機的な状況に陥り、借金は3億円にものぼりました。

私が何もわからないまま過ごしていた中、ある税理士事務所の所長が変更で顧問税理士としてサポートに入ってくれました。その方との出会いが、私を税理士業界へと導いた瞬間でした。

信用を失った旅館を立て直すために、税理士さんは銀行に一緒に足を運び、私たち家族と共に頭を下げて回ってくれました。地獄のような状況の中で、寄り添いながらアドバイスをくれるその姿に、中学1年の私は心から感動しました。この時、私は「税理士さんってこんなにも大きな存在なんだ」と強く感じました。このお陰で借金を返済、黒字に転換できたことは間違いないと思います。

順調に軌道に乗ったかと思った矢先、突如としてすべてが崩れ去りました。現代表の叔父の手によって、私の家族は旅館を追い出され、離れざるを得なくなり、引っ越しを余儀なくされたのです。

当時、私はまだ中学1年生。突然の出来事に、何が起こっているのか理解が追いつかず、ただ頭の中が真っ白になったのを覚えています。家族が代々守ってきた場所を離れるという現実を、心のどこかで受け入れたくなかったのかもしれません。

しかし、振り返ってみると、あの経験が今の私の仕事への姿勢を形作っていると強く感じます。厳しい現実の中で、家族を支え、未来を見据えるために尽力してくれたのが、税理士という存在でした。単なる「職業」としての税理士ではなく、人生の岐路に立つ人々に寄り添い、支えとなる大きな使命を持った仕事であることを、あのとき身をもって学んだのです。

だからこそ、私は税理士業界に関わる今、この仕事を単なる「数字を扱う仕事」としてではなく、人の人生を支える重要な役割として捉えています。かつての自分のように、不安や困難を抱える人にとって、頼れる存在でありたい。その想いが、今の私の原動力となっています。

自己紹介(社会人時代〜試練が続く)

また、そこから特徴も、個性もない学生時代を経験して、新卒で上場企業の不動産企業に営業職に何にも考えず入社。自己分析も何もせずに、とりあえず働こうと思って入社したので、入社後のギャップを隠せずに1年半ほどで退職してしまいました。

そこから『自分って何がしたいのかなー?』と悩んだり、塞ぎ込んでいた時期もあり、約6ヶ月くらい働く気がしなくてニートしてましたね(笑)今、note書いてても、やっぱり自分の根は『弱い人間』だなって思います(笑)

そんな時に、自営業で飲食店をやってた両親の元に帰省した時に、前述の会計事務所の監査担当者さんと話す機会があり、税理士事務所の仕事とかどうかなーと思い始めました。しかし昔から算数・数学がめっちゃ不得意な私にとって、数字を絡めるお仕事にはとても違和感を感じずにはいられなかったのが正直な感想です(笑)

運よく!税理士支援のお仕事に従事!

そんな状況で転職サイトを見ていたときに、税理士・会計事務所にお役立ちを掲げていた 株式会社実務経営サービス(※当時:中井社長・板垣常務)とご縁をいただきました。他社でも内定が幾つか決まっていましたが、内定前にセミナーを拝見させていただいたり、ランチに誘っていただいたりと人間味ある姿勢が決め手でした!

入社後は現場を中心に税理士先生訪問、面談を繰り返して、時には上場企業の大手企業様とも交流や接点を持たせていただく機会をいただきました。といっても、税理士業界の知識はさっぱり(笑)、経験不足とコミュニケーション力も高い方ではなかったので、慣れるまでは挫折の連続。営業、企画、セミナー&税理士法人見学会運営なども同時にマルチで進めていく能力がその当時は全く皆無だったと思います(笑)なので、職場の皆さんにはとても迷惑かけてて、失敗の連続を繰り返すことが入社後2年半ほど続きポンコツでした(笑)

泥臭く会社員時代に『やり切って』見えたものがあった!

2018年、入社3年目の27歳の頃、「あー!このままだと前と同じだ!」と悩んでいました。ふと冷静に考えてみると、仕事で自分がやり切ったことがほとんどないから、他責感情(環境や人が悪い)を抱えていたんだなと、はっと気づいた瞬間がありました。

その時に、他人を変えようとするのではなく、「自分が変わらなければならない!」と強く思ったことが、私にとって大きな決断と覚悟のきっかけでした。それから、自己啓発のビジネス書を読み、SNS(旧Twitter)でアウトプットを始めたり、YouTubeでビジネス関係の自己啓発動画を移動中に聴いたりするようになり、それが自分の意識に大きな影響を与えたと思います。

