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30歳で感じた「20代のうちにやっておくべきこと」

20代というのは
体力もありお金も自由に使えるようになり
人生でいちばん楽しい時だと教えられた。(母に)
30歳になったいま
「これやっておいて良かったな」とか
「やっておけばよかったな」
両方感じる。
今回は30歳になるわたしが思う「20代のうちにやっておくべきこと」を紹介する。

01:一人暮らし

実家に住んでいたときは
何にいくらお金がかかり、家事にどれだけの時間と体力がかかるのかわからなかった。

社会人1年目のわたしは
「実家に住むなら月5万を入れること」
を約束させられたが
正直「高すぎる!」と感じていた。

それならと一人暮らしを始めると
「月5万なんて全然安かった、、、」
と痛感。

食費、光熱費、生活雑貨など
”浪費”を除いても手取りの約25%が消えていく衝撃。
そこに、娯楽費や衣服などの浪費、貯金。
その上、家事も全部自分でやる。
はじめてやった炊事、洗濯、掃除。
そんな経験が実家暮らしだとできない。
(人によるが、我が家だとできなかった)

「実家から仕事に通えるならお金を貯めることが優先」
という考え方もあるし、半分同意だ。
実家暮らしをしていれば今より貯金があったはず。(そう願いたい。)
この後にお話しする投資信託観点ではそのほうがいい。

しかしこの経験をしたことを後悔していない。
どこに住むか、何を食べるか、いつ寝るか
親に頼れない環境で判断力や自己管理能力が鍛えられた。
家事スキルも身についた。
そして家族のありがたみが身に染みてわかった。

02:投資信託・お金の勉強

さきほど少し触れたが
投資信託はより早く始めたほうが有利だ。
長期的に見た時に差がでる。

投資信託とは投資家から集めたお金を
運用のプロが株式や債券などに投資し
その運用成果を投資家に分配する仕組みの金融商品。

つまり素人の私でも投資をすることができて
ひとつの投資信託を買うだけで分散投資ができるということ。

NISAは投資で得たお金に税金がかからない神制度。
非課税で資産を増やせる可能性が高い。
投資できる上限はあるので
月5~10万程度をつみたてNISAでインデックス型投資信託でコツコツ
という資産運用をやっている。

若いうちにこのような勉強をすることも有効だ。
社会人1年目の新人研修で教えてほしいくらいである。

iDecoはやっていたものの
NISAを始めたのは数年前で
勉強して、そのメリットをわかってからは
「20代前半で始めておけばよかったなぁ」と後悔している。

03:未経験の業界に転職

転職をここで取り上げたのは
全く未経験の業界に仕事を変えたい場合には
20代までという話をしたいからだ。
(自分のキャリアを生かした転職は含まない)

私は総合職と呼ばれる、いわゆる事務からSEに転職した。26歳ですでに「ギリギリ」らしい。

事務では将来不安があったので
より専門的なスキルを身につけたく転職。
転職時には自分と向き合う機会にも恵まれた。
「自分が得意なこと」「自分が苦手なこと」
それを吟味し、いまの職に就いたことで
自分に向いている環境を手に入れた。
いまはキャリアアップのための転職も視野にいれている。

04:興味をもったらとにかく挑戦

時間やお金を自由に使える20代に
好きなことに没頭するのに最適。

ライブやプロスポーツの遠征、
アーティスト活動や推し活など。
好きなことに好きなだけ打ち込める時期である。

また幅広く手を出してみてほしい。
多少お金を使っても得られる学びが多い。
ひとつのことに一生懸命に取り組むのも良いことだが
様々な価値観に触れる経験は
自分の知見を増やすとともに
人間関係の形成にも非常に役立つ。

05:運動習慣を身につける

年齢を重ねると運動を始めるのが大変になる。
20代のうちに習慣化すると健康的な体を維持しやすい。
ジム通い、ランニング、ヨガなどだ。

わたしの通っているジムのトレーナーさんによると
30を過ぎると筋肉は維持するのが精一杯になるという。
エビデンスはないが、その傾向にあることは理解できる。

運動習慣の効果は仕事で感じられた。
ヨガで自分と向き合い
ジムで身体を動かして血流を良くすることで
精神的な安定を得られ、集中力の向上に繋がった。

06:(大学生向け)海外留学・旅行

主に大学生向けなのは
まとまった時間がないとできないこと
をすること。

グローバルな社会になってきたからこそ
日本で社会生活をする上で外国語ができるということはアドバンテージになる。
1年休学し留学をして語学を身につける価値は大いにあると感じた。

また海外旅行は
場所によっては1週間~2週間の休暇が必要になるが
社会人になるとその期間の休みを取るのはなかなか難しくなる。
大学生であれば長期休みもあり時間が取りやすい。
社会人になって後悔する前に
若い健康な身体があるうちに
いろんな国の生活をその目で見てほしい。


おわりに

誰にでも平等に与えられた時間。
わたしは大学に入った瞬間から
ガクチカのために4年分のスケジュールを立てた。
(ガクチカっていま使うのか?)
社会人になったときも
やりたいことは何でもやってみた。

いまはパートナーと暮らしており
自分だけのためにお金や時間を使える機会は減ったが
悔いがあるとすれば
NISA を早くはじめておけばよかった。
と思うくらいで、幸せなものだ。

いまは静かに読書と塗り絵をしている。

uishi Riran

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