性別って何？

こんにちは。

前の記事でXジェンダーとはという話を軽くしました。
今回は、Xジェンダーとは何なのか細かく話していきます。

まず、Xジェンダーは主に以下の4つ別れていると言われています。

①中性
自分が男性と女性の中間であるという認識

②両性
自分が男性でも女性でもあるという認識

③無性
自分は男性にも女性にも当てはまらないという認識

④不定性
日によって性別が異なっているという認識

それぞれざっくりとした説明はこのようになります。
中性は文字通りですから、なんとなく理解していただけるかと思います。
②両性は、各々で男性が何割、女性が何割というものが存在し、常に男性と女性のどちらの性も持ち合わせているという性自認です。割合はそれぞれで異なり、割合は常に一定だと考えられています。
③無性も文字通りです。自分には性別がない、という考えですから、男性とも女性とも考えてないのです。なので、｢あなたの性別は？｣と聞かれることを嫌う方がいらっしゃいます。
④不定性は、両性と似たところもありますが、今日は男性、翌日は女性というように、性自認が流動的です。

主に4つと言ったように、代表されるのはこの4つですが、Xジェンダーはこれだけではありません。自分の性に対して自覚し、固有の性自認こそがXジェンダーという考えであり、これは性が定まらない人や性がわからないという人を意味するクエスチョニングの一つであると言えますね。

そもそも、Xジェンダーは日本人が考え出した言葉だと言われていますので、世界的にはクエスチョニングと言った方が伝わるかもしれません。

ちなみに、私は②と④どちらも存在しますから、それぞれに多種多様あるということは証明できるのではないでしょうか。

どうしてこういう考え方が存在するのか。
これは私の個人的な考えですが、この世に性別という概念が存在しているからと言えるでしょう。

人間以外の動物、例えばライオン。ライオンにもオスメスありますが、実はライオンにも同性と交尾することや恋愛することがあるそうです。ですが、そこから差別はライオン内で起きることはないですよね。
それは、ライオン自身が｢性別｣という認識を持っておらず、差をつけるということをしないからなんです。
人間は、性を別ける、つまり男と女という差で別けていることで差別意識が生まれます。
また、子孫繁栄のためには、男女で交わらないといけないという考えから、男女で恋愛することが普通であるという共通認識のようなものがあります。
性を別ける、恋愛における固定概念の2つから、同性との恋愛や営みは差別対象となるわけです。

こうした性を別けるという行動こそが、自分に性がないや性がわからないという人、生まれてきた性と異なる性自認という人を生み出し、そういった考えの人のコミュニティによって作り出されたのがまさに、LGBTQ+なんです。

だから前回、性別なんて概念関係なく楽しめばいいと言ったのです。
ただ、子孫をつくる上で、男女である必要はありますから、性別という概念がなくなればいいのにとは思いません。恋愛において、性別関係なく好きなようにできたらいいのに、そう思うわけです。
自分の性別を定める必要はあるでしょうか。私はないと思います。自分は女だから、男だからと縛り付けて人生送るよりも、女でも、男でも関係なくやりたいことをした方が楽しいと思いませんか。
どんな動物にも同性を好きになる要素は遺伝子の中にあるそうですから、同性を好きになったって仕方がないことなんです。さっさとそれを認めてみんな平和に恋愛できる世の中になればいいのになって思うのです。

いつか｢性別ってなに？｣って言える日が来るといいですよね。