ユーロ2024 アーカイブ化計画
インターネットに出回る情報が飛躍的に増えてくると、
逆に膨大な情報網の中から必要な情報を探さないといけなくなります。
需要と供給の不均衡が起きると、価値のある情報であっても必要な人に届かない、届けられない状況が生まれます。
それは情報を発信している側にとっても、受け取りたい側にとっても好ましくありません。
そこで、サッカーにまつわる情報を開かれた場所に集約・体系化して置いておき、目的の情報にアクセスし易い環境を構築する事を目指し、
『Windtosh's Cantina』というアーカイブサイトを立ち上げました。
そしてこれまで多くの方々のご協力を得て、意図的に情報を残していく取り組みとしてワールドカップ・ヨーロッパ予選、チャンピオンズリーグ、東京オリンピック、ワールドカップ カタール大会でのアーカイブ化計画を開催してまいりました。
ユーロ2024をアーカイブ化する
2024年06月15日(土曜日)4:00より開幕するユーロ2024 ドイツ大会は直前まで日本での放送が決まらず、ようやくWOWOWでの放送が発表されました。
WOWOWは有料放送、かつ主に深夜帯での放送ですので、視聴される人も限られるのではと予想されます。
このような状況は先々を考えた時、ユーロ2024情報に触れようと思っても、難しい事を意味します。そこで多くの分析者の方にご協力いただき、幅広く形にし、いつでもふり返れる情報を残しておこうという試みになります。
※2024年6月10日にAbemaTVでも全試合配信決定した事で、一部の心配は杞憂に終わりそうです。
本企画のレギュレーション
ユーロ2024の参加国は24に対して、分析者の人数も24。
初めにくじ引きにより1人1か国担当する国を決めます。予選グループは3試合あるので3試合の中から最低1試合は分析を形にして残すという試みになります。
決まり事はそれだけです。
内容、形式は一切問いません。
媒体(テキスト、動画、音声)も問いません。
締め切りもありません。
各分析はこちらのサイトに集約されていく事になります。
この企画のポイントは担当する国を強制的に決められてしまうという点にあります。割り当てられた国を通して分析者の方々はどのような分析を提示するのか、様々なバックグラウンドを持つ分析者の方々の多様な分析をどうかお楽しみください。
それでは、本企画にご参加いただける分析者の方々の紹介に入ります。
分析者紹介(50音順)
2015年から現在まで欠かすことなく北海道コンサドーレ札幌の分析記事を書かれている方で、2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
アルビレックス新潟の分析記事を書かれている方で、アルビレックスに関するサイト『あるけんラボ』を運営。昨年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
GKとセットプレーとヘディング分析を得意とする横浜F・マリノスサポーターの方です。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
ラ・リーガ アトレティコ・マドリードの分析記事を書かれている方で、footbollistaにも記事を寄稿されています。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
サンフレッチェ広島の分析記事を書かれている方で、初めてのアーカイブ化計画であるワールドカップ・ヨーロッパ予選からご参加いただいている方です。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
現場で長らく指導をされている方で、現場でのノウハウを得られるnoteのメンバーシップは好評を博しています。YouTubeのきーすのフットボールチャンネルを始める予定になっています。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
浦和レッズの分析記事を書かれている方です。初めてのアーカイブ化計画であるワールドカップ・ヨーロッパ予選からご参加いただいている方です。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
某サッカー強豪高校出身のサッカー狂なスタートアップのエンジニアの方です。
好きな選手はトーマス・ミュラー。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
サッカーの分析を仕事として請け負っている方です。昨年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。2022年のワールドカップでの日本代表分析記事は大変好評を博しました。
川崎フロンターレ、プレミアリーグ、ユーロ、コパ・アメリカの全試合を観戦して記事にしている方で、全部見るマンと言ったらほぼせこさんと同義です。アーカイブ化計画はせこさんの発想から始まり、これまで開催された全てのアーカイブ化計画にご参加いただいております。footballistaでプレミアリーグ アーセナルの連載も持っています。
京都サンガF.C.の分析記事を書かれている方で、他にも数多く海外のサッカーに関する翻訳記事も書いていらっしゃいます。今回、アーカイブ化計画初参加となります。
ブンデスリーガをはじめ、欧州サッカーの分析記事を書いたサイト『サッカー分析 鳥の眼』を運営、footballistaにも記事の寄稿されてもいます。著書に『TACTICS VIEW』『TACTICS VIEW2』。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
