ブルゴーニュのピノノワールとエポワスをペアリングしてみた!
さて
還暦のお祝いワインパート②!
今回はだいすきなブルゴーニュのピノノワール!
以前にもこの作り手のピノを飲んで気に入っていたので楽しみです!
ただ、ワインショップで買った時の前情報ではあまり味わいは力強くないとか、、、
まぁ、とにかく飲んでみましょう!
【このワインの味わい】
落ち着いたルビー色
カシス、、ダークチェリーなどの芳醇な果実香にキノコやタバコ、土っぽさも感じられる
印象としては、エレガントな味わいでそれほどパワフルな印象ではないが、味わいには凝縮感もありコクも感じられる
酸もしっかりとしていて、タンニンは優しい印象で、終盤柔らかな旨みが舌の上に広がり
旨みとともに程よいタンニンと酸が重なり
余韻が長く続く
やや硬い印象
抜栓してから1時間以上経ちようやくワインが開いてきた
果実味が豊かになり味わい全体に柔らかさが
でてくる
やはりエレガントでキレの良い味わいで、パワーはそれほど感じられないが、味わいは複雑味と奥行きがあり、果実味と樽香のバランスがいい
ワインが完全に開いてくると、味わいに醤油っぽさやスパイシーさも感じられるようになる
飲み応えは十分、ワイン単体でもしっかりと楽しめる味わい
ワインが開き、グラスの中で温度も上がるとハーブのニュアンスも感じられるようになる
【料理とのペアリング】
それではペアリングを楽しんでいきましょう!
[生ハム、プルーン ヨーグルト
ソース]
生ハムとプルーンを合わせただけでは、味わいにややまとまりがないが、ヨーグルトソースを加えると、プルーンと生ハムのつなぎ役になり、料理の味わいが馴染みまとまります
また、ソースがワインとのペアリング度も上げてくれます
料理の味わいの余韻が続いているうちに
ワインを一口
ワインと料理の味わいが溶け合い
ワインの果実味、甘味、酸味が心地よく膨らみ、遅れてプルーンとヨーグルトの余韻がフワリと感じられました
いいペアリング
ペアリング度
⭐️3.6
[ペアリングのポイント]
・エレガントとな味わいながら
ほんのり感じられるワインのコクと
生ハムのコクがリンク
・ワインの旨みと生ハムとオリーブオイル
の旨みがリンク
・ヨーグルトとプルーンの酸味とワインの
持つしっかりとした酸味がリンク
今回は料理とワインの同じ味わいの要素を
同調させてペアリングしていきました
[ラクレット入りメンチカツとファラフェル風ひよこ豆のコロッケ]
まずはメンチカツから
メンチを一口かじると
ラクレットの濃厚な風味と肉の旨みがジュワーと広がります
ソースも前回と同じソースを使いました
メンチカツを飲み込み
ワインを口に含むと、ワインの旨み甘味酸味が柔らかく心地よく広がりました
料理とワインの味わいが溶け合い、広がり
余韻が心地よく続いていきます
味わいがよく馴染み幸せな気分に浸れる
そんな心地いいペアリングになりました
ペアリング度
⭐️3.8
[ペアリングのポイント]
・チーズの濃厚な味わいとワインの凝縮感
がリンク
・ソースの旨みと酸味がワインの持つ旨み
と酸味にリンク
・肉の旨みと脂がワインのタンニンとリン
ク
次はファラフェル風コロッケ
コロッケをかじると
口の中にクミンやパクチーの香りが一気に広がり後からターメリックの香りがほんのり感じられ、豆の旨み甘味、香りが美味しい!
すかさずワインを一口
ワインの果実味や酸味がフワリと膨らみ
コロッケもスパイスやパクチーの香りがひろがり、とても味わいがしっくりと馴染むペアリングになりました
中々悪くないペアリングです
ペアリング度
⭐️3
[ペアリングのポイント]
・ワインと料理の味わいの強さをそろえて
ペアリングしやすくした
・基本的にスパイスにワインは合わせ易い
のでスパイスを使ってみた
・ひよこ豆のモッタリした食感にワイン
が良く馴染んでくれた
・赤ワインの持つタンニンがひよこ豆の
味わいやモッタリ感にリンク
[鰻の蒲焼とひよこ豆のスパイス風味]
なんと!
ここでまたもや、、、
衝撃の事実が発覚!!!
またもや写真撮り忘れ、、、
痴呆?
痴呆なのか?