感情的だった自分をコントロールできるようになり、喫煙者だった私もタバコをやめ、トラブルが起きた時にも「自分の責任」として捉える思考を持つようになりました。こうして日々の仕事にも慣れ、少しずつ前向きに取り組むことができたことが大きな要因だったと思います。

そして、そんな状況の中でもリーダーとして、新規の会計事務所との接点を持ち、誌面の取材や事務所見学会の企画、会計事務所サミットの運営責任者を2018年から任されることになりました。困難に逃げずに立ち向かっていく姿勢、主体的に能動的に行動できるようになったことが、今の自分につながっていると確信しています。

この7年間で、税理士業界の方々と3,000名以上の方々と接点を持ち、貴重なご縁をいただいたことには本当に感謝しています。

コロナで起業STOP!でも結果良かった!!

この時は、悪い意味で、『大いに浮かれていた』状況でもありました(笑)。会計業界のこともそれなりに理解してきて、それなりに人脈もできて、地に足がついてない状況の天狗状態。いわゆる今の自分自信があるので、何やってもうまくいきそう!というマリオのスター状態(笑)。

結論、そんな浮ついた状況でのコロナウィルスが2020年から蔓延して、STOPせざるを得ない状況に。これが結果よかった、、、。運が良かった。

こんな地に足がついていない状況だったら何をやっても失敗していたとはっきり思います。税理士業界でもオンラインセミナー、テレワークを実践することが普及し、私自身も考える時間ができたことが大変大きかったです。

この3年で準備、自己分析、自己理解、何をやっていくかをコーチングで壁打ちしたり、ある意味で『準備期間』を確保、向き合う時間があったことで独立の精度を上げることができたと思っております。

綺麗な起業ストーリーじゃない(笑)

2023年の夏頃、覚悟を決めて高額のコーチングに投資し、外部のコーチングコーチとのセッションを始めました。そのコーチに「独立のGOALを決めよう!」と後押しされ、9月に「2024年4月に法人として独立する!」というインパクトある目標を決断しました。当時、ものすごくビビって震えていたのを今でもはっきりと覚えています(笑)。

ちょうど6ヶ月後というタイミングで、先の見えない大きなGOALを設定し、そこから逆算して日程や流れ、売上目標などを決めていきました。税理士業界ではMAS監査のように、あるべき姿から逆算する考え方がありますが、正直、私はこの思考が得意ではありませんでした。私にとっては、コンフォートゾーン(心理的安全領域)の外、外、外!って感じでした(笑)。でも、その6ヶ月という明確な時系列があったからこそ、動きやすかったのも事実です。

会社代表に辞意を伝えるタイミング、設立に向けた準備、会社名をどうするか、どんな税理士先生を支援対象にするか、オフィスはどこにするか…etc。今振り返ると、本当にがむしゃらに泥臭くやっていたなと思いますが、その「自分らしさ」を感じて、今はその姿勢が良かったなと思っています(笑)。

そして、何よりも言えるのは「タイミング良かった!」そして「運が良かった!」ということに尽きます。目標通り、2024年4月1日に法人化(個人事業主は1月1日〜)して独立できたので、関わってくれたすべての方々に感謝したいと思います。

最後に、現在〜未来に向けて

現在は独立して、1年間を経過しておりますが、いまだに『ポンコツで弱い自分』は自覚しております。周りの優秀な税理士業界の関係者に比べると、大きな実績も出してないし、秀でた能力やスキルがあるわけでもありません。

※税理士事務所の伴奏者コーチを掲げている

ただ、私は自分の「弱い部分」をしっかりと理解しています。だからこそ、辛い状況や苦しい状況に直面し、もがき苦しんでいる人、GOALが見えず迷路に入っているような人のパーソナルトレーナー、コーチとして、税理士業界に貢献できたらと思っています。

今、業界はAIやChatGPTなどの技術革新が進んでいます。私自身もこれらを活用していますが、これらはあくまで「手段」でしかありません。どんなに時代が変わっても、私は、中小企業の右腕として、税理士や会計事務所がその役割を担い続けることに変わりはないと思っています。

私が目指しているのは、そんな混迷する時代において、税理士事務所や会計事務所の「税理士の右腕」・『税理士事務所の伴奏者コーチ』・『税理士のパーソナルトレーナー』として、私自身ができる支援を行い、これまでご縁をいただいた数多くの会計業界の仲間たちとの連携を通じて、業界全体の発展に貢献することです。その未来を描き、実現していきたいと思っています。

どうぞ、税理士事務所の関係者の皆様、
今後ともよろしくお願いいたします!

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