FC東京の分析記事を書かれている方で、初めてのアーカイブ化計画であるワールドカップ・ヨーロッパ予選からご参加いただいている方です。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
FC町田ゼルビアの分析記事を書かれている方です。昨年、J1昇格を果たした際のプレビュー記事は全試合書かれています。今回、アーカイブ化計画初参加となります。
昨年J1優勝を果たしたヴィッセル神戸の分析記事を書かれている方です。
フリーランスのライターとして活動されています。今回、アーカイブ化計画初参加となります。
様々な角度からフットボールを見ていらっしゃる方です。
『サッカーの戦術本に対する向き合い方とサッカーの見方』や『サッカー本でベストイレブン組んでみた』など興味深い記事多数です。今回、アーカイブ化計画初参加となります。
ビデオ・オペレーション・ルーム車の中の人。ジュビロ磐田サポーターでもあります。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。ワールドカップでの記事、『オランダ対エクアドル 判定分析』はまさにまっつんさんならではの記事といえます。
清水エスパルスのサポーターの方で、2021年に行われたワールドカップ・ヨーロッパ予選で初めて本格的に分析記事に挑戦されました。今回、ユーロ2024アーカイブ化計画での記事も非常に楽しみです。
横浜F・マリノスの分析記事を書かれている方で、『UR FOOTBALL COLLEGE』でのポットキャスト配信も行っています。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
プレミアリーグ マンチェスター・シティの分析記事を書かれている方で、戦術ボードアプリ TACTICAListaでのアニメーションの使い方に精通していらっしゃいます。現場での話などをnoteの『メンバーシップ』でサッカーグラウンド作りについての構想を語っていらっしゃいます。
現場に立たれていらっしゃる方で、海外サッカーを見てひたすら感想をつぶやかれています。ベガルタ仙台のサポーターでもあります。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
浦和レッズのサポーターでもあり、鹿児島ユナイテッドの分析記事を書かれている方です。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
奈良クラブアカデミーで指導をされていらっしゃる方です。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画には飛び入りでご参加いただき、今回もまた二つ返事でご参加いただける事になりました。
FC町田ゼルビアについての発信を長らく行ってきた方です。初めてのアーカイブ化計画であるワールドカップ・ヨーロッパ予選からご参加いただいている方です。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
以上、24名で参加国を1つずつ担当する事になります。
遊軍
遊軍とは特定の担当を持たず、自由に出没して分析を残していく流浪の分析者を指します。担当を持っている分析者にとっては同じ試合の分析発表されるドキドキと対峙する日々でした。
今回、遊軍専用のくじ引きを作り、出没場所に一定の制約を設ける事にいたしました。
世を忍ぶ仮の姿であるはずなのに、なぜか正体を知られてしまっている有名人。正体の手掛かりは配信しているポッドキャスト『忍者のサタデー・シノバナイト』にあるとかないとか。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画では配布型分析を発表して周囲を驚かせました。
某サッカー強豪高校出身で中学生、高校生に向けた『読むサッカーの上達サイト』を運営していらっしゃいます。実体験をもとにした内容なので、実に説得力を持った内容になっています。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
欧州のサッカーを満喫しながら、日々を徒然に暮らされている方。
翻訳・インタビュー・戦術分析の寄稿など、多方面に活躍されています。
最新の翻訳書籍は2024年06月14日発売される『ミケル・アルテタ アーセナルの革新と挑戦』。2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
「サッカーの面白い分析をこころがけます」の中の人であり、現場の指導者でもある分析と現場の両輪をこなしていらっしゃる方です。著書、『アナリシス・アイ』『森保JAPAN戦術レポート』は必読です!2022年のワールドカップ・アーカイブ化計画にもご参加いただいております。
以上、4名の遊軍者もくじ引きによって参加国の何れかの国に配置されます。つまり4か国において分析者と遊軍者とでバッティングする事を意味しています。
担当国抽選会
分析者名鑑について
特設サイト上段には分析される方々についての情報を載せた、分析者名鑑が配置されています。
これまで分析記事を書きたいと思っていたけれど、どうしていいかわからなかった方は橙色の四角に注目いただくと良いかもしれません。ここには、分析者の方がどのような視点でサッカーを捉え、どのように着手しているか書くためのヒントが書かれています。これを見て分析記事を書いてみたよという方は是非、Twitterアカウント@W_C_Projectまでお知らせください。
最後に…
直前まで放送未定だったため、大会1週間前に当企画開催も決まりました。そのような時間のない中で、この企画に参加を表明してくださった参加者の方々に感謝いたします。
企画を見守ってくださる皆様におかれましては、どうか多彩な分析を通して楽しいユーロ2024ライフをお過ごしください。
それでは!