リリコン初体験その9・behringer NEUTRONを鳴らしてみた
Lyricon driverとbehringer NEUTRONとの組み合わせに関するメモ。結論としてLyricon driver用の最もコストパフォーマンスの良いシンセサイザーとしてお勧めですNEUTRON。
2020年末に買ってアッテネータとして使ったりNuRADの音源として使ったりとかいろいろやってましたが、Lyricon driverの音源として使ったメモは記録してなかったので書いてみます。
実のところ2021年1月にテスト的にラフな動画を撮ってFacebookでは公開しておりまして、その後もう少しきちんと検証してもっと良い動画と記事にしようと思っていたのですがそうこうするうちにだいぶ日にちもたってしまったのであきらめてそのラフな動画を最終版としてメモ書きします。
この動画では、Lyricon driverの wind CV信号でNEUTRONのVCA、FILTER FREQ、VCO1のPWをコントロール。Lip CV信号でVCO2のPWをコントロール。演奏しながら波形とOSC SYNCとRESONANCEを手で動かしてます。ちょっとノブを動かすだけで激しく音色が変化して楽しい。
その他にもヘッドホンスプリッターでCV信号を分岐していろいろ変調できます。CVアッテネーター、マージ、反転もこれ一台でできるのでモジュレーションの量の細かな調整も可能。
NEUTRONはGATE信号があっても無くても鳴るところも設定が楽です。シンセサイザーはどうしてもGATEが開く時に「パッツン」という吹奏楽器的には違和感のある音(雑音)が出てしまうことが多いのですがGATE不要(GATEが開きっぱなし)で音量だけブレスでVCAをコントロールして鳴らすぶんにはこの雑音が発生しません。なのでGATE無しでも鳴る音源というのもウインドシンセ的には重要ポイントではあります。
Lyricon driverをこれから手に入れたい、という方は相当の思い入れがある方でしょうから音源にも相当のこだわりをもって準備されると思いますので(SEMとかmoogとかモジュラーシンセとか・・)、そもそもコストパフォーマンスなんて眼中に無いと思いますが、driverに対してスムーズにつかえてコスパも良い、MIDIもあるしモジュラーシンセの一部としても使える、音も良い、レジェンドシンセの再現品では無くてオリジナル設計のシンセ、等々、なかなかいろいろ使える楽しい一台と思いますNEUTRON。
NEUTRONのウインドシンセ的設定のツボは別のエントリー
で書いております。driverで鳴らす場合もMIDI以外のところは基本的に同じであります。
♪テスト動画のバッキングで使用した音源はこちら
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