『他人との距離感』で大切な事。
皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。
いつもNOTEを読んで下さる皆さんありがとうございます。
今日はコロナ禍においてより感じる「他人との距離感のとり方」について考えていきたいと思っています。
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私もすごく苦労した事の一つに「他人との距離感」があります。
仕事やプライベートにおいて人間関係に悩む人の多くが、
コミュニケーションの「スキル」や「テクニック」を学ぼうとします。
ですが、そういったもの以前に多くの人が見落としている「大切なこと」があります。
私は、管理職として何人ものスタッフをマネジメント接した経験から、
結論として、コミュニケーションにおいて最も大切なことは、
「相手との距離感」であるという結論に至りました。
「相手との距離感」
相手との「適切な距離感」を読み、距離を保ちながら、状況や必要に応じて、徐々に距離を縮めていくこと。
人と上手にコミュケーションを取る為の「基本」だといえます。
「人との距離感」とは何か?
ここでいう距離感とは「物理的な距離」の事ではなく相手との「心理的な距離」です。
「距離感の判断」を間違えてしまうと、相手とのトラブルになりかねません。
人には「パーソナルスペース」というものがあり、両手を伸ばした距離間平均およそ120㎝だと言われています。人はそのスペースにいきなり他人が入ってくると、圧迫感や恐怖、違和感を感じます。
「なんだコイツ馴れ馴れしいな」「ウザいな」など。たとえ親しい間柄や家族であっても、相手のパーソナルスペースに入る時は注意が必要です。
言うまでもなく、
それが「嫌いな相手」だったりした日には強烈な嫌悪感を感じます。
信頼・尊敬している相手だと、相手との深い「心の繋がり」を感じますが
相手との距離感を間違えると、
どれだけコミュニケーション能力に長けた人間であっても、相手に拒否されるています。
相手との「距離感のバランス」を意識することが重要です。
「人との距離感がわからない人」がやりがちな2つの失敗
#1『人との距離感が近すぎる』
あなたが相手と親しくなりたいなら、
まず取り組むべきことは「信頼関係の構築」です。
信頼関係がない状態で「相手との距離」を近くしてしまうと、必ず拒否されたり嫌悪されてしまう。
「今すぐ仲良くなりたい!」と距離を近付けても、
「信頼」というカギがなければ、相手は心の扉を開いてくれず
そして「相手との距離感が近ければ全てOK」という訳でもなく
相手との心理的な距離が近いほど、相手に対して感情移入することになり、
相手の「悩み」や「苦痛」を、自分も背負ってしまうことになったりする。
悪いものを「受けてしまう」状態です。
相手に対して期待が高まるほど、不満も増えていきやすいし、
「価値観の相違」による衝突も増える結果となります。
距離が近すぎる人の心理とは
相手の心情を観察していない(自分の意識・欲求・都合だけで動いている)
相手に対して、(本人的には)親切のつもりで「こうしなさい」と相手を変えようとする。
相手にベッタリと依存し、自分の不安を紛らわせようとする。
相手のことが好き過ぎてのめり込み、自分の欲求しか見えなくなる
相手を、自分の損得勘定で都合良く利用しようとする。
#2『相手との距離感が遠すぎる』
相手との心理的な距離が遠いほど、相手の考え、心情が見えにくくなりますし
お互いの意思の疎通が図れない「コミュニケーション不全」に陥りやすいです。
相手の考えていることがわからないので、誤解を生みやすい。
とにかくドライで殺伐とした「無味乾燥な関係性」しか生まれない。
もしあなたが管理職なら、部下の承認欲求に対して常に意識する必要があります。
相手との距離が遠すぎる人の心理とは
人間不信(過去に他人から否定されたトラウマから、相手と深く繋がることが怖い)
相手の心情に配慮し過ぎて近付くことを遠慮してしまう
何でも一人でやらないと気が済まない「一匹狼タイプ」
自身の劣等感・コンプレックスに起因する「こんな自分が近付いたら迷惑」という心理
相手のことに興味がない、もしくは関わりたくない
相手に対して警戒心、嫌悪感、不信感を持っている
人間関係のトラブルは「人との距離感の取り方の判断ミス」
極論として人間関係で生じるトラブルは、「距離感の問題」です。
人との距離感が取れない人は、
「白か黒か」「0か100か」という、極端な関わり方をする人が多いです、私も苦い思い出です。
自分本位ではなく「相手が心地良い距離感」を尊重する
相手と良好な関係を築きたいのであれば、
相手との「現状の信頼関係」の度合いを見て、
「相手が心地良いと感じる距離感」を保つことを意識しよう。
相手が心地良いと感じる距離感を保つ事は「相手を尊重すること」に繋がります。
相手に対して「執着」しないように気を付ける
人や物事との距離感が上手な人は「のめり込まないように」と、
常に冷静で、客観的な視点を保つのが上手くしていき、相手の心情を意識して、実践を積めば、人との「適切な距離感」の取り方が分かるようになっていきます
自分にも、相手にも心地良い距離感を見極めながら、
適切な距離感を取れる「バランス感覚」を、徐々に身に付けていきましょう。
そうすれば明るい未来をきっと拓けるはずです。今を愉しみましょう。
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