だから、もう言えない
恋をしていた
もしかしたらその恋は
「超えてはならない何か」
だったのかもしれない
他の誰かにとっては
僕にとってその恋は
最中にどこかで流れていた
クリスマスキャロルの頃には
という古い曲の様に
どんな2人になるのか
ただ不安だった
今思えば
寄せては返す波のように
お互いを恋心でも
それ以外のなにかでも求め合い
そして遠くへ手放そうとする
そして双方が傷つく
そんな繰り返しだった
あの一言がなければ
1歩近づくことがなければ
なんてほんと陳腐な恋物語
好きだと言ったから
消えてなくなる
だから
忘れて
そんなことあったっけ?
ってしれっと笑って
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