クールJAPANをnoteで69★ 「可愛い女の子たちに挟まれた女の子はどうであれ可愛く見えてしまう説」について

2016年8月25日 23:10

毎度おなじみ、Wind.でございます。

前回のりょうちゃんコラムはオリンピックに関する話題でした。というのも僕のコラムでも緊急特別編として書かせていただいた閉会式の話題を受けての内容でしたね。

ブラジルも地元開催でメダルの数が伸びないなぁ・・・と思っていたんですがサッカーで金メダルを穫ったんだから凄いですよね！これだけでリオで五輪やって良かったんじゃないでしょうか。ブラジルW杯の悲劇を乗り越えて伝説になりましたね。

可愛い女の子たちに挟まれるとどんな女の子でも(以下略)

今回のタイトル、意味が分からないですね。アイドル論をちょっとだけ語りたいと思います。

日本のアイドルといえば、複数人で構成される場合が多いですね。ジャニーズなどは5人組が多いですし、ももいろクローバーZも5人、でんぱ組.incは6人です。

乃木坂46なんていうのはこんな感じで大所帯ですよね〜。

某総合プロデューサーのお言葉をお借りすると、AKB48が登場するまでの日本のエンタメ業界は「最大公約数」を追求していったそうです。子供からお年寄りまで、万人に受け入れられるものを求めてきたといいます。

しかし今日、人々の趣向が多様化してしまうと万人ウケするアイドルが生まれないので「最小公倍数」を狙うことにしたそうです。

言い換えれば、48人に好かれるアイドルを1人生み出すよりも、48人に好かれるアイドルを48人生み出すことを考えたのです。

こうすることで、誰もが1つのアイドルグループを注目してくれることだろう・・・これが大人数のアイドルグループを作る理由の1つであり、AKB48の真実です。

このようなフォーマットが確立されると、摩訶不思議な現象が起きてしまいます。

それはお世辞にも可愛いとはいえないメンバーでも、大人数の可愛い娘たちの中に入ると可愛く見えてしまうのです！

アイドル用語で箱推しという言葉があります。個別のメンバーを応援するのではなくグループ全体を応援する人を指します。なぜ箱推しをするのか？それは「みんなで頑張っている」姿に共感されるからです。

例を挙げて申し訳ありません。特定のグループやメンバーを貶すことをしたいのではありませんが、こういう動画を見ているとよく分かります。

乃木坂46ができた当初、僕は成功しないと思いました。「また大人数のグループ作るのかよー」と。しかし乃木坂46にはこれまでのAKBグループにはないイメージを与えたのです。

それは「清純派」。グループ全体のイメージとすることで、清純派ではない娘でも清純派の中に取り込まれることになったのです。よって、乃木坂46はアイドルの中でも独自のポジションを確立することができたと考えられます。

一般人の僕がいうのも何ですが、芸能界で1人で頑張ろうとしてもなかなか成功しないと思うんですよね〜。みんなで頑張るから世の中に上がってこれるしいろんな人から認知されやすいものだと思います。

裏を返せばグループから独り立ちすれば、その娘が本当に可愛かったかどうかが一瞬にして分かってしまいます。

エグいことを色々書いてしまいましたが、伝えたかったのは別の視点でアイドルのパフォーマンスを眺めてみると違った発見があるということです。

「カワイイは正義」という言葉がありますが、「アイドルは正義」なんでしょうね。

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