ウィンドガールズ!映画美術・小道具編
なんということでしょう。あっという間に前回の投稿から2ヶ月が経ちました。ウィンドガールズ制作スタッフ・Eです。
月日の経過とは恐ろしいものです。映画は天候に左右されながらも、キャストの皆さん、撮影チームの皆さんのおかげでなんとか進んでおります。本当に感謝しています。この文章を書きながらも、皆さんがいる方向へ、頭を垂れて感謝の念を送っています。前回は美術監督・I氏による素晴らしい映画美術のお話をお届けしましたが、今回は映画美術・小道具編をお送りいたします。
映画美術・オシャレじゃない方担当です
前回の記事では、本作の美術監督であるI氏による素晴らしい映画美術の紹介をさせていただきました。スナックK点のロゴ、看板、カウンター周りの照明など、手付かずのほったて小屋は驚くほどに変化を遂げ、ふらりと立ち寄りたくなるオシャレがな空間となりました!
照明や棚、看板は美術監督・I氏によるもの。カウンターテーブルは本作出演の溝口明日花さんのお父上による造作です(本当ありがとうございます)。
このように、オシャレな空間へと仕上げてくれた美術監督・I氏。私が担当するのは、こうした素敵な空間に添える素敵じゃない小道具を作ることです。
ずらりと並ぶお酒は全て架空のもの。一つひとつ、制作スタッフ・Eが黙々と作っております。お酒のラベルは全てスキージャンプや、出演者に絡めたものばかり。上記の写真はバッケンレコードと書いています。遠目から見ると普通のお酒に見えるので、この辺りはまだI氏の作り上げた空間を邪魔していないであろうと思っています。
和室の壁は架空のポスターコレクション
スナックK点には従業員の休憩室、いわゆるバックヤードが存在します。
古い古民家の負の部分が凝縮されたような、ノスタルジックが過ぎる和室で、小さな机だけが置かれた空間でした。そこにカラーボックスを配置したり、自宅で不要になったMDコンポ(懐かしい)を不法投棄するなどして、余白を埋めていき、さらに寂しいと感じる壁にはポスターを散りばめました。
このように、ポスターを軒並み制作し、美術監督・I氏や大橋監督の目を盗みながら、壁に貼ってはコソコソしています。(スリルーーーーー!)
もはや誰に頼まれているわけでもないこれらの小道具ですが、意外と役に立っているはずだと自負しています(自分の存在意義を確認中)。
最後に、映画の中でもおそらく出ないであろう、けれど謎に手の込んだ逸品をこちらに展開させていただきます(承認欲求)。
このような無意味なようであり、意味がありそうであり、やっぱり意味がないんじゃないかという、まるでこのnoteの存在のような小道具を夜な夜な増やしている制作担当・Eです。改めてよろしくお願いいたします(私だけ名前をイニシャルにしていることに特に意味はありません。どうもこんにちは、悦永と申します)
クラファンの締切間近!!
そんなこんなで、クラウドファンディング。あっという間に締切が近づいてまいりました。現在の達成率は87%!あと少し、あと少し皆さんの応援の力で、私たちは大ジャンプを決めることができます!!!!よろしくお願いいたします!!
以上、みなさん何卒よろしくお願いいたします!
上記写真3つとも、クラファンに飛ぶようになっている挙句、下記にもリンク先を埋め込む執念、我ながら恐ろしや。
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