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【MTGA】フォーマットの違いについて【保存版】
[R7.2.14更新]
はじめに
MTGアリーナをプレイするにあたって、まず直面する大きな壁のひとつに、どのフォーマットを選べば良いか問題がある。あるよね? 私も昔に紙で遊んでいた復帰組にもかかわらず違いがよくわかっていない上、公式サイトを見ても全てのフォーマットの説明はなかったりするので、世の中のために整理したいと思う。
なお、MTGアリーナで選択できるフォーマットは数多くあるため、ランク戦で選択できるものをメインに整理する。収拾つかなくなるしね。
フォーマットの種類
カードプールが狭い(直近のカードのみ使用可)
デジタル版要素なし(紙版と同じ)
① スタンダードデジタル版要素あり(限定・再調整あり)
② アルケミー
カードプールが程々
デジタル版要素なし(紙版と同じ)
③ エクスプローラーデジタル版要素あり(限定・再調整あり)
ー なし
カードプールが広い(ほぼ全カード使用可)
デジタル版要素なし(紙版と同じ)
ー なしデジタル版要素あり(限定・再調整あり)
④ ヒストリック何でもあり(限定・再調整あり、禁止なし)
⑤ タイムレス
カードプールが狭い順から並ぶように整理したので、これから始める方は①スタンダードや②アリーナあたりからプレイするのがおすすめである。
もちろん、それらのデッキを⑤タイムレスに持ち込んで色々なデッキと対戦してみるのも一興ではあるが。
ここからはそれぞれのフォーマットのもう少し細かい説明を記載する。
フォーマットの詳細
①スタンダード
概ね3年以内に発売したセットのみ使用可能
例外として、ファウンデーションズ(FDN)は基本セットとしての位置付けがあり、5年間使用可能(延長の可能性あり)
初心者や復帰勢が最初に選ぶべきフォーマット
カードプールが狭いため資産差がつきにくいつかないとは言ってないデジタル版ならではのランダム要素が楽しめるアルケミーとはお好みで選択
【使用可能セット】
◯ファウンデーションズ(FDN)2024年発売
ーーー↑2029年まで使用可能↑ーーー
◯霊気走破(DFT)2025年2月発売
ーーー↑2028年の最初の製品発売まで使用可能↑ーーー
◯ダスクモーン:戦慄の館(DSK)2024年発売
◯ブルームバロウ(BLB)2024年発売
◯サンダー・ジャンクションの無法者ビッグスコア(BIG)2024年発売
◯サンダー・ジャンクションの無法者(OTJ)2024年発売
◯カルロフ邸殺人事件(MKM)2024年発売
◯イクサラン:失われし洞窟(LCI)2023年発売
◯エルドレインの森(WOE)2023年発売
ーーー↑2027年の最初の製品発売まで使用可能↑ーーー
◯機械兵団の進軍:決戦の後に(MAT)2023年発売
◯機械兵団の進軍(MOM)2023年発売
◯ファイレクシア:完全なる統一(ONE)2023年発売
◯兄弟戦争(BRO)2022年発売
◯団結のドミナリア(DMU)2022年発売
ーーー↑2025年7月25日まで使用可能↑ーーー
※2027年にローテーション仕様が変更
2027年は2025〜2027年の発売製品が使用可能
2028年は2026〜2028年の発売製品が使用可能
2029年は2027〜2029年の発売製品が使用可能
(2029年までは上記+ファウンデーションズが使用可能)
【禁止カード】
《残響の力線》※MTGアリーナのBO1でのみ禁止
②アルケミー
①スタンダード+MTGアリーナ限定セット(エルドレインの森以降に限る)
一部のカードに再調整処置(バフ・ナーフ)
デジタル版ならではの効果(ランダム要素)が楽しめるフォーマット
カードプールも狭く、資産差がつきにくいので、最初に選ぶフォーマットとしておすすめ
【使用可能セット】
◯スタンダードのカード(エルドレインの森以降)
◯アルケミー:ダスクモーン
◯アルケミー:ブルームバロウ
◯アルケミー:サンダー・ジャンクション
◯アルケミー:カルロフ邸
◯アルケミー:イクサラン
◯アルケミー:エルドレイン
◯アリーナ基礎セット
【禁止カード】
《巨怪の怒り》
③エクスプローラー
①スタンダードから少し範囲の広がったフォーマット
公式ではパイオニアのカードプールに近づけていくことが明記されている
スタンダードで見つけたお気に入りのカードや突然閃いたコンボ(大抵の場合《天才のひらめき》ではなく《凡人の錯覚》ではあるが)を試してみたいときに、カードプールを広げて遊ぶために選ぶフォーマット
【使用可能セット】
◯スタンダードより少し広めのカード
ラヴニカへの回帰(RTR)2012年発売以降
※上記はパイオニアのカード範囲(MTGアリーナ上では一部未実装のカードあり)
【禁止カード】
パイオニアでの禁止カード(割愛)
《ティボルトの計略》
④ヒストリック
②アルケミーから範囲が大幅に広がったフォーマット
MTGアリーナで実装されているカードがデジタル限定カードも含めてほぼ全て使用可能(一部禁止カードあり)
一部のカードにアルケミー同様の再調整処置
⑤タイムレスとの違いは以下の通り
・紙版の再調整処置(バフ・ナーフ)も適用あり
・禁止カードがある
・制限カードはない
アルケミーでMTGアリーナならではの楽しみに触れ、カードプールを広げてデジタル限定カードを遊び尽くす際に選ぶフォーマット
【使用可能セット】
MTGアリーナで実装されているすべてのセット
【禁止カード】
ヒストリックでの禁止カード(割愛)
⑤タイムレス
MTGアリーナで実装されているカードがデジタル限定カード含めて全て使用可能(一部制限カードあり)
=禁止解除ヒストリック(つまり、何でもあり)
さらに、再調整処置(バフ・ナーフ)はデジタル限定カードのみ適用であり、紙版のカードの再調整処置は適用されない(元々の能力のまま使える)
④ヒストリックとの違いは以下の通り
・紙版の再調整処置は適用なし(印刷版のまま)
・禁止カードがない
・制限カードがある(1枚のみ使用可能)
好きなカードが禁止された後も使い続けたい場合や、ヒストリックでも使えない強力なカードがパックから当たった場合に選ぶフォーマット
【使用可能セット】
MTGアリーナで実装されているすべてのセット
【禁止カード】
なし
【制限カード】
《チャネル》
《悪魔の教示者》
《ティボルトの計略》
おわりに
いかがだったであろうか。備忘録としての役割が主であるが、少しでも誰かの役に立てれば嬉しい。
スタンダード・ブロールやブロール(ヒストリック・ブロール)などについてはまた別の機会にまとめていきたい。