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俺の推し活は天を突く

推し活、それは生きる糧

行き過ぎた推し活は、「自分を蝕む」

歪んだ愛であっても、満たされていれば幸せなのかもしれない。

供給に飢えたオタクの行く先

2022年1月14日
メカスマインパクト、それは突然来た



皆さんは、アイドルマスターXENOGLOSSIAという作品をご存知だろうか?
というか、アイドルマスターという作品群をご存知だろうか?
深くは語らないが、夢を追う「アイドル」と我々「プロデューサー」の熱い絆の物語である。

もう20周年が近くなってきた大人気シリーズの最初期に制作された初めてのアニメ作品。
それが、「アイドルマスターXENOGLOSSIA」である。

原作改変について賛否が吹き荒れる昨今では考えられないレベルで原作改変を行い
「黒歴史」と揶揄されることも多い。
何をしたかって?アイドルをテーマにした題材の原作をほぼ無視して「ロボットアニメ」をやっちまったんだ。
しかし、その作品の中で熱い思いを胸に生き抜く少女たちとそれ応える「iDOL」たちの、魂の物語は今なお多くのファンに愛されている。
※そのうちの9割はアイマスじゃなければ〜などと前置きをするが。

まあ、かく言う私がその作品に魅入られ
いや、毒されてしまった被害者の代表例なのである。


話を戻そう。
もともと私はプラモデルを作るのが好きで、このゼノグラシアでも、インベルと呼ばれるロボットのプラモデルが発売されており、作ったことがある。

かわいいね、インベル



実はこのキット当時のものは、色などはついておらず真っ白。
この写真は全て私が塗装をしたものである。

まあ、それでも発売されてないよりは夜っぽといいのだが、2022年1月14日全てが変わった。

グッドスマイルカンパニー「様」が展開するプラモデルシリーズ
「MODEROID」にて、Prometheus-01 インベルの新作キット発売が決定されたのだ…。
※そのせいで上記のツイートは狂っている

トレンド入りまでした。

ここからがさらに狂うことになってしまった。

嬉しさのあまりに自分で薄い本(模型誌)を作る

トチ狂っている
MODEROIDインベル発売決定の嬉しさから
旧キット(当時のキット)についてのレビューを含めた薄い本を書いて、アイドルマスターシリーズの即売会「歌姫庭園」に参加しようとなぜか決意してしまう。

サークルカットってなに?どう作るの?
そんな男が約2ヶ月かけて薄い本を作る戦いに挑む。
しかも、載せるプラモの作成もしながらだ
トチ狂っている(n回目)




Adobeのソフトを使いつつ、模型誌を参考にしながら
熱意だけでもろもろ作り上げていった…



サンプル

 
そして、なんかちゃんと間に合わせてしまう。





この即売会は
ふつーにアイマスの薄い本が並んでいるのだ
その中で俺だけXENOGLOSSIAなのである。

意味がわからない
しかし、これを許してくれる懐の深さ
それもまたアイマスなのである。
ありがとうアイドルマスター
ありがとう高垣楓さんのコスプレイヤー様


買い支え?貢ぎ?いいえ、プロデュースです

MODEROIDインベルの発売決定決定が決まったが、予約が始まらない。
そのもどかしさに以上に狂う理由があった。
アイドルマスターXENOGLOSSIA関連のグッズが発売されるのは2019年10月のバンナムフェス以来かつプラモデルは放映当時ぶりなのである。(早口)


買わねば…俺が買うんだ。
アイドルマスター公式は何も宣伝をしない…
俺が買うんだ…
私は義務感を超えた何かに狂っていた。

そんな矢先、予約開始時期の発表と試作品(ほぼ製品版)の展示があった。

わざわざ展示された際に
この展示だけ20分程度居座ってひたすら撮影し
最速レビューを行う、トチ狂っている。

そして、公式サイトで特典付きの予約が始まる

秒で予約した上に、宣伝まで怠らない
トチ狂ってるとしか言えない



しかし、ここで終わる男ではない。

あれは、
アイドルマスターSideM7th横浜公演が終わった12月3日の夜だった。

ライブ興奮が冷めやらなかった俺は、イタリアンの小洒落たお店になぜか一人で入って、ワインとツマミを嗜んでいた。(普段こんなことをしない)
(梅原裕一郎が目の前でくるくる回りながら歌ってた)



あまりにもいいライブだったことと
近くの席の女性P3名がワチャワチャしていて、いいなーと思って
なんか居ても立っても居られないので
MODEROIDインベルを12個追加で購入した←は?
※MODEROIDインベルは1つ8000円です。





このとき
いろんな方法で「推し」に貢ぐ人が世の中にはいるが
その人達の気持ちが、今わかった気がする

と思った。



来たる2023年7月22日

私はこの日を一生忘れない。

発売が待ち遠しすぎた。

到着する前日になぜか天海春香を作った

準備は出来た、届くのを待つだけ。


夢がかなった。
本当に心の底からニコニコしていたのを今でも覚えている。


翌日なぜか千早さんカラーで仕上げてしまった()
(胸部などを差し替えれば形態変更できるのはありがたい)




そして、大量生産をし始める(もういや)

良く分からない方向のトチ狂い方にも疲れてきた。

いい加減冷静になってきた。



そんなある日…

担当で天井することが1つのステータス、らしい


MODEROIDインベルが12個届いた。
業務用の輸送段ボールに包まれて。

私の狙いは最初からこれだったのだ。
どうせならレアなものが欲しい。
それなら輸送用の段ボールは絶対に非売品かつレアなので、誰も持っていないはず。
輸送の単位はいくつだ…10か?12か?
12でいこう。

この選択が「正解」だった。


箱一面に広がる推し(96,000円)
天井に2列積まれる推し

「人、それをトチ狂うと言う…」

どこかのアイドルがたしかいってましたが
1人がたくさん買って支えるのではなくて
多くの人が1つ買うようになるのが一番

それのためにも俺の布教活動は終わらないのでしょう…



そして、俺のインベル製作は終わらない…!
(wing先生の次回作にご期待下さい!)

※ちなみにこの記事がNextエピソードになのである…トチ狂っている。
 天を突いた結果、野外になってしまった、どうして

おわりに


1つだけお願いがあります。
みなさんもぜひ!MODEROIDインベル作ってみてください!

そして、MODEROIDは定期的に商品化アンケートを行っているので
アイドルマスターXENOGLOSSIA以外でも、お好きな作品の希望を出してみてください!


各種サブスクサービスでアイドルマスターXENOGLOSSIA好評配信中!
まだ見ていないという方はぜひこの機会に!
(2024年6月22日現在、以下の3サービスで視聴可能です。)


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