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今必要なアーティストの活動-1

Wind Produceの梶直哉です。
Wind Produceの活動の柱でもあるイベントですが、
Wind Produceは力を入れて、
去年よりも活発にイベントを行っています。

西下のバースデーライブも、
みなさまのお支えがあり、
大成功に終わりました。

さて、しかしなかなかうまく進まないのは、
対バンイベントであります。
Wind Produce内でイベントどうする?という話をする時、
迷わずやるということを決めているのですが、
どうやらそういう考えを持っている人は、
周りにはあまりいないようです。
だからこそ、キャスティングで止まります。

理由は人それぞれあると思いますが、
一言でいうと、不安でしょうか。
まず、自分やファンの方、周りの方が、
コロナに感染するかもしれない、
そういう不安もあるでしょう。
世間の目もあるでしょう。
今、無防備に軽い気持ちでイベントをやる人は、
世間や周りから叩かれる可能性は高いし、
実際問題、利益より、リスクが高いです。

まぁほかにもいろいろあると思うのですが、
関わっているアーティストからは、
そういうなんらかの不安を感じます。

先に言っておくと、
僕は関わっているアーティストを、
責める気は全くありません。
それはオファーを断られたアーティストも同じくです。

その上で、
今、ライブをしないアーティストは、
僕は、大事な時間を失っているように思えるのです。

アーティストのみなさん、
特に僕と関わるようなインディーズや個人の
アーティストの世界で、
ライブハウスなどを中心に活動しているみなさん、
僕は、大事な時間を失っているように思えるのです。

というのも、まず言えるのは、
金銭的にどうかは別として、
本業をアーティストにしているのならば、
コロナに対して、
本業がどうやったら活動できるかを、
考えるべきではないでしょうか。

今回から、数回に渡って、
今必要なアーティストの活動と題して、
自分の考えをお伝えしたいと思います。
今回のテーマは配信ライブです。

最近よく、配信アプリでの活動をメインにしている
アーティストの方を見かけます。
自宅等で、配信アプリを使って、
弾き語り等の配信をやっている人は、
僕はあまりいいとは思ってません。
そういう配信は、
ファンをただ繋ぎ止めているだけのように、
思えてしまうのです。

新規のファンをつくったり、
ファンの心をもっと熱くしたり、
そういうのには向いてないと思います。
そういうことがないと、
いつまでも自分の周りの世界だけでしか売れないですよね。

ただ、1つ例外は、
アイドル系、もしくはアイドル的な売り方をしている人。
要は歌とか演奏だけが売り物ではない人、
その人が、雑談系の配信をしていることは、
一定の効果があるように思えます。

というのも、配信アプリはもともと、
コンセプトは別として、
アイドルがビジネスの中心にいるのは、
みなさんご存知の通りです。
showroomも、もともとは、
路上ライブをやっているような、
アーティストのためのアプリ、的な面がありましたが、
実際AKB48グループと組んで、
大成功をおさめてます。
そこはアイドルと日常(雑談)
組み合わせの相性の良さが、
非常に出ています。

showroomより先に世に出ていた、
台湾発配信アプリ17(イチナナ)も、
元々ホストが使っていたのものです。
今は美女系で売っていますが、
やはり中身はshowroomと同じことが言えます。

あと、配信アプリで、
オーディションやランキングバトルをしているのも、
あまり、意味を感じません。
実際、コロナ関係なく、
そういうのはありましたが、
結局そこから出てきた人は、
魅力的な人、センス、才能、実力がある人ではなく、
お金(投げ銭)が稼げる人なんです。
そのオーディションで上の世界に持ち上げられても、
そこで勝っていけないのが多いです。

今、配信ライブをやるなら、
優良なライブハウスやクリエイターの技術を借りて、
しっかりとした作品をつくりあげるべきだと思います。
そこに、本当にお金を払う必要がある、
価値あるものをつくるべきです。

現に映像は、価値がないものではありません。
有名なアーティストの
数千円、ものによっては数万円もする
高価なライブ映像を、喜んで買っているのです。
だからこそ、価値あるものを作れば、
必ず買ってくださる人はいらっしゃいます。

高品質高価値の配信ライブをやりましょう。
今までのライブに、
配信のカメラを導入しただけでは、
どうやらなかなかお金を払っていただけないようです。

そこをどう考えるか、
そこが今後の活動の肝になります。
僕は、1つそれに結論を出して、
あさがやドラム様で、
新しい配信ライブを行います。

よろしくお願いいたします。

長文お読みいただきまして、
まことにありがとうございました。
次回に続きます。

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