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転職した理由

今日はある候補者と面談がありました。



そこで自己開示をしていると転職した当時の気持ちを思い出しました。



人間て自分に都合の良い事は覚えているけど、苦しかった事や嫌な事は記憶の片隅に置きがちですよね。




2年間走り続けて少しばかり結果を残し、前職では手に入れる事のできない報酬を得て、今まで買えなかったものが買えたり、家族を旅行に連れて行ったり、いろんな楽しい事をしてるうちに自分の都合の良いように記憶が改竄されていたのかもしれない。笑




話を戻すと候補者に自己開示した話はというと。




サッカーに人生のほとんどを費やした自分が
自分−サッカーで社会に出ると全く評価されない。
納得いかなかった。
遊んでいた訳じゃない。
時間という誰にでも平等に与えられているものを練習や試合に捧げ、学生らしい休みの過ごし方はほとんどしてきていない。




そして行き着いた先は全国大会出場や○○選抜に選出等一切関係のない世界。
年功序列で頑張っても頑張らなくても変わらないような世界。




そんな環境自分には耐えられなかった。
オレはこんなもんじゃない。
それを証明したかった。




お金が全てではないが年収は社会からの評価と言ってもいい。
その評価を自分次第で証明できる事が当時の自分には合っていた。
矢印は全て自分に向けることができる。




思えばスポーツの世界はいつだってそうだ。
そんな世界で小さな頃から戦ってきてる自分達には実はフルコミッションの世界で戦う免疫はついている。



頭で変換できるかどうかだと思う。



そんな事を候補者に話しながら、今の環境のありがたみを再確認することができた。

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