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焼けに焼けた空

いつも見て頂きありがとうございます。

五老ヶ岳山頂は早朝の撮影が多いのですが、久々に夕暮れを撮りに行きました。
空を見ると雲が多かったのですが、まあ、なんとなく面白そうな写真が撮れそうな予感がしたので、この日2度目の五老ヶ岳ですw


日没の約1時間前に山頂に着きました。
天気も良かったので観光客も沢山いました。
空は雲のほうが多い状態。
これらの雲が焼けることを期待して日没待ちです。

遠くには入道雲。夏の空のよう。

西側の建部山(丹後富士)の上空は薄雲が広がっています。

太陽の付近には雲が少ない(^^)
でも、下の方は雲がかかっているので、まもなく日が隠れそうです。

風景写真は横構図という暗黙の了解のようなものがあります。
風景写真で縦構図は、奥行き感を強調する時か、高さを表現する時などがセオリーのようですが、全て無視の撮り方ですwww
奥行き感は全くなしのシルエットのパンフォーカスの縦構図。
山のシルエットで上下を分断ですw
空の下がノッペリ雲だったので、海はさざ波を残す感じにしてみました。

日が薄雲の中に入ろうとしている時、ハロ(虹色)のカケラが薄いですが両脇に出ました。
太陽の上のほうにも薄雲があれば円になるのですが、カケラ(彩雲)が出ただけでもヨシです。
ハロを撮るために、めったに使わないPLフィルターを使いました。
(風景写真はPLフィルターを使う人が多いと思いますが、PLフィルターを使うとコッテリ系の写真になるので、私は使わない派です。)

ハーフNDフィルターから、センターNDフィルターに交換して、空をスカッとした青にしてみました。
ちょっとした遊びで撮ったのですが、意外と面白くなりました。

ちょっと余分なものを整理して撮り直し。
太陽の上の雲の表情がイイです。
寄港する漁船の通過を待って撮ってみました。

横構図もおさえで撮ってみました。(漁船は通過してしまったけど...)

雲から漏れる光が綺麗だったので、コントラスト強めで撮ってみました。
PLフィルターを利かせているので、空の色が濃い(^^;)A アセアセ

日が沈みました。
観光客は、日が沈むと一斉に居なくなります。

この時期の土日は、五老スカイタワーは20時まで営業してます。
日没から夜景が綺麗に見えるまでの30分間は、誰も居ないことが多いです。
この日も、私一人。
19時になると、五老スカイタワーが青い光でライトアップが始まりました。


待つのも撮影。
風が強い日だったので、風が描く海面の模様を撮影して、しばし時間つぶしです。


やや、赤味が強くなってきました。
薄雲が多い日は、日没後からブルーモーメントの前に赤く焼けることがあります。

そして、それは突然訪れました。
上の写真から2分後の光景です。

みるみる、空が燃え上がるように赤くなっていきます。

五老スカイタワーの従業員さんも出てきて、夕焼けを見てました。
滅多にないぐらい赤く焼けたようです。

空が火事のように赤い

時間が経過するとともに、赤色の範囲が下に下がって、やがて赤黒くなり消えていきます。
そろそろ、ブルーモーメントの時間です。


日没前の光景もキレイでしたが、本当に、真っ赤に焼けた夕焼けでした。
1回の撮影で、2度もオイシイ光景でした。
これだけ赤い夕焼けは、8月から9月ごろに見られることが多いのですが、6月に見られてラッキーでした。
やっぱ、私には写運がある(^^)

最後まで見て頂きありがとうございました。


赤と青の時間の狭間


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