17.受付事務さんの仕事改善
先週の土曜日、そろそろインフルエンザの予防接種がかなり増加してきた。そして、いつも事務さんがお休みで、この事務さんは相当な能力がある人なので普段はその能力に甘えていたのが時間された。その日は、在宅部門から事務さんが二人きてくれて、仕事をこなしてくれたのだけど、クリニックの中で一番暇なのが私、土曜日午前中の診療で80人くらいの患者さんで7割がインフルエンザの予防接種だった。暇は私は、Remote Desktopで事務さんの仕事ぶりを覗いていたのだけど、事務さんの仕事の効率化がもっともっとできるということを感じたしだい。自分の仕事に関しては、同じことの繰り返しが発生するとそれをなんとか簡単にできないかとたくさんのツールを作ってきている。
インフルエンザ予防接種スクリプト
以前に比べたら、年齢による摂取量の違いや、1回目なのか2回目なのか、行政区域の違いによる会計の違いなど、何も考慮しなくて一発で解決してくれるするスクリプトを作った。
こんな感じのスクリプトが走るので、インフルエンザの予防接種に関してはワンクリックで済んでしまう。
事務さんの仕事
インフルエンザの予防接種で来院すると、今までORCAで受付をする時にメッセージでその患者インフルエンザ予防接種の目的で来院したことをWineStyle側に伝え、問診票、体温測定が終わったところで、受付のモードを予防接種のモードに変更して設定という流れ、言葉でいうとそれほどでもないのだが、Remote Desktopで観察していると、マウスの移動距離や、アプリケーションの間を行ったりきたりが目についた。そこで、受付画面で受付登録を完了した患者をセレクトして、一つボタンを押す、そうすると設定ずみのメッセージが電子カルテに送られ、かつ、その患者が予防接種目的だというフラグが受付情報に付加される。体温測定、問診票が完成したところで、診療可能ボタンを押すだけで、そのフラグを参照して診療準備完了の設定ができる。マウスの移動距離も極めて短くすることができた。メッセージを送るボタンには、サブメニューも使えるようにして、他の状況にも対応可能にした。季節が変わり、インフルエンザのシーズンでなくなれば、選択できる項目の順番も変更できるようにした。土曜日、週休二日の人が多いので、家族連れで予防接種に訪れる人も多い。今度の土曜日から事務さん少し楽に受付業務をできるようになるだろうな。
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