ゼンディカーの夜明け、シングル高沸期待ランキング、答え合わせ！
前回の予想記事から約1か月。
お久しぶりです、ますいおじさん(@MasuiMtg)です。
高沸の予想を有料記事にするわけですから、やっぱり答え合わせは必要ですよね。
発売前後に起こった事柄と、前回時期に挙げたカードの現在の価格をまとめていきたいと思います。
高沸予想を行った前回の記事はこちら！
➡「ゼンディカーの夜明け、シングル高沸期待ランキング！」⇦
１．発売前後の出来事
まずは発売前後の出来事から。
・通常ブースター以外の発売が延期
・《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》のスタンダード禁止
1つ目の出来事で、本来シングル在庫用に考えていたセットブースターの開封ができなくなり、各ショップは通常ブースターを開封する必要が出てきます。
当然、ショップだけでなく、ユーザーも同様のことが起きていたかと思います。
つまり、開封されるパックが普段より多かったこととなり、市場には人気カード以外の在庫がだぶつく形となったかと思います。
2つ目の出来事では《ウーロ》が存在しなくなったことで、メタゲームが変化し、全カード公開時点からカード自体への評価が変わったことを意味します。
早速発売から1か月、筆者の予想カードの価格を見ていきたいと思います。
２．買っておきたいランキング１０～６位
・10位
《海門の擁護者、リンヴァーラ/Linvala, Shield of Sea Gate》
当時【最安：70 円／トリム平均：129 円】
現在【最安：20 円／トリム平均：90 円】
残念ながら下げ。当時の70%ほどの平均値。
他のカードもそうですが、大型大会で結果を残したデッキに採用されていないカードは過剰な市場在庫のあおりをもろに受けた形。
・9位
《夜鷲のあさり屋/Nighthawk Scavenger》
当時【最安：800 円／トリム平均：905 円】
現在【最安：522 円／トリム平均：913 円】
平均値としてはキープしているようですが、最安値は下げ。
ただこちらのカードはローグデッキの主力として採用されている関係もあって、評価自体は悪くないようです。
まだ買っていない方はネットショップ等の最安を探してみるのも悪くないです。
・8位
《枝重なる小道/Branchloft Pathway》
当時【最安：702 円／トリム平均：927 円】
現在【最安：432 円／トリム平均：725 円】
《陽光昇りの小道/Brightclimb Pathway》
当時【最安：756 円／トリム平均：953 円】
現在【最安：378 円／トリム平均：684 円】
《清水の小道/Clearwater Pathway》
当時【最安：900 円／トリム平均：1,086 円】
現在【最安：864 円／トリム平均：1,271 円】
《岩山被りの小道/Cragcrown Pathway》
当時【最安：756 円／トリム平均：953 円】
現在【最安：558 円／トリム平均：845 円】
《針縁の小道/Needleverge Pathway》
当時【最安：756 円／トリム平均：903 円】
現在【最安：360 円／トリム平均：667 円】
《河川滑りの小道/Riverglide Pathway》
当時【最安：900 円／トリム平均：1,046 円】
現在【最安：756 円／トリム平均：1,110 円】
両面土地もオムナス系とローグに採用されていないものは下げ。逆に採用されているものは上げ。
最安値が非常に安く、持っていない土地は今後を見越して買いそろえるのを強くお勧めします。
・7位
《影の評決/Shadows' Verdict》
当時【最安：100 円／トリム平均：178 円】
現在【最安：2 円／トリム平均：62 円】
見るも無残…。《ウーロ》亡きスタンでは《絶滅の契機》で十分な状態。あえて3マナ以下の縛りで5マナの全体除去を採用する理由がほとんどない状態です。
信用いただいて買った方、大変申し訳ありません・・・。
・6位
《フェリダーの撤退/Felidar Retreat》
当時【最安：140 円／トリム平均：167 円】
現在【最安：99 円／トリム平均：298 円】
価格は低いですが上げ。平均では約1.8倍。
筆者も使用していますが、割れない場合異常な制圧力を見せます。
《オムナス》デッキにも採用されることもあります。
最安は下がっているので、市場在庫が枯れる前に購入を強くお勧めします。
３．避けたほうが良いランキング３～１位
続いて筆者がおもっくそDisった避けたほうがいいランキングの答え合わせです。
・3位
《海門修復/Sea Gate Restoration》
当時【最安：550 円／トリム平均：834 円】
現在【最安：480 円／トリム平均：765 円】
