映画ジョーカーが教えてくれたこと
先日、映画『ジョーカー2』を観てきました。
『2』の評価は、世のレビューと評論家にまかせたいと思いますが
世間の期待に迎合せず、あえて壊しにいった監督の勇気がすごいと思いました。
・・・
今日、書きたいのは前作の『ジョーカー』です。
低予算だったにも関わらず、世界興行収入10億ドルの大ヒットを記録しました。
世間から虐げられ、すべてを失った主人公が、ヴィラン(悪役)として目醒めていく姿に
共感を覚えた人が予想外に多かったことが、大ヒットという形で浮き彫りになりました。
上映は2019年でした。
当時の自分をふり返っても、思うようにいかないことが次々と起こって、
ある種の理不尽を味わっていた最中だったので
ジョーカーに自分を重ねました。
ジョーカーがそこから悪のカリスマへ暴走していくのが、ファンタジーだと思いますが(笑)
そんなダークサイドの部分が自分にある、ということを認めました。
認めていいんだ、と思いました。
そこを否定したり、蓋をしてなきものにするのではなく、
その哀しみや、悔しさ、怒りが自分の中にあることを認めること、
それは本当に大切だと私は思います。
私の中にいる、小さなジョーカーが言っていること、それを見るのに、
私はどうしたかー。
それについては、また続きで書きたいと思います。
ダークサイドの自分も、大切な一部であり、抱きしめて欲しいと思います。