XRとAIの活用で、女性の働き方改革の推進は可能か(わたしの働き方実験研究企画)
このたび「新しい働き方Lab」で募集された「私の働き方実験 第4期研究員」に応募し、合格しました!2期、3期に引き続いて、今回が3回目の活動になります。
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/
<今回の実験計画書>
◆実験のタイトル
XRとAIの活用で、女性の働き方改革の推進は可能か
◆実験の目的と背景
多くの女性にとって、キャリアの構築には多くの課題があります。結婚、出産、育児、介護などのライフイベントが、キャリアを中断せざるを得ない状況になることも多く、本当に望む働き方を諦めざるを得ない場合もあります。
また、男女雇用機会均等法世代のキャリア女性が、そろそろ定年を迎える時期に差し掛かっており、またそこで年齢、性別、地理的制約、時間的制限などの障壁に直面するというケースが新たに聞かれるようになってきました。
私は現在、2期生の活動をきっかけに「ウイメンズ・メタバース・ネットワーク」という非公開コミュニティを立ち上げ、現在は60名近いメンバーと共にメタバースや生成AIの活用体験、勉強会、情報提供を中心に活動しています。
今回のプロジェクトを通じて、このコミュニティの活動をさらに強化し、XR(拡張現実)とAI(人工知能)技術を利用して、定年後の女性がキャリアの制約を超え、新たなリスキリングとキャリアチャンスを探る突破口を提供したいと考えています。この研究をきっかけに、年齢や性別、場所や時間がハンデにならない新しい働き方を実現するためのメタバース活用コミュニティを本格的に展開することを目指します。
※2期の最終報告はこちら
https://note.com/windy_00/n/nf4e8e513e1de
◆活動の概要
1)現在、メンバー向けに不定期で開催しているメタバースや生成AIセミナーを教育コンテンツ化し、メンバーのリスキリングを図る
2)コミュニティを活用し、メンバー相互間のコミュニケーションと情報交換を図る
具体的な活動フェーズの予定は以下の通りです。
フェーズ1:
調査と計画 ・・定年後の女性のニーズと課題を調査。 オープンソースの教育コンテンツと適合するプラットフォームの選定。
フェーズ2:
モジュール開発と実装 ・・基本的なリスキリング・モジュールの開発。参加者からのフィードバックを元に改善。 オープンソース教材等を基にした教育コンテンツの開発と試行。
フェーズ3:
プログラムの拡張と評価 ・・追加モジュールの開発とプログラムの最終評価。 最終報告書の作成と成果の共有。
◆実験の測定方法
アンケート: プログラムの各段階で実施し、参加者の満足度と学習効果を評価。
インタビュー: プログラム終了後、参加者から詳細なフィードバックを得るためのグループインタビューを実施。
レポート:アンケートおよびインタビューの結果を分析したものをレポートにまとめ、メンバーのフィードバックを受ける。
◆スケジュール・進め方
現在運用中のコミュニティ「ウイメンズ・メタバース・ネットワーク」を母艦として活用することを考えています。
6月~7月:フェーズ1
8月~10月: フェーズ2
11月 : フェーズ3
◆その他詳細
なお、この分野はスピードが速く、制作したコンテンツが即座に陳腐化するリスクも伴います。そのため、技術的なスキルアップを図るだけでなく、女性の仕事や生き方といった長期的な課題も考えられるような方法も取り入れ、メンバーの意見も聞きながら計画を進めていきたいと思います。
そのため、当初立てた計画から方向性が変わっていく可能性もあります。
活動内容はこちらでも適宜紹介させて頂きます。
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「研究員制度」にご興味のある方はこちらへどうぞ。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/