さて気を取り直して、、、
ひよこ豆のコロッケで使った、ひよこ豆のペーストに鰻の蒲焼を重ねました
ターメリック、クミンを加え、ほんの少し
隠し味程度にホアジャオ、パクチーを加えてみたが
(鰻の蒲焼に木の芽が合うならパクチー
も合うかと、勢いで入れてみた)
パクチーと鰻は微妙?
合うような合わないような?
パクチーを入れると味わい全体に複雑味が出ていいかと思ったけど、ない方がいいかも
ひよこに豆と鰻の蒲焼の相性はとてもいいです!
鰻独特の香りをひよこ豆が中和して、食べ易い味わいになります
ひよこ豆のペーストが加わることによって
ワインと鰻の蒲焼のペアリングもしやすくなりました
蒲焼単体でのペアリングより、グッと味わいの馴染み具合が良くなりました
それではペアリングしてみましょう!
鰻の蒲焼とひよこ豆を一緒に口に入れ
鰻の香り甘塩っぱいタレの余韻が消えないうちにワインを口に含むと
ワインと料理の味わいが溶け合い
ワインの甘味、旨みが口の中に広がり
後から料理の余韻が現れます
ワインの味わいと料理の味わいの馴染みがとてもいいです
全体的な印象としては地味なペアリングだが、しみじみといい感じになった
(パクチーはもっと細かく微塵にして
量を減らせばいい感じのペアリングになりそう)
ペアリング度
⭐️3
[ペアリングポイント]
・鰻蒲焼のまったりとしたコクと醤油のタ
レがワインのコクと醤油っぽさとリンク
・ワインのタンニン分が蒲焼の脂っこさ
や鰻の独特の香りにリンクしてくれる
・鰻蒲焼臭さをひよこ豆がいい感じで和ら
げてくれるのでワインとのペアリングの
バランスがとりやすい
・ワインを注いでから時間が経ち、グラス
の中でワインの温度が上がると、ワイン
自体の味わいのバランスは崩れるが、ワ
インの味わいにまったり感出るのでこの
料理と合わせやすくなる
ワインの温度を上げたり下げたりコント
ロールする事でよりペアリングをし易く
できる
【チーズとのペアリング】
[セル・シュル・シェール](ヤギ)左側
ヤギの風味がふわ〜と広がり、とてもクリーミーな味わい
ヤギのチーズ好きにはたまらない味わい
チーズの旨み香りが残っているうちに
ワインを一口
ワインとチーズの味わい月溶け合い
すぐにワインの果実味と酸味が舌に染み込むように広がります
そこに重なるようにチーズの香りや旨みが
ワインの味わいと溶け合うように広がる
ピノならどんなピノでも合うような印象ではないが、このピノとは素晴らしいペアリングになりました
ペアリング度
⭐️4/5
[ダナブルー](青カビタイプ)下側
(スーパーで売っている中では気に入っているブルーチーズ、自宅で1ヶ月間熟成し旨みとコクがマシマシになっています!)
ブルーチーズの刺激的な香りと濃厚な旨み、塩っけが広がりまり
そこに
すかさずワインを口に含むとワインとチーズが溶け合い、渾然一体となって広がります
ワインとチーズの味わいが溶け合い
チーズはナッツのような香ばしい香りを広げ
ワインの果実味は、まるでチーズにベリーのジャムをかけたかのように味わいが広がりました
ブルーチーズにワインの果実味が重なり
過去一のブルーチーズとピノノワールの相性の良さ
ペアリング度
⭐️5/5
[エポワス](ウォッシュタイプ)上側
柔らかな旨みと塩っけが心地よく広がる
若干若めでウォッシュ独特の香りは穏やかです
自分的にピノにエポワスは鉄板
チーズとワインが溶け合います
好きなチーズとワインのペアリングが上手くいくと、幸福度爆上がりです!
こちらも素晴らしいペアリングになりました
⭐️4/5
[ひよこ豆とチキンカレー]
ひよこ豆が入っている分、鶏肉だけで作るより、味わいにコクが少し増している
ひよこ豆とパクチーはやはり相性がいい
色々入っている分、味わいに複雑味がまし
てこのワインとは合わせやすいと思う
カレーを食べるとスパイスの香りが口の中で広がる
スパイスの香りが消えないうちにワインを口に含むと、ワインの果実味と甘味がエレガントに膨らみ、スパイスの香りがほんのり重なります
悪くないペアリングになりました
スパイスカレーとワインはペアリングしやすいです!
ペアリング度
⭐️3/5