平均が約0.9倍。予想当時は考えてもいなかった土地0デッキで採用されるなど、裏面土地神話ですが、青は値下がり。やはり表面が明確にキャストに向かないのはマイナス要因のようです。
・2位
《アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening》
当時【最安：1,200 円／トリム平均：1,259 円】
現在【最安：2,000 円／トリム平均：2,518 円】
どうしてこうなったその１。平均で約2倍。市場在庫も高額以外枯れている模様。
土地0デッキでの採用が最大理由と思われ、スタンではフラッド時の保険程度の使われ方が主体。
ただし土地0デッキ自体は安定して結果を出しているようではない事と、他に4枚採用されているアーキタイプがあまりない事を考えて、今後の動向は注視したほうがよさそうです。
・1位
《スカイクレイブの災い魔/Scourge of the Skyclaves》
当時【最安：1,780 円／トリム平均：1,799 円】
現在【最安：2,124 円／トリム平均：2,454 円】
どうしてこうなったその2。平均で約1.4倍。
モダンでのデスシャドウデッキが主な戦場。主戦場がモダンであることと、4枚の採用がなされている点から、この価格は安定していくと思われます。
ただし、モダンでは2マナ以下の除去耐性の無い生物は非常に脆く、メタゲーム次第では採用数が減る可能性もあります。
４．買っておいたほうがいいランキング５～１位
それではさっそく残りの５～１位を。
・5位
《忘却の虚僧/Nullpriest of Oblivion》
当時【最安：180 円／トリム平均：202 円】
現在【最安：58 円／トリム平均：175 円】
筆者の期待とは真逆の下げ。平均で約0.85倍。
《オムナス》が暴れている現状2/2/1の通常生物ではスタン環境は生き残れない状態のようです。
ただ《オムナス》がもし環境からいなくなった場合、対アグロ対コントロールに活躍する能力の為、安いうちに持っておきたいカードです。
・4位
《豊穣の碑文/Inscription of Abundance》
当時【最安：70 円／トリム平均：126 円】
現在【最安：50 円／トリム平均：117 円】
正直当時から何も変わってないという印象。このカード自体がミッドレンジ気味の緑のデッキが対アグロ対ミッドレンジに用いるカードなので、環境がそうなっていないことの証明のように思います。
リミテッドで使った感想は激強だったので、フェアなデッキが増えクリーチャーでの殴り合いが増えれば採用されることもあるかもです。
・3位
《スカイクレイブの影/Skyclave Shade》
当時【最安：227 円／トリム平均：271 円】
現在【最安：49 円／トリム平均：174 円】
こちらも下げ。平均で約0.6倍。《忘却の虚僧》と同様の理由と思われます。
・2位
《光輝王の野心家/Luminarch Aspirant》
当時【最安：180 円／トリム平均：217 円】
現在【最安：100 円／トリム平均：193 円】
こちらも下げ。平均で約0.9倍。《忘却の虚僧》《スカイクレイブの影》と同様の理由と思われます。
ただ、白単は結果を出していることもあり、安いうちに確保することをお勧めします。
・1位
《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》
当時【最安：180 円／トリム平均：348 円】
現在【最安：400 円／トリム平均：909 円】
1位予想は外さなくて本当に良かった・・・。
文句なしの上げ。平均で約2.6倍。
スタンでは白単が採用。モダン以下はデスタクが採用と各フォーマットで活躍。
一部カードを除いて全体的な下げ止まりとなっているゼンディカーの夜明け。上がるときは一気に上がってしまうと思われるので、確保は市場在庫の枯れていない今のうちと思います。
５．最後に
今回のランキング付け、結果としては
10種中3種（両面土地はちょっと反則気味ですが…）が予想的中。
7種が予想外し、という結果となりました。
とは言えスタンに限ってはアンチオムナスアドベンチャーがポテンシャルを競っており、オムナスアドベンチャーはアンチデッキの中で対策が必要な相手を見極めているような状態と思います。
あまり健全とは言えず、MoMa、アンチMoMa、アンチアンチMoMaを思い出します。
もしウィザーズが《オムナス》にNOを突き付けた場合・・・
そうなったときは大きく市場が動くと思いますので、注視していきたいです。
最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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それでは
最後に
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