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クールJAPANをnoteで ★23 ふなっしーの一人勝ち?ゆるキャラブームの功罪

毎度おなじみ、Wind.でございます。

まずは前回のりょうちゃんコラムから。いやぁ、おそ松さん猛プッシュしてますね〜。

おそ松さんの脚本・演出をされているのは松原秀さん。最近では「銀魂」の脚本も手がけていますが、もともとラジオの深夜番組のハガキ職人でした。

まさかこの方がアニメアワード脚本賞を受賞されるまでになるとは!当時そのラジオ番組で松原さんの下ネタ投稿を聴いていた僕も驚きを隠せません!!世の中何が起こるか分かりませんね〜。 

ふなっしーは何処まで行くのか?

ふなっしー狂喜乱舞! 8・23“ご当地キャラ初”の単独武道館 大阪城ホールも(オリコン)

千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーが1日、ご当地キャラ初となる東京・日本武道館単独公演『ふなっしー夏祭り2016 ~梨祭 NASSYI FES.~』を8月23日に開催することが決定した。同月29日には大阪城ホール公演も決まり、自身最大規模のコンサートに挑む。ふなっしーは2013年10月に行われたCDデビュー発表会見で、歌手としての夢を聞かれ、「武道館で歌ってみたいなっしー。あそこで歌えたら最高なっしーな」と発言。その夢が3年足らずで実現することになった。

いわゆる「ご当地ゆるキャラ」として知られるふなっしーが武道館のステージに立つというニュース。「これもエイプリルフールじゃないのか?」と思いましたが・・・ガチでした。

ゆるキャラは全国各地に乱立しているのにふなっしーを脅かす存在が依然として現れないんですよね。くまモンがちょっとブレイクしたくらい。

わが浜松市にも、出世大名家康くんというゆるキャラがいます。浜松城主を務めた後天下統一という「出世」を果たした徳川家康をイメージし、衣装には市名産のミカンやピアノ、ちょんまげには浜名湖産ウナギがあしらわれています。

なぜゆるキャラ全国で次々誕生したかといえば、それぞれの自治体が街おこしに繋がると考えているからです。

ゆるキャラたちは少しでも地域のPRに繋げたいがために、最大のイベントである「ゆるキャラグランプリ」に立候補していますが、そこで上位を狙うことが本当に効果があるのでしょうか?2013年のグランプリ「さのまる」の佐野市の皆さん、 2014年のグランプリ「ぐんまちゃん」の群馬県の皆さん、グランプリになってそれぞれのお住まいの街は変わりましたか?

昨年11月「ゆるキャラグランプリ2015」で家康くんは初優勝を果たしました。ところがそれ以降街が発展を遂げたかといえば、そうでもありません。

「ミッキーに会うためにディズニーランドへ行く」子どもはいるでしょうが「家康くんに会うために浜松に行く」子どもはいませんよ!ゆるキャラで人を呼ぶのであれば、もっと個性が強くないといけないかなぁ。

だから、強烈なキャラクターを発揮しても許される非公認キャラのふなっしーには誰にも勝てないのです。


そろそろ、ゆるキャラに頼らない街おこしが必要ですね。


次回のりょうちゃんコラムも、おそ松さんかなぁ?それとも・・・お楽しみにー!

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