2024出雲駅伝(駒澤大学)
こんにちは。こんばんは。
まず最初に國學院大學のみなさん5年ぶり2回目の優勝おめでとうございます。前回優勝した時も2位が駒澤だったので何かの縁ですかね。
めちゃくちゃ強かったと思います。平林くんまさにマンガの主人公のようでした。
アンカー対決までいったら今大会3強(青山学院、國學院、駒澤)と思われた駒澤が一番有利だと思ってました。篠原選手が負けるのちょっと想像出来なかったです。
今年度の駒澤は、
24年3月に卒業した選手が昨年度の出雲、全日本、箱根で全24区間で走った区間が出雲で2区間、全日本で4区間、箱根で5と全24区間中11で約45%となっていた。エントリーメンバーまで広げると出雲で3、全日本で6、箱根で7と全40中16で40%となっていた。
出雲、全日本、箱根のいずれかを出走した選手が11人中9も擁していたとんでもない学年が抜けて、いずれかを出走した事があるのが4年生では篠原と庭瀬のみになり3年生では伊藤、帰山、佐藤、山川の4人に。2年生ではエントリーメンバー入りした選手は居たが、出走した選手は0と駅伝に出走した事がある選手が上記6人となった今年の駒澤大学。
※庭瀬は9月に部員名簿から消え退部したのだろうから5人に。
黄金世代をやってしまうと、どうしても他の学年の出走経験者が少なくなってしまいますよね。逆に黄金世代が抜けた後は多くのチャンスはやってくるので選手によってはそのチャンスを掴み取ってとんでもない化け方する選手も居たりしますが。
ただ黄金世代の1つ下の学年はめちゃくちゃ大変だと思います。特に今年の駒澤の4年生は1つ上が黄金世代で、1つ下には佐藤圭汰選手を筆頭に22年度三冠に貢献した山川と伊藤と帰山が居たりとほんとに大変な学年だと思います。
そんな訳で今年の駒澤てたくさんの選手にチャンスがあって非常にワクワクするチームだと個人的には思います。
でそろそろ出雲の出でくらい触れようかと思います。
チームエントリーの段階で佐藤選手が外れたということでこれは駒澤厳しいだろうと思われたなかで蓋を開けてみれば堂々の準優勝だったのです。
この準優勝てものすごい価値のある準優勝だったと個人的には思います。
22年度の箱根も佐藤選手が走れず更にはその年鬼のように強かった花尾選手まで走れず箱根優勝して三冠達成したので、佐藤選手が走れずでも結果は出るて事ですかね。
そもそもが今回の出雲で佐藤選手が走れてても優勝した國學院を上回る事を出来たのか?と思います。流石に4区から6区まで3連続区間賞を達成されるとどうにもこうにもなら無かった気がします。
もし佐藤が走れていたら準優勝も無かったのでは?とも思います。
今回國學院が6区間中3区間賞とって優勝したので3年連続で最低3区間獲得した学校が優勝となった。
※ここ2年の駒澤は22年は2,5,6 23年は1,2,6
前置きが長くなりすぎたのでそろそろ選手個々の事に触れていこうかと思う。去年と同様に出雲市記録会の事も書いてあります。
エントリーメンバー
駒澤のエントリーメンバー10人は以下の通りだった。
4年生 篠原、金谷
3年生 伊藤、帰山、山川
2年生 工藤、島子、安原
1年生 桑田、谷中
区間エントリーでは工藤と安原が8人に残れず
1区桑田→2区帰山→3区山川→4区伊藤→5区島子→6区篠原 補員金谷、谷中
となった
区間エントリーに関しては1区桑田にほんの少し驚きましたが、それ以外は特段の驚きは無かったです。山川を3区に起用出来るし4区伊藤が実現したのでエントリーを見た時にこれは3連覇の可能性も出たと思いました。
1区桑田駿介(1)
区間6位 23分55秒
駒澤では1年生で1区の起用は今年6区を走った篠原選手以来となった。
最初の1㎞が3分04秒とゆっくりとしたペースになったが、桑田選手は集団の前の方に位置をとった。そこからは集団の中に入る事もせず6.4㎞くらいまでは集団を引く事は無いが、先頭集団の前には居た。動き出たのは6.4㎞でアイビーリーグキーラン選手がペースを上げた時には付いていき、青山学院鶴川選手、國學院青木選手、帝京山中選手と共にいった。
残り1㎞で少し離れたがまだ前が見えるところを走っていた。
残り600mくらいまでは帝京山中選手と大東文化入濵選手の前に居たが、2区帰山選手に襷を渡す時には逆転をされたがトップ青山学院とは15秒差で中継所にきた。
今年の難しかった出雲1区でトップと15秒差で渡す事が出来た事で最後の最後までの優勝争いへとつながっただろう。
藤田監督が桑田選手に絶対の自信を持って配置されその通りに走りきってしまう桑田も凄いと思います。もうこれは将来のエースになる選手なんでしょうね。
歴代では直近で田澤選手も凄かったですけど、桑田選手もそれに匹敵するくらい凄い事をやってのけたと思います。
もしかしたら今の桑田選手て1年時の鈴木芽吹選手よりも強い可能性もあるのでは?と思いました。
桑田選手が途中で何回かキョロキョロ顔を動かす仕草をしていたのは青山学院鶴川を意識していたのかそれとも集団から飛び出す事を考えていたのか。
ラストに課題出たみたいだが、それはいずれついてくるはずなので経験していけばラストの課題も修正されてくるだろうと思う。
ここまでの桑田選手の飛躍てほんとに凄いと思います。
2区帰山侑大(3)
区間4位 16分24秒
桑田選手から6位で襷をもらい前を追いかけるのかなと思ったら、テレビに映った時(4.7㎞)には順位が下がって7位となってたが、それは創価吉田選手がめちゃくちゃ爆走していただけだった。
帰山選手が後半(ラスト1.5で)に上げるために余裕を持たせていた走りをしておりラストきっちり上げて区間4位チームの順位は変わらず6位で3区山川選手に襷を渡した。ただ青山学院とは+7國學院とは+4
帰山選手が國學院と青山学院が視界に入る位置で渡せた事により山川選手次第ではいよいよ優勝がチラついてくるかてところになった。
帰山選手のこの走りは山川選手の快走を引き出す走りになったのでは?
序盤に追いつこうと思えば國學院までは追いつけたのではないか?と思うが暑さを考えると無理は出来なかったか?またそれをする事によってマイナス面の方は大きかったのだろう。結果的には帰山選手ラスト1.5くらいから急激にペース上がってたような気がしましたし。
帰山選手て箱根での経験も活かしてクレバーな走りをしたと思います。
3区山川拓馬(3)
区間2位 23分52秒
約1㎞で國學院辻原選手と青山学院黒田選手と集団になって2㎞でアイビーリーグタイラー選手と大東文化エバヴァンス選手と5人の集団となった。
4.5㎞で創価山口選手を捕まえた。5.5㎞で創価山口選手が離れて、3強が並び立つ事になった。5.6㎞くらい?でちょっとだけ山川選手が前にでた。
6.5㎞あたりで辻原選手が離れて黒田選手と山川選手の先頭争いになった。
藤田監督のプラン通りに。
ラスト1㎞からお互いの意地の張り合いに。残り500mでどっちも口が開いて残り200mで黒田選手の絞り出しスパートには付けなかったが、4秒差で4区伊藤選手に襷を渡した。
個人では2年連続で日本人トップに。区間賞を獲得した城西大キムタイ選手とは10秒差。それ以外にも駒澤歴代2位の記録となり19年田澤選手を越えた。
24年箱根での失敗を繋げてきたと思います。おそらくは箱根前の山川選手なら前に選手がいても直ぐには追い付こうとせず、徐々に追いつく事を選択したと思うので。今回は追いついて更には藤田監督が意図した青山学院黒田選手に勝負を挑んで最後詰めの甘さが出てしまいましたが個人の順位では勝つ事をとやってのけたましたね。
5㎞過ぎたあたりで我慢出来なくなってきたように見えたが、我慢出来たのも今季の山川選手の成長なんだろうと思いました。7月に出場した関東学生網走夏季記録挑戦競技会では先頭引き終盤に伸びきれず何とも言いにくい結果になったと思うので。ここで我慢してればもう少し記録は出ていた可能性もあると思います。
益々田澤選手化してきたと思うのは私だけなのだろうか?
何よりも山川選手て去年今年と3区走ってまだ日本人選手には個人の区間順位負けてないんですよね。
4区伊藤蒼唯(3)
区間3位 17分49秒
山川選手から前をいく青山学院と4秒差で襷をもらい3㎞を通過する時に1秒詰めて差を3秒差に。3.5㎞あたりで宇田川選手が後ろを振り向く。4㎞あたりで宇田川選手の後ろについた。そのまま400m~500mくらい宇田川選手の後ろに付いた後4.5㎞あたりで宇田川選手の前に出て5㎞くらいで初めて駒澤が単独トップになった。その後はスパートをするも宇田川選手以上に後ろから國學院野中選手の姿が大きくなってくるも初めて駒澤がトップで中継所へ入り5区島子選手へ襷を渡した。
伊藤選手が早々に宇田川選手との差を詰めて追いついていたら宇田川選手のペースになってこの4区で単独トップになる事は無かっただろうと思う。
宇田川選手からしてみれば伊藤選手が中々追いついてきてくれなくて何で来ないの?て思っただろうし、伊藤選手からしてみれば早々と追いついてしまうと宇田川選手の最後のスパートで離される事も頭にあったのだろう。
実際2人がどう考えてたのは不明だが。
後は伊藤選手からしてみれば地元でコースを熟知しておりゆっくり追いついたほうが最終的に差が出来ると考えたのだろう。ただ後ろから國學院野中選手に迫られたのは想定外だったかもしれない。
この伊藤4区が今回駒澤が準優勝出来た要因だと私は思う。これに関して後で後述しておく。
山川選手が3区番人と化してるように、伊藤選手が4区番人となるのか
気が早いが来年の区間位置での私の楽しみである。
伊藤選手の5㎞までのラップ
1㎞2分53→2㎞2分55→3㎞2分52→4㎞2分56→5㎞3分01
5区島子公佑(2)
区間2位 18分25秒
1㎞過ぎたあたりで青山学院若林選手が島子選手の前に出た。離される事無く付いていくが少し1秒?2秒?離されたが、3.3㎞で再び若林選手の後ろについた。それよりも後ろから國學院上原選手が迫ってきており2人との差3秒くらいとなった。4㎞くらいで國學院上原選が追いついてきて前に出たのに付いていく。残り800mくらいから上原選手が島子選手を離そうとしてくるが懸命についていき。残り500mの登りで上原選手が差をひらいてくるが1秒2秒でとどめるも残り200mで2秒広げられ4秒差で今季の絶対的柱篠原キャプテンに襷を渡した。
駒澤の同期で初の出走となった島子選手。めちゃくちゃ緊張してて大変だったみたいだが、緊張とは何?ていうくらい素晴らしい走りだったと思います。
実は個人の区間順位では今回の駒澤で出走した選手で1番良かったという事になる。
島子選手がこの走りが出来たのは4区伊藤選手と6区篠原選手にサンドイッチされていた事も好走の要因だと思うし、6区に篠原選手が構えてるという心の余裕も要因だと思う。
島子選手がこれだけ走れたのは本人にとって自信が付くだろうし、チームとして考えれば2年生世代から走れた事はプラスになると思います。また同期にも刺激になるだろう。
それにしても島子選手の7月に出場した関東学生網走夏季記録挑戦競技会からの流れが良いと思います。
との事だったので見事に期待に応えた走りだったと思います
6区篠原倖太朗(4)
区間3位 29分39秒
4秒差を1㎞で詰めて國學院平林選手の後ろ付かず併走してレースを進めていく。4.5㎞くらいで平林選手が揺さぶりをかけてきて表情が苦しそうになり、4.8㎞くらいで2秒3秒離れてしまった。登りで少し差をひらけられて下りで一気に差をひろげられてしまった。7.8㎞くらいで20秒以上の差をつけられてしまった。その後も差をひらかれて40秒差の2位でゴールした。
篠原選手に秒差で渡せた時には駒澤が優勝すると思いましたけど、結果が出るまで分かりませんね。9月末のヨギボーアスレチックスチャレンジカップで13分15秒70で走ったダメージがあったと思うが、それを篠原選手は負けた理由とは言わないだろう。悔しさを経験した後の篠原選手て恐ろしく強くなる気がします。篠原選手の負けん気の強さは駒澤の選手で歴代でも屈指だと思う。
篠原選手が平林選手の後ろに付かず併走を選択した事については藤田監督が言ってる。
これに関して言葉が適切かどうかはわからないが、駒澤の歴代エースが経験してきた事だと思う。今まで篠原選手はどちらかと言えば前半区間で試合を作る事のほうが多かったのが今年の出雲では試合を決めてしまうところになってプレッシャーもかかっていたのだろう。一昨年去年までは田澤選手、鈴木選手が重しになって試合を締めていた。
後はこれまで平林選手選手が青山学院近藤選手だったり田澤選手だったりと各校のエースと同じ区間で走って経験してた経験値の面もあるかもしれない。
ですけど、篠原選手はここまでチームをよくもってきたと思います。
篠原選手がアンカーに居るからこそ1~5区の選手に走りを引き出したと思います。篠原選手なら何とかしてくれるていう安心感はチームにあったでしょうし。
持ちタイムで見る区間順位
1区 桑田駿介(1)
5000mで6位10000mで11位で実際の区間順位は6位だったので持ちタイム通りの結果となったと思う。
2区 帰山侑大(3)
5000mで4位10000mで7位で実際の順位が4位で桑田選手と同様持ちタイム通りの結果となっただろう。
3区 山川拓馬(3)
5000mで10位10000mで9位で実際の順位が2位となった。タイムだけ見ると山川選手は実力以上の物が出た結果なのかもしれないが、山川選手はたしか1年生の全日本4区でも5000m通過が持ちタイム以上の速さで走って当時監督だった大八木現総監督を焦らせているのでロードではトラックのタイム以上で走れるのだろう。
4区 伊藤蒼唯(3)
5000mで4位で実際の順位は3位とほぼ実力通りの結果となっただろう。
5区 島子公佑(2)
5000mで5位で実際は2位で走ってるのでタイムだけ見ると実力以上の物が出たと考えられるが、9月末の日体大記録会で出し切る事はせずレースをしたみたいなので実際は5000mもタイムがもっと早いのかもしれないが。
6区 篠原倖太朗(4)
この区間を走った選手の中では堂々5000mも10000mも持ちタイムだった。実際の順位は3位となった。
持ちタイム面まとめ
6選手とも持ちタイム通りないし持ちタイム以上の力が出たと考えてよいのではないだろうかと思います。
順位変動
個人の区間順位
順位変動と個人の順位からみる駒澤の選手
順位変動では6→6→2→1→2→2
個人の区間順位では6→4→2→3→2→3
で推移しており、3区山川選手4区伊藤選手で先頭を取るという藤田監督の狙い通りにレースになったのだろうと思う。また島子選手と上原選手がこの区間1位と2位だったのがそのまま6区の結果にも繋がっただろう。
6区篠原選手に関しては後ろから青山学院太田選手が追いかけてくる怖さと優勝がかかっていたプレッシャーがあったのだろう。だからこそ序盤から平林選手と併走を選択して太田選手から逃げるだけ逃げたかったのだろう。5㎞以降篠原選手のペースが上がり切らず最終的に太田選手と区間3位となった。
以下はサンスポの記事の一部なのだが太田選手の事が書いてある。
全体的な印象
1区を任された桑田選手はほぼ完璧なレースをしたと思うが、本人もインタビューで言ってるがラストが課題なのだろう。桑田選手がマークしていたのは青山学院だったのだろうから途中何度か鶴川選手の位置を何回か把握するためにキョロキョロしたのだろう。
2区帰山選手はクレバーな走りをしたという印象です。ただ國學院山本選手までいきたかったような。
3区山川選手は藤田監督が意図した青山学院黒田選手と勝負して勝ったのは良かったのだが、チームの順位ではトップまで行けなかったのは本人的には納得いってないだろう。また先頭集団で我慢してレースを進めれたのは山川選手の成長の跡だろう。
4区伊藤選手は先頭に出て今まで走った駅伝では全部トップでの襷を渡しは継続となった。この4区伊藤選手が先頭にでた事によって5区島子選手にプレッシャーはよりかかる事になっただろ。
この4区伊藤選手で絶対先頭に立つというのは藤田監督の戦略通りだったのでは?実際伊藤選手に地元効果がどれくらいかかっているのだろうか?
5区島子選手は2年生世代で初の駅伝デビューになってしかも優勝がちらつきプレッシャーがかかるし先頭で襷を貰って後ろからは青山学院と國學院が追いかけてくるが、若林選手に追いつかれた時には付いて、上原選手に追いつかれた時には付きと上手く追いつかれた選手に付いてた印象です。島子選手の起用については記事があったのでそこでもう1回触れておこうかと思う。
6区篠原選手は後ろからくる太田選手を意識しすぎたかなて思います。駒澤が箱根で太田選手に3年連続で痛い目にあわされてるので仕方ないて言えば仕方ないのだろう。たらればであるが、篠原選手が平林選手の後ろに付いていたらどうなっていたのだろうか?途中で太田選手が追いついてきて三つ巴が実現したのだろうか?
篠原が居るという安心感があるからこそ6区まで駒澤が優勝争い出来たのだろう。
佐藤圭汰選手が走れないでよくやったという見方もする事が出来るだろし、不在だからこそこの準優勝に繋がったという見方も出来ると私は思います。ですけど、佐藤圭汰選手が走れなくも優勝争いを経験出来た事はもろん佐藤選手の不在をチャンスにしてそれで好走した選手が居るのでチームとてはプラスになった面のほう大きいのではないだろうかと思います。
後は少し気になったのが22年には多くの出走した選手が最後500mくらいからもう最後のひとのびあったのが今回はそれが無かった事です。これに関しては藤田監督も言ってきたのでその記事を貼っておきます。
【出雲駅伝】「優勝争いができたことはチームとして自信にしていい」駒澤大学・藤田敦史監督レース後インタビュー
出雲市陸協記録会 もうひとつの出雲駅伝
1位谷中晴(1)13:49.71 PB
5位金谷紘大(4) 13:57.12
リザルトは以下の通り
谷中晴(1)
駒澤に入学後初めてのレースが出雲市記録会となった。初めてのレースで自己ベスト更新を約11秒更新してきた。
以前の自己ベストは以下
14分00秒33
2023年 6月16日令和5年度 第78回 東北高等学校陸上競技大会兼秩父宮賜杯第76回全国高等学校陸上競技対校選手権大会東北地区予選会
5000mの自己ベストが在学中では7位となった
以下10月14日現在の在学中5000m自己ベスト上位10人
仮に谷中選手が出雲本戦で走っても島子選手と同じくらいでいけたのだろう。谷中選手が今回もトップをとったことによりもうひとつの出雲駅伝は駒澤の3連覇となった。
金谷紘大(4)
今季6本目の5000mでのレースとなった金谷選手。
出雲に行ったという事は調子は良かったのだろう。
本戦には出場出来なかったが記録会13分台でまとめてこれたのは流石だと思います。特に6月の日体大記録会以降は全部13分台で走り切れているのは全日本に向けてのアピールになってるだろう。
最後に
重複している部分もあると思うがもう少しお付き合い下さい。
今回の駒澤は佐藤圭汰選手が出場出来なくなり下馬評は決して高くなく表彰台も厳しいという見方もされていたが結果的に6区まで優勝争いを出来た事はおおいに経験になっただと思います。
帰山選手と山川選手は箱根で失った自信を取り戻せたのではないだろうか?
伊藤選手は今まで出場した駅伝ではトップで襷を渡す事が出来たが、今年からはエースの一角としてやらないといけないという重圧があったのだろう。ただ伊藤選手が4区に起用出来る事での安定感はあったと思います。
島子選手は緊張しか無かったと思うが、出せる力は出して走りきることが出来たと思うが、登りで離されてしまったのは課題となったか?
篠原選手は駒澤の歴代エースが通過してきた試練を経験したかなと思います。
桑田選手はこれからエースになるための道でしょう。
結局藤田監督がやりたかった今回のオーダーが22年の國學院だったのだろうかと思いました。
青木→山本→平林→中西→藤本→伊地知
これが4区伊藤選手の起用に近しい考えではなろうか?
22年の花尾→佐藤→田澤→安原→鈴木の並びで4区山野選手と同じような役割を期待したのでは?とも考えられるが、この時は3区田澤選手が他の大学の選手を抑える役割だったはずなので、今回の3区山川選手は黒田選手と勝負する事を狙っての起用と出てたので4区伊藤選手とその時の4区山野選手では期待された役割は異なるのだろうと思う。
結局繰り返すが伊藤選手が4区に起用出来たていうのが今回の鍵だっただろう。
伊藤選手が4区にいるからこそ佐藤圭汰選手の不在もカバー出来ただろうし、準優勝にも繋がっただろう。
出雲から3週間で今度は駒澤が得意と言われている全日本大学駅伝
全日本大学駅伝は5連覇への2回目の挑戦で5連覇なるのかそれとも國學院大學が出雲駅伝に続いて2冠目をとって三冠に王手をかけるのか、はたまた青山学院の出雲からの逆襲があるのかそれとも出雲で3強と言われていた学校以外から優勝校がでるのか。
総合成績
1区桑田駿介(1) 区間6位 23分55秒
2区帰山侑大(3) 区間4位 16分24秒
3区山川拓馬(3) 区間2位 23分52秒 大学歴代2位
4区伊藤蒼唯(3) 区間3位 17分49秒 大学歴代2位
5区島子公佑(2) 区間2位 18分25秒
6区篠原倖太朗(4) 区間3位 29分39秒
チーム 2位 2時間10分04秒
もうひとつの出雲駅伝
1位谷中晴(1)13:49.71
5位金谷紘大(4) 13:57.12
おわり
最後まで読んで頂いた方々ありがとうございました。
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