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アイドルマスターXENOGLOSSIAを東京ドームに再臨させた件について

幾千の星から 光が集まって、この企画は生まれた…

異次元フェス~どうせただのフェスでしょ~

ある日、突如「アイマス」と「ラブライブ」がフェスをやるぞ、という前代未聞の話題が飛び込んできた。まさに異次元のコラボレーションということで、そう来たか~という感想を抱いた。

ラブライブ見てはいるんだけど、あんまり刺さらないんだよなあ…でもアイマス方々がかなりそろうし、どうなるかわからんからなあ…チケット絶対当たるだろうし、取っとくか~?
てかアイマス1年に2回も東京ドームでライブやるのかーほなかうかー通し券ポチ~~~~
これが全ての始まり…そう「Day1」だったのだ…(7月22日)

補足:バンナムフェスの予習でラブライブシリーズは視聴。ただ、結構曲から入る性分なので、ラ!もサ!もなんかあんまりハマらず。ニジガクは結構いいな~とおもっていたレベル。蓮とスクミュは未視聴で、ライブには望みました。

この身果てても、叶えたい夢があるよ


2023年7月は記念すべきMODEROIDインベル発売でこっちは忙しいんだー!
※グッドスマイルカンパニーオンラインショップより3個
ヨドバシカメラより12個購入

ヨドバシカメラさん、12個買ってちゃんと輸送箱そのままで送ってくれてありがとうございます…

それよりも10月のSideM8thライブ楽しみー!と思い、過ごしていたある日

は?(猫ミーム)
はい???????のぼりまたやるの?!!!!
その時俺の脳裏にはMoIW2023の苦い記憶がよみがえった…

私は後悔していたのだ、MoIW2023でのぼり企画をやれなかったことを…
いや、決断できなかったことを…

私には、絵を描く技術もない。かといって文字だけ書いても意味がいない…
これでいいんだ、これでいいんだと言い聞かせて2月は展示企画に専念をした…

実は、1/12のアーケード版アイドルマスター筐体の横に、持ち運びできるアイドルマスターの筐体があったのは秘密である。

しかし、この後悔が私の胸に残り続けていた…

「東京ドーム」
そこはアイドルマスター全作品において「聖地」の1つである(デカすぎ主語)
それは、アイドルマスターXENOGLOSSIAにおいても例外ではない。
「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」という伝説のライブが行われたという点で聖地なのである。


思えば、2019年10月20日から私の運命は決まっていたのだ…アイマスの沼、いやバンナムの沼そのものと成り果てることが…


これからも、iDOL!!!!!! そう決意したあの日…

いろいろと頭を駆け巡った結果、私は決意した。
これを逃したら、俺はもう一生後悔する…
SOSが聞こえた。
アイマスからの?ラブライブからの?
いや、俺からのSOSだった…

wingがやらねば誰がやる…!と。

泣いてた小さな私が立ち向かう

のぼり企画をやろうと立ち上がったが、ここで大きな問題があることは明確だった。
「そもそもアイドルマスターXENOGLOSSIAをのぼり企画でやっていいのか?」
おそるおそる、レギュレーションを確認してみた。
「この企画はライブに出演しないキャラOK」
「アイマスやラブライブの作品に登場する内容や登場人物ならOK」
俺は心の中で叫んだ。
「いける」
アイドルマスターXENOGLOSSIAは「アイドルマスター」初のアニメ作品。そして、ラブライブの「祖」(誇大表現)。
このフェスに参加する大義がある。何より、「異次元」という名に最もふさわしい。

とはいえ、決断には勇気がいる。
30分いろいろ考えた結果、フォロワーのリアクションを伺うためツイートをした。

こんなネタみたいなツイートに対し、あるフォロワーがこういった
「乗るしかない、このビックウェーブに」と。

そうだ、俺は、俺たちは!時代に飛び込む勇気のダイバーなんだ!
俺は、「覚悟」を決め、荒波かうねる、ネットの海に飛び込んだ…


補足:俺、Fariytailじゃいられない めちゃ好きなんですよね。バンナムフェスで夢の「蒼」コラボをやってくれて、感涙でした。

願う心は一緒

企画を立ち上げたのはいいものの課題がたくさんあった。

  • そもそも、イラスト描いてくれる人がいねぇ

  • 人が集まるかもわかんねぇ

  • 集金回収や返礼品とかどうしていいかわらん

  • 何をどうしていいか全くわかんねえ…

とりあえず突っ走ってしまったが、5人集まればいいだろう…金は俺が払えばいいし…。と思っていた。

なんと4時間で20人来た。どうして。

10時間経過で、30人

悲鳴をあげはじめる

100人達成。
このとき俺は
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のアムロの気持ちが頭ではなく心で分かった…

「地球が駄目になるかならないかなんだ! やってみる価値はありますぜ!」

裏話
あまりにも人気なので、企画倒れだけは避けたい!と思い、この間に頼むなら絶対にこの絵師様に!と思っていた方がいて、その方にダメ元でオファーしたところ快諾していただき、イラストどうするかもメドがついていました!
本当にありがとうございます…(泣)

そして、締め切ったことで、参加したかったのになーというお声もかなりいただいた。
辛いのは目に見えてる…やめておいたほうがいい…
解ってる、わかってるよ!
オレの心は抑えきれない興奮に燃えていた
「これだけ人気ならのぼりもう一本やりたい」と


人は夢を描く、そう名付けた物語…


そうだ、アイマスはロボットだから…
「異次元フェス」だし、「ロボマス」やろう!そう決意した。

アイドルマスターXENOGLOSSIA
無尽合体キサラギ
鋼鉄公演きらりんロボ
ウサちゃんロボ
(可能であればスパロボCGや315カイザー、スチームユカ、ユニコーンガンダムとかも入れたかったけとも…)
(ユニコーンガンダムは流石にあかんだろ、やってみたかったけども)
補足:デレマスであったスパロボ×デレマスコラボは、ただのコラボではなく、スパロボCG(シンデレラガールズ)という作品なので、あれはある意味スパロボの1作品ともいえるのです。ネオグランゾンVSアストラナガンとかやばすぎるだろ…、あとウーゼスは191人目のアイドルです。覚えて帰ってください。(早口かつ独自解釈多いにあり。)


うーん、こっちはこっちで大人気に()
そしてなぜかデザイン案も決まってるし…

裏話
Twitterでゼノグラシアとか呟いて、のぼりのエゴサをしていたときであったある絵師様が、ノリノリでインベルを描いていた。「あれ、この人にお声がけすればもう一本いけるんじゃねぇか?」とお声がけ。
また、もう1人描きたい!と言ってくれたのもあり、8体という驚異のイラストが完成…

あなたが微笑むなら愛じゃなくても愛してる

ここまで、順風満帆どころかヴォワチュール・リュミエールで加速し続ける、スターゲイザーのようだった俺は、課題を思い出す。

そもそもレギュレーションに認められるかはもう公式の判断を祈るしかない…こればどうしようもない。
逆にのぼりが出れば、公式が認めてくれた!ということになるのでは?と心の中では思っていた。
※そもそもそのあとのぼりの企画数が当初予定の定数を広げても落選が出るレベルと聞いてほんとにびっくりしましたね…アイラブですホント…。

しかし、企画を通すためにやることが多すぎた…

企画回すのおそらく向いてない。集金も調整も嫌だから。

両方の企画に参加してくれる人がいるとは言え、約200人に対し、現状の報告やデザイン案のアンケート、集金対応をするのは、かなり骨が折れた。
正直すごく大変だった。

ここの題目だけはまじめに細かくやったことを記していきます。

企画立案、参加者募集

これはいわずもがな前段で語った通りです。思い付きで始めたら思いのほか人が高スピードで集まって~という好循環を生んでくれました。
人集めに困るということがなかったのは本当に助かりました。覚悟が決まりましたので…

イラスト(XENOGLOSSIAのぼり)

XENOGLOSSIAののぼりについては、もうこの方しかいない!と思っておりましたので、ダメ元でご依頼させていただいたのに快諾していただきとてもうれしかったです。また、私のこうしたい!というアイディアをくみ取ってくださり反映してくれてとても楽させていただきました…。(キャッチコピーや色合いなども含めて…)
この場を借りて改めて感謝を、ありがとうございました!

私、絵が描けないのでほんとに配置イメージを作ってお渡し⇒これはどうですか?と作ってもらうという流れでした。ほんとに感謝しかないです…

イラスト(ロボマスのぼり)

一方こちらは、もはや祭りにしようぜ!ということもあり、ラフをすぐ書いてもらってイメージはすぐ固まりました。
しかし、あれがやりたい!これがやりたい!があまりにも多すぎたのですが、そこはうまく落とし込んでデザインの確定へとつながりました。
ですが、さすがに8体のロボットを書くのは大変ですよね…。お二人で分担して対応してもらいましたが、ぎりぎりまで本当にありがとうございました。
裏話:キャッチコピーも最後までわちゃわちゃとやってたり(笑)

スケジュール管理

簡単ではあるがスケジュール管理をしながら企画を動かす。

MoIWの時よりは、イラスト納入の時間があったので、スケジュールを逆算して対応。
絵師様には本当にお忙しいところいろいろ無茶なお願いをして対応してもらいました…感謝

参加者様との連絡

当初、TwitterのDMでやろうと思ったのですが、DMのグループが50人までしかできないという落とし穴が発覚し、
DM自体は作りましたが、Discordも併用してグループを作成して調整しました。
ただ、TwitterのDMは開放していない または Discordは対応できないなどご事情もあり、同じ文面を両方に送るのが大変でした。(この辺は参加条件に盛り込んでおくべきだったかなと後から更改。)

皆さまへの伝達事項として以下の内容を連携しました。
やはりDiscordのほうが使いやすかったかなあと。

  • 主催からの想い

  • 不定期でイラストの進捗報告

  • イラストのアンケート

  • 当落の発表

  • 集金方法について

  • 返礼品について

  • 当日の配置など

ふがいない主催にも関わらず、皆様暖かく接してくれてありがとうございました。
また、フォロワーじゃない方々からも幅広く参加いただきほんとにうれしかったです。

集金・返礼品について

集金をどうするか、これが悩みどころでした…。フォロワーに何人ものぼり企画主催がいたので(なぜいる)、意見を伺い、PassMarketというヤフーのサービスを使いました。

こちらのサービスの使い勝手としては
メリット:ユーザー側はヤフーのアカウントがあれば対応できるので楽
デメリット:手数料が結構かかる。イベントの設定の仕方がわかりにくく苦慮した。(私は四苦八苦しました。)
という感想。

企画の募集をTwiplaでやったので、Twitterのユーザー名と付け合わせて何人が未済かどうか判断して催促するのが、大変でした。(あまりやりたくないことではありますから…)

返礼品については、ミニのぼりも考えはしたのですが、現地に来れないけど賛同してくださる方もいらっしゃったので、コンビニプリントで対応しました。
裏話:主催としてはのぼりを作って配る気力がなかったというのは秘密である。

あと、イラスト代や集金で完全に赤字でした。正直のぼりもらえるんだからそのぐらい払って全然問題ないと思ってたので大丈夫。(収支報告はもちろんしましたよ(笑))


デザイン入稿

はっきり言ってここが一番しんどかった。
アソビストアで、デザイン入稿権利の抽選応募をして、登録フォームに登録するのですが、
確認ページはありませんでした…
デザインの登録ボタン⇒登録 (データ確認できず)
今回ののぼりへのメッセージ(特典BDに使うとかそういうのだと思います。)
この2点を入れて、登録を押したら
ありがとうございました の文言が!

この対応でOKなのか?????????????
こわいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
※あくまでのぼりの権利を応募したのはメール来たのですが、登録完了しました~というメールはなかった…

裏話:アソビストア会員のクーポンは使えました(笑)
裏話:ほかの主催の方もこの辺わからなく、うおおおおおってなってました。そりゃそうなる。

他の主催の方々との交流

これが非常に助かりました。MoIW2023の際にすでに経験された方がかなり多く、その時に集金こうやったよ~、こういう流れで応募したよ~という知見があり、非常に参考になりました。ありがとうございました。
また、結構調整や準備が大変なので、主催の方々ともあーだこーだと情報交換しながら、折れることなく走り続けられたのは非常に励みになりました。


また、前項のデザイン入稿のところはやはりほかの方も思っていたみたいで、確認のところなかったよね?!とか心配だよね~とか言い合っていました。(他もそうだとわかるだけでも少し良かったと思いました。)


夢を始めて願って 今日までどのぐらい経っただろう

のぼりがそもそもちゃんとデータ入稿できているだろうか…
というかレギュレーションOKという扱いなのだろうか…

絵師様には落ちたら本当にごめんなさいとあらかじめ謝って臨んだのぼり当落発表当日、11月15日。



いや、受かるとは思ったけどさ。
二本とも受かるとは思ったけどさ。
うれしいに決まってんだろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺のSOSが聞こえた…。


皆さんが、担当アイドルの更なる活躍のためにプロデュースしているのと同じように私もこういう変な形ではありますが、頑張って報われた、それがとても嬉しかったんです。
フェスの運営公式、いやバンダイナムコさんが、ライブにも出ないアイマスの「iDOL」や「ロボ」たちを、のぼりとしてあげていいよ!って許可出してくれたことが、嬉しかった。
それ以上に、いい意味で(と信じたい。)異次元フェス・アイラブ歌合戦の話題の1つとしてこの2本のぼり企画があることが本当に嬉しかった。

でもここで終わりじゃない…!
集金と当日健康でライブに望まないと意味がないんだ!!
と集金を開始。
集金開始→催促→催促→催促→催促→催促を繰り返し(ただのヤバい人だろこれ)
(しつこく催促のお願いを送って本当に申し訳ありませんでした。)

そして、ついにライブ当日を迎えた。

Dear My Soldier

2023年12月9日 朝 4:52


寝れるわけねえだろ!
前日のぼりがたったよTwitterを参加者様からいただいており、夢じゃないことを把握していたら、寝れるわけねえだろ!!!

もう、アドレナリンしか出ていない俺は、いち早くのぼりの下へと向かった…

理由がわからなかった
理由がわからなかった2

1,511日ぶりに東京ドームにインベルののぼりがたった!しかも3本も!
(私以外にも1人クロスオーバーのぼりを作っていた方が!)
そして!無尽合体キサラギオーバーマスターやハルカイザー、きらりんロボ、グラッシーロボ、うさぎロボ、ウサちゃんロボも…(感涙)

自分主催ののぼりを取る前に他の方ののぼり全てを見ました。
そしてこの2本ののぼりを見ると、とても、とても言葉にならない感情が湧いてきたとともに、皆さんの「アイ」の中に入れたことがとても嬉しかった…

道行く人の多くが
「XENOGLOSSIAだ!」と言ってくれたり
東京ドームシティに来ていた、子どもが「あれなに~?ガン〇ム~?」と言ってくれたり
「XENOGLOSSIAかよwww」と言ってくれたり
「ロボ、なんでロボ…?」と困惑するラブライバーがいたりと
もう異次元だった。(語彙力)

今回海外からの方向けのツアーも組まれていたりして、海外の方も
ゼノグラシア!とリアクションを取ってくれたのも印象的でした。


合わせもいろいろできてほんと嬉しかった…


そして、まさかのAPかっしーと直接ご挨拶させていただくことができました…ロボマスのぼりのほうでお話したのですが、XENOGLOSSIAのほうもも見てくれたようで本当に感無量です…
ありがとうございました…

裏話:打ち上げの際に別のインベルもといクロスオーバーのぼりを出していたP様とご一緒して、お話しできてよかった!
裏話:2日目の打ち上げ後、解散して別の打ち上げのグループから
「ゼノグラシアTシャツ…?!もしかしてwingさんですか?!あの伝説の?」
と言われて少し湧いたのが面白かった。なんか偉ぶってごめんなさいw

Day3

ちなみにですが、day3として
異次元フェス不参加だった、ロボットに会ってきました。

こちらのインベル異次元仕様で全アイマスブランドカラーを取り入れてます。(学マスはこの時白扱いだったので、白にしています。オレンジはXENOGLOSSIAイメージです、どうしよ今後)

これで異次元フェス完了でした。

補足:なんで、悠久の旅人~Dear boy じゃなくてDear My Soldierなの?というご質問があるかもしれませんが、絵コンテのラフには仮タイトルとしてそう書いてありました。(サンライズワールドで初めて知りました…)


ライブの感想

語ると長くなるので画像1枚でどうぞ


BDが出たらそれ用のnoteを作ろうかな。

最後に

完全に燃え尽きました。大変だったこと以上に良かったことが多すぎた。
ライブに行く前にもう満足だったし、いろんな人から反応をもらえて嬉しかったです。

アイドルマスターXENOGLOSSIAという作品は、黒歴史。確かにそうかもしれません。ただ、作品としては面白い。胸を張って言えます。これからも言っていこうと思います。見てくれた人が、どう思うかは私にはどうもできませ
んが、私が思ったことは確かだと思いますから。

それに呼応するかのように2023年はまさにXENOGLOSSIAの年でした。

  • サンライズワールドでキービジュアルのTシャツ、タイトルアクリルロゴが発売

  • MODEROID インベルが発売。公式通販サイト予約特典で「1/1起動キー アイが立体化」

  • 異次元フェスでインベルが描かれたのぼりが立つ(3本)

  • サンライズワールドにて、00年代サンライズ作品企画でゼノグラシアも登場

  • サンライズワールドでゼノグラシアに登場するキャラ11人のアクリルスタンドが発売。

まさに盛りだくさんだった1年でした。
これにあやかって、他のアイドルマスターのロボたちも好きなのでもっと展開してほしいなあという思いは尽きません。
(MODEROID きらりんロボとか315カイザーとか欲しいよね…)

こののぼりが2本並んでくれて感無量です。

改めて
この企画に賛同してくれた皆様へ
素晴らしいイラストを作成いただいた絵師様へ
つらくくじけそうになったときに助けてくれた同じのぼり主催の皆様へ
こののぼりにOKを出し、抽選に参加をOKしてくれた運営様へ
ライブに参加してくれたラブライバー、アイマスPの皆様へ
そして、アイドルマスターXENOGLOSSIAとこのnoteを読んでくれた皆様へ
本当にありがとうございました。
ダ
 イ
 ス

ゼノグラシアは止まらねえ